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べっ甲ターコイズ蜻蛉螺鈿金蒔絵かんざし2023|縁起ものの簪

まだまだ蒸し暑い日々が続いていますが、銀座でも最近トンボを見掛けるようになってきました。毎年店の入り口を開けていると時おり店内に入ってきて、店内をぐるりと見てまわったあと少し休んで、そのまま買い物しないでお帰りになります。陽の長さや周りの草花、生き物たちの姿に目をやると、季節は着実に移り変わっていることを感じます。

さてそんな本日は10年以上前にご紹介しました、ターコイズの青色とキラキラと輝く蜻蛉の羽が美しい、縁起の良いかんざしの新バージョンをご紹介させていただきます。

 

べっ甲ターコイズ蜻蛉螺鈿金蒔絵かんざし2023|縁起ものの簪

べっ甲は言うまでもなく「鶴は千年、亀は万年」と、古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきました。蜻蛉は別名「勝ち虫」と言われ、”勝負に勝つ”ことを”験(げん)担ぎ”として、また前にしか進まないことから「不退転の精神」を表すとして、古来より武具などの装飾品に用いられてきました。

また害虫を取り除く貴重な益虫として、五穀豊穣(ごこくほうじょう)の象徴ともされ、装束や様々な和装品にも縁起物としてよく描かれる生き物のひとつです。

そしてかんざし中央、黒べっ甲の地にコントラストがひと際効いて美しく映る大粒のターコイズ。パワーストーンとしてターコイズ(和名:トルコ石)には、「邪気払い繁栄願いを叶える」などの意味があります。

 

縁起物の蜻蛉(勝ち虫)べっ甲簪|紬、小紋、普段の着物にお勧め」2018/07掲載商品

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象牙月うさぎ一本挿し2022|満月を背に元気よく飛び跳ねる可愛らしいうさぎ|粋で贅沢な普段使いの手彫り象牙かんざし。

「再入荷」(欠品・製作中の場合あり。在庫状況はお問い合わせください。)

本日は久し振りに再製作した、可愛らしい月兎をモチーフにした手彫り象牙製の一本挿しをご紹介させていただきます。調べてみたら実に11年振りの再製作でした。(2022.08.掲載商品)

 

象牙月うさぎ一本挿し2022|満月を背に元気よく飛び跳ねる可愛らしいうさぎ|粋で贅沢な普段使いの手彫り象牙かんざし。

 

丸みを帯びた可愛らしいうさぎ、背景の月を模した平打ち調のかんざしもすべて象牙職人の手彫りになります。兎の目には樹脂を埋め込んでいます。

 

夏のキモノにおすすめ、涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・朝顔2種|単衣、絽、浴衣にもお勧めな希少で贅沢な象牙製金蒔絵一本挿し」2020/06掲載商品

涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・クレマチス(鉄線)|単衣、絽のキモノにお勧めな希少で贅沢なかんざし。」2020/05掲載商品

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夏におすすめ、手彫り本象牙のかんざし2022・3種|夏キモノ、小紋、紬、浴衣など夏の装いにおすすめな本物志向のシンプルなかんざし。

本日は夏の装いにお勧めな本象牙のかんざしを3種ご紹介させていただきます。3種とも以前(2018年)ご紹介させて頂いた透かし彫りを施したバチ型のかんざしと違い、Uピン型のシンプルな形状になります。小紋や紬、浴衣など普段の夏の装いにお気軽にお挿しになれます。

 

実は十年ほど前に1度、似たようなUピン型のシンプルなかんざしを一度ご紹介したことが御座います。シンプルではあっても、こちらも東京在住の象牙職人が、東京都伝統工芸品である、”江戸象牙“伝統的な技術、技法(“型作り”、“彫り”、“磨き”)を用いて製作した大変希少なものになります。

現在、和装の装身具に専門に携わる象牙職人は、日本全国で10人を切ったと言われています。材料も然ることながら、もしかしたら近い将来、こうした日本の伝統的な装身具を生み出すことが出来なくなるかもしれませんね。

