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贅沢な総白べっ甲かんざし2種|準礼装から普段の外出着までお勧め

本日は久し振りに白べっ甲のかんざしをご紹介させていただきます。希少な白べっ甲を足先まで使用して製作した贅沢で美しい総白べっ甲製のかんざしです。準礼装から普段の外出着まで幅広くお挿しになれます。(2024.03.掲載商品)

贅沢な総白べっ甲かんざし2種|準礼装から普段の外出着までお勧め

一般的な白べっ甲製のかんざしの場合、挿した時に髪の中に隠れてしまう足の部分は、希少で高価な白べっ甲は使用せずコストダウンを図るという意図もあり、黒べっ甲で製作した別の足のパーツを水と熱により継いで製作します。

ですから今回ご紹介するような、峰から足先まですべて希少な白べっ甲を使用して製作された総白のべっ甲製かんざしは珍しく、またとても贅沢な逸品でもあります。

総白べっ甲かんざし|べっ甲の中で最も希少で美しいべっ甲かんざし」2023/09掲載商品

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白べっ甲櫛2種|普段の外出着から準礼装の装いまでお勧め

本日は先月ご紹介しました総白べっ甲櫛に続き、今ではほとんど製作されなくなったべっ甲製の櫛をご紹介させていただきます。

ひとつはUピンタイプのかんざしを横に5つ連ねたようなユニークな櫛。もうひとつは峰に螺鈿を散りばめ、櫛の足先まで贅沢に白べっ甲を使用した総白べっ甲製の櫛になります。どちらも普段の外出着からTPOに応じて準礼装の装いまで幅広くお挿しになれます。(2023.10.掲載商品)

 

白べっ甲櫛2種|普段の外出着から準礼装の装いまでお勧め

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総白べっ甲かんざし|べっ甲の中で最も希少で美しいべっ甲かんざし

本日はかんざしの峰から足先まで、すべて上質な白べっ甲で製作した、大変見事なべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。第一礼装から準礼装、普段の外出着まで幅広くお挿しになれる贅沢な総白べっ甲のかんざし。

近年の上質な白べっ甲材料の在庫状況、また価格高騰からしても、残念ながらもうこのクラスの品質、大きさ、厚みのある総白べっ甲かんざしともなると、今後新たに製作することはかなり難しいでしょう。(2023.09.25)

 

総白べっ甲かんざし|べっ甲の中で最も希少で美しいべっ甲かんざし

ご存じのように、べっ甲はタイマイというウミガメの甲羅を使用したもので、その種類は使用する甲羅(部位)の色合いなどにより、大きく3種に分けられます(※1)。黒色の甲羅を使用したものを“黒べっ甲(くろべっこう)”、全体が黄色味からオレンジ色がかった、半透明の透き通った甲羅を使用したものを“白べっ甲(しろべっこう)”と呼びます。

この白べっ甲は甲羅全体の1割程度になるため、べっ甲の中では最も希少性が高く、また価格も高価になります。昔のべっ甲花嫁簪一揃えや、花魁が挿していたのがこの最も贅沢で希少な白べっ甲で誂えたかんざしになります。余談になりますが、よく特上クラスの白べっ甲は、“緑色”に輝くと言われています。

そして黒べっ甲と白べっ甲が交じったものを“茨布べっ甲(ばらふべっこう)”と呼びます。一般の方がべっ甲と聞いて一番に思い浮かぶのが、このべっ甲特有の天然模様のある茨布べっ甲ではないでしょうか。

 

べっ甲は天然素材故、厚みも大きさもそれぞれにまちまちなので、製品を作るにあたり、先ずはそれぞれの種類のべっ甲のみを集め、“”と“”を加えて“圧着”させて任意の製品を作るにあたり十分な大きさと厚みを持たせた生地を製作します。それから任意の製品を模り、必要に応じ、彫刻や金蒔絵などの装飾を施して商品化します。

