べっ甲特有の天然模様が美しい、普段使いの茨布べっ甲かんざし2020・2種|ユニークな形状のかんざし。
本日はべっ甲特有の天然模様を生かした、茨布(ばらふ)べっ甲の普段使いにお勧めなかんざしをご紹介させていただきます。普段使いのかんざしとなると、玉かんざしを代表とする一本挿しが挙げられますが、もう少しカジュアル感を抑え、きちっと感を出したい場合は、茨布べっ甲を用いた2本足のかんざしをお勧めします。(2020.10.掲載商品)
“洋”の世界では最近、このべっ甲特有のまだら模様の入った茨布べっ甲を用いた(多くは合成樹脂製)ものを、カジュアル、セミフォーマル問わず、様々なファッションアクセサリーとしてよく見かけます。しかしながら、“和”の世界では、茨布べっ甲はあくまで普段使い用のかんざしや帯留などの装身具に基本用いられます。
礼装、準礼装用には、彫刻や蒔絵、石使い(パールや珊瑚、翡翠など)などによる装飾技法により、やや黄色み、オレンジみを帯びた透き通った“白べっ甲”、または黒色の“黒べっ甲”を用います。余談ですが、黒べっ甲を黒漆を塗った木製と勘違いされているお客様が時折いらっしゃいますが、こちらもれっきとした、白べっ甲に次ぐ希少な本べっ甲になります。
「天然模様が美しい、茨布べっ甲南洋パール付き立体花かんざし|TPOに応じ普段から準礼装の装いにお勧め。」2019/08/掲載商品