 

夏におすすめ、手彫り本象牙のかんざし2022・3種|夏キモノ、小紋、紬、浴衣など夏の装いにおすすめな本物志向のシンプルなかんざし。

 

象牙製品の加工についてもう少し詳しくお知りになりたい方は、下の過去記事をご覧になってみてください。↓

夏キモノにお勧め、涼し気な江戸象牙透かし彫りかんざし2018・1」2018年08月掲載商品

 

夏キモノにおすすめ、希少な本象牙透かし彫りかんざし2018・2」2018/08掲載商品

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べっ甲カービング玉かんざし2021・2種|ラピスラズリ、邪気を払い、パワーとヒーリング力を高め、幸運を招く聖石。涼しげな新色が入荷。

大変希少なラピスラズリの20㎜玉がやっと1つだけ手に入りました!実に5年ぶり?!それもかなりのハイクオリティ。市場に全く無い訳ではないのですが、やっと見つけたとしても、青色が淡かったり、くすんでいたり、黒色やグレーの部分が多く見栄えがしなかったりと..。(2021.04.掲載商品)

しかし、まだ比較的市場に出回っていた昔でも、これだけ美しくビビットな青色の細かな粒子がきれい整ったラピスを目にする機会はそう多くはありません。正に青い地球のよう..。早速かんざしに仕立てて頂きました。

一本だけでご紹介しても決して引けを取らない、ハイクオリティと希少価値の高いかんざしではありますが、4月ということもあり、花を添える意味で、同シリーズ(カービング玉かんざし)の中から、こちらも未だに大変ご好評をいただいているローズクォーツのかんざしと一緒に撮影させていただきましたので、ご一緒にご紹介させていただきます。

 

べっ甲カービング玉かんざし2021・2種|ラピスラズリ、邪気を払い、パワーとヒーリング力を高め、幸運を招く玉かんざし。

 

近年は翡翠にしろ、珊瑚にしろ、白檀にしても、材料自体を入手することがとても難しくなってしまいました。それでも大枚を払えば、何とか手に入れられないこともないのですが、それは結果的に商品価格に跳ね返ってしまいます。

ただでさえ、材料費、加工費ともじわりじわりと高騰している中で、職人の加工費(技術料)は兎も角として、材料調達に桁違いに高額な費用を掛けることは難しいところです。

同じようなことをもう何度も書いているような気がしますが、地道にあちこちのお取引先、職人にお声を掛けながら、良いものを、ある程度手の届く範囲の価格帯で探すしかありませんね。

 

べっ甲カービング玉かんざし2020・5種|邪気を払い、パワーとヒーリング力を高め、幸運を招く玉かんざし。涼しげな新色が入荷。」2020/03掲載商品

べっ甲カービング(curving)玉かんざし2019・3種|パワーストーン、赤瑪瑙、紅水晶、砂金水晶。普段使いのかんざし。」2019/10掲載商品

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べっ甲バルティックアンバー(琥珀)一本挿し2021・2種|聖火に見立てた美しく煌めく琥珀、唯一無二、自然が作り出す神秘的な輝き。

「完売」

明後日はいよいよ聖火リレーのスタートですね。オリンピックに関してはいまだに賛否両論、斯く言う私自身も色々と思うところがありますが、せめてトーチに灯された聖火の炎が、そしてオリンピックにご出場される全アスリート達の競演がCOVID-19やIOCに巣くう魑魅魍魎を祓い浄化してくれることを祈ります。

さて本日は“”曜日、そしてそんな思いを込めて、聖火の炎をイメージした一本挿し2種をご紹介させていただきます。昨年12月と今年1月にご紹介したハイクオリティなバルティックアンバーを用いた一本挿しシリーズの新作、大変美しいかんざしになります。

 

べっ甲バルティックアンバー(琥珀)一本挿し2021・2種

 