ですから、一見同じような大きさの製品でも、べっ甲の品質は勿論ですが、その厚みによっても価格が大きく変動します。

(※1)地域により異なる分別、名称も御座います。またさらにそれらの素材を細分化した名称も御座います。

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総白べっ甲櫛|べっ甲本来の優しい温もりを感じる希少で贅沢な櫛。

本日は近年ではほとんど新たに製作されることのなくなった希少な総白べっ甲製の贅沢な櫛をご紹介させていただきます。本サイトでは櫛自体のご紹介も稀ですが、すべて白べっ甲で製作したものは、調べてみたら2014年の8月以来でしたね。本当に希少なものとなってしまいました。(2023.09.掲載商品)

 

総白べっ甲櫛|べっ甲本来の優しい温もりを感じる希少で贅沢な櫛。

材料に白べっ甲を用いたの商品をご紹介するときによくお話しさせて頂くことですが、‟白べっ甲”は、べっ甲の中でもその優しく美しい透過性希少性から比較的高価になってしまう反面、かんざしの場合、装飾(彫刻や形状などの意匠)により、第一礼装の黒留袖、本振袖、準礼装の色留袖、訪問着から小紋、紬など普段の外出着まで幅広いシーンでお挿しいただけます。

本日ご紹介する櫛の場合も、金蒔絵や彫刻などの華やかな装飾は施されておりませんが、準礼装から普段の外出着まで幅広くお挿し頂けます。

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総白べっ甲飛鶴麻の葉彫り帯留2023|留袖、訪問着、慶事にお勧め。希少な総白べっ甲帯留

本日はすべて希少な白べっ甲で製作した、鶴と麻の葉を彫刻した贅沢な礼装用の帯留をご紹介させていただきます。同じ意匠の白べっ甲かんざしを2018年、2019年にご紹介させていただきました。(2023.09.掲載商品)

白べっ甲飛鶴麻の葉彫りかんざしは、不定期となりますが継続して製作、販売しており、今でも人気の御座います礼装用のかんざしのひとつです。最初のお写真の下にリンクを貼っておきますので、ご興味のある方は合わせてご覧ください。(※現在は一型のみの在庫。在庫状況はお問い合わせください。)

 

総白べっ甲飛鶴麻の葉彫り帯留2023|留袖、訪問着、慶事にお勧め。

白べっ甲飛鶴麻の葉彫り簪2019|留袖、訪問着、慶事にお勧め」2019/01掲載商品

白べっ甲鶴麻の葉彫り簪|鶴は千年、亀は万年、吉祥の鶴と亀と麻の葉のおめでたい簪。留袖、結婚式に」2018/01掲載商品 【完売】

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伝統工芸の技が綺麗|べっ甲幾何学模様螺鈿金蒔絵かんざし2023

本日は世界に誇る日本の伝統工芸の技が光る、とても美しいべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。初めてホームページ上でご紹介させて頂いたのは2016年。その後、銀座を舞台にした「黒革の手帖2017」で主人公の原口元子(武井咲さん)が使用されたこともあり、大変贅沢でありながらも現在に至るまで人気があり、完売するごとに少しずつ仕様を変えて追加製作してきたかんざしになります。(2023.07.掲載商品)

 

伝統工芸の技が綺麗|べっ甲幾何学模様螺鈿金蒔絵かんざし2023

今回製作したかんざしは大きさの異なる3種。“中”、“大”、そして今回初めて“特大”サイズを製作してみました。記事の下方に貴重な製作風景を収めた動画と、いままでご紹介してきた記事へのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。

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白べっ甲乱菊彫りかんざし2022・3|礼装・準礼装・慶事におすすめな大振りで美しく贅沢なかんざし|日本唯一のべっ甲彫刻師・喜山作。

今年8月、9月と、べっ甲の中でも特に希少な白べっ甲に、菊や牡丹を彫刻した結婚式や様々な慶事にお勧めな礼装用のべっ甲かんざしを集中的にご紹介して参りました。本日はその中でも希少な白べっ甲を特に贅沢に使用した、やや大振りでべっ甲本来の優しい温もり感じる、見事なかんざしをご紹介させていただきます。(2022.10.掲載商品)

第一礼装の黒留袖本振袖から、準礼装(略式礼装)の色留袖振袖訪問着など。結婚式披露宴、ほか様々な慶事にお勧めです。

 

白べっ甲乱菊彫りかんざし2022・3|礼装・準礼装・慶事におすすめな大振りで美しく贅沢なかんざし|日本唯一のべっ甲彫刻師・喜山作。

今回、彫刻を手掛けてくださったのは、今や日本でたった一人となってしまった鼈甲専門の彫刻士、喜山(藤田誠)さんです。今後どれ程、これだけ上質で大きな白べっ甲の材料の確保が出来るか否か。正直、弊社でもこのクラスになると年に1,2本製作できるかどうかの逸品です。それではどうぞご覧ください。

 

白べっ甲乱菊彫りかんざし2022・1|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、美しく贅沢な白べっ甲の礼装用かんざし。」2022/08掲載商品

 

白べっ甲乱菊二輪彫りかんざし2022・2|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、美しく贅沢な白べっ甲の礼装用かんざし」2022/09掲載商品

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白べっ甲乱菊二輪彫りかんざし2022・2|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、美しく贅沢な白べっ甲の礼装用かんざし

「完売」

本日も引き続き、第一礼装の黒留袖から準礼装の色留袖、訪問着などにお勧めなべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。これからのシーズン、結婚式披露宴、パーティー、様々な式典、慶事などにおすすめです。(2022.09.掲載商品)

 

白べっ甲乱菊二輪彫りかんざし2022・2|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、美しく贅沢な白べっ甲の礼装用かんざし

丸みを帯びた輪ピンタイプのかんざしの峰いっぱいに、二輪の乱菊を生き生きと生命力溢れる構図で彫刻した逸品です。

前回、牡丹を彫刻した時にもお話しさせていただきましたが、峰の縁まで彫刻するタイプはそうでない(彫刻せずかんざしの輪郭を額のように残す)タイプに比べ、その意匠がより華やかに映ります。

 

白べっ甲乱菊彫りかんざし2022・1|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、美しく贅沢な白べっ甲の礼装用かんざし。」2022/08掲載商品

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白べっ甲牡丹彫りかんざし2022・2|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、希少な白べっ甲のかんざし。

「完売」

本日は希少な白べっ甲に豪華な牡丹の花を全面に彫刻した、大変美しい礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。先月ご紹介しました峰の形状が丸い輪ピンタイプで同じ牡丹を模ったかんざしがやや優しい印象に映るのに対して、本日ご紹介するバチ型はさらに牡丹の花が豪華に映えますでしょうか。

いずれも、第一礼装の黒留袖から、準礼装(略式礼装)の色留袖訪問着など。結婚式披露宴、ほか様々な慶事にお勧めです。下にリンクを貼っておきますのでお客様ご自身の目で見比べてみてください。

またちょっと贅沢ですが、装飾に金蒔絵やアコヤパールなどを使用していない彫刻のみの無垢の白べっ甲なので、TPOに応じ、あまり洒落過ぎない普段の外出着にもお挿しいただいても宜しいかと思います。(2022.09.掲載商品)

 

白べっ甲牡丹彫りかんざし2022・2|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧め、希少な白べっ甲のかんざし。

 

白べっ甲牡丹彫りかんざし2022・1|黒留袖、色留袖、訪問着、結婚式など様々な慶事にお勧めな希少な白べっ甲のかんざし。」2022/08掲載商品

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帯留|総白べっ甲菊彫り帯留2022|白べっ甲の優しい温もりの感じられる美しく贅沢な帯留。準礼装の装いにお勧め。

本日は大変希少な白べっ甲のみを使用し、見事な菊の花を彫刻した美しい帯留をご紹介させていただきます。(2022.08.掲載商品)

 

帯留|総白べっ甲菊彫り帯留2022|白べっ甲の優しい温もりの感じられる美しく贅沢な帯留。準礼装の装いにお勧め。

 

帯留めをご