基本的に一本挿しなので礼装には向きませんので、小紋や紬など、普段の装いにおすすめなかんざしです。しかしながら、カジュアルなパーティーやあまりかしこまらない機会でしたら訪問着や附下、色無地など準礼装の装いにも宜しいかと思います。

 

もともと縄文時代までさかのぼる歴史を持つかんざしには、一本の細い棒に呪力が宿ると信じられ、それを髪に挿すことで自身の霊力を高め、魔を払うことができると考えられていたと言われていますからね。

長引くコロナ禍“騒動”の影響で、しばらくモノ作りが滞っておりましたが、少しずつ新作が完成してきましたので順次ご紹介させていただきます。

 

べっ甲バルティックアンバー(琥珀)一本挿し2020|唯一無二、自然が作り出す神秘的な輝き。」2020/12掲載商品 【完売】

べっ甲バルティックアンバー(琥珀)一本挿し2020|唯一無二の美しい輝き。」2020/01掲載商品 【完売】

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黒留袖、留袖、訪問着、結婚式、振袖、成人式、七五三にお勧めな髪飾り|お求めやすいプラスチック、真ちゅう製、つまみかんざしも豊富に取り揃えております。

黒留袖、留袖、訪問着、附下、結婚式、披露宴、パーティー、成人式、振袖、七五三、各種式典におすすめな、お求めやすいかんざし、髪飾りも豊富に取り揃えております。どうぞお気軽に店頭でご覧ください。(2020.09.撮影、掲載商品)

 

お求めやすいプラスチック、真ちゅう製、つまみかんざし2020

ネット販売はしておりません。商品構成は日々変動しておりますので、商品画像はイメージとしてご覧ください。

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大変贅沢で美しい、宝石使いの手彫り象牙玉かんざし2020・4種+1種(再)|夏の装いにおすすめ、希少な総象牙製の玉かんざし。

7月もあとわずかとなりましたが、本日は夏の装いにおすすめな手彫り象牙の玉かんざしをご紹介させていただきます。6月に一度ご紹介しました、総象牙製の玉かんざしとほぼ同じ仕様(彫刻は2種)になりますが、玉の部分にそれぞれ本物のエメラルド珊瑚サファイア宝石を散りばめた、大変贅沢な玉かんざしです。(2020.07.掲載商品)

 

大変贅沢で美しい、宝石使いの手彫り象牙玉かんざし2020

 

夏のキモノに涼しげで粋な総象牙製の玉かんざし2020|てまり(手鞠/手毬)手彫り。」2020/06掲載商品

夏のキモノにおすすめ、涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・朝顔2種|単衣、絽、浴衣にもお勧めな希少で贅沢な象牙製金蒔絵一本挿し」2020/06掲載商品

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夏の風物詩、蛍と団扇の涼しげなべっ甲蛍螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020|夏の装いにおすすめ。

「完売」

本日は夏の風物詩、を団扇を模った一本挿しに金蒔絵と螺鈿で描いた粋なかんざしをご紹介させていただきます。最近は昔と違い、都心ではなかなか目にすることの出来なくなった蛍。せめて夏の装いに、蛍の小物を取り入れてみてはいかがでしょうか。(2020.07.11.掲載商品)

 

夏の風物詩、蛍と団扇の涼しげなべっ甲蛍螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020

夏の風物詩、蛍と団扇の涼しげなべっ甲蛍螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020

 

夏キモノにおすすめ、涼しげなべっ甲花火螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020|疫病退散!《コロナに負けるな!経済を回そう!和装も銀座も負けるな!特別企画》第3弾」2020/07掲載商品

涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・クレマチス(鉄線)|単衣、絽のキモノにお勧めな希少で贅沢なかんざし。」2020/05掲載商品

夏のキモノにおすすめ、涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・朝顔2種|単衣、絽、浴衣にもお勧めな希少で贅沢な象牙製金蒔絵一本挿し」2020/06掲載商品

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夏キモノにおすすめ、涼しげなべっ甲花火螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020|疫病退散!《コロナに負けるな!経済を回そう!和装も銀座も負けるな!特別企画》第3弾

「完売」

本日は夏の装いに素敵な団扇型のべっ甲かんざしに、夜空に大輪の華を咲かせた花火を金蒔絵した一本挿しをご紹介させていただきます。「コロナに負けるな!経済を回そう!和装も銀座も頑張れ!特別企画」の第3弾のオリジナルかんざしです。(2020.07.掲載商品)

 

夏キモノにおすすめ、涼しげなべっ甲花火螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020

 

ちょうど一か月前の6月1日、コロナ禍の中、全国で花火大会や祭りの開催中止が相次いで発表される中、新型コロナウイルス感染の収束を願い、「Cheer up! 花火プロジェクト」が各地で一斉に行われました。皆さんも記憶にまだ新しいかと思います。

 

夏キモノにおすすめ、涼しげなべっ甲花火螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020

 

元々花火には“鎮魂”の思いが込められています。東京の隅田川の花火は、江戸時代中期、享保17年(1732年)の飢饉と疫病の流行で亡くなった多くの人々の魂を鎮めるためと、悪病退散を祈り始まったといわれています。

また、新潟県の長岡の花火は、第二次世界大戦時に長岡市の空爆で命を落とした多くの一般市民の鎮魂を目的のために始められました。また最近では、福島県の四倉鎮魂(よつくらちんこん)・復興花火は、言うまでもなく、東日本大震災で犠牲となった人々の鎮魂と、復興を願い始められました。

 

いずれの花火も今年はすべて中止の発表が出されています。

 

花火業者にとっては、まさに夏のかきいれどきに、ほぼすべての仕事がなくなるという、まさに苦難のとき。そんな中、日本煙火協会青年部有志の人たちが、自粛に疲れた人たちに大空の花火を見上げて笑顔になってもらおうと、「Cheer up! 花火プロジェクト」を企画、実行されたのでした。

 

#疫病退散!

#コロナに負けるな!

#経済を回そう!

#和装も頑張れ!

#銀座も負けるな!

#花火業者も負けるな!

#上を向いて歩こう!

 

アマビエの手描き京扇子2020・3種|疫病退散!《コロナに負けるな!経済を回そう!和装も銀座も負けるな!特別企画》第1弾」2020/06掲載商品

ヨゲンノトリの手描き京扇子2020・2種|疫病退散!《コロナに負けるな!経済を回そう!和装も銀座も頑張れ!特別企画》第2弾」2020/06掲載商品

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夏のキモノに涼しげで粋な総象牙製の玉かんざし2020|てまり(手鞠/手毬)手彫り。

「完売」

本日は手彫りの総象牙製の玉かんざしをご紹介させていただきます。夏のキモノ、小紋や紬、上質な浴衣などにお勧めな普段使い用の玉かんざしです。季節もの故、通年取り揃えている訳ではないのですが、長年継続して製作、販売している夏向けの玉かんざしのひとつです。(2020.06.掲載商品)

 

夏のキモノに涼しげで粋な総象牙製の玉かんざし2020

 

夏以外にお挿しになられても宜しいかと思いますが、少し寒々しく映りますでしょうか。また、象牙製のかんざしや和装小物類は、近年材料費、工賃の急騰が止まらず、製作するたびに販売価格が値上がりしています。特上本パナマの草履とこの辺りは似ているかもしれませんね。

 

東京都の伝統工芸品、江戸象牙。日本の大切な伝統工芸品のひとつでもある象牙製のかんざしも、もしかすると近い将来、製作することが出来なくなってしまうのではないかと大変危惧しています。2015年に一度ご紹介しておりますが、久しぶりに製作、入荷いたしましたので改めてご紹介させていただきます。

 

象牙水晶玉かんざし2018|夏キモノにおすすめ、涼し気な玉簪」2018/05掲載商品

 

夏のキモノにおすすめ、涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・朝顔2種|単衣、絽、浴衣にもお勧めな希少で贅沢な象牙製金蒔絵一本挿し」2020/06掲載商品

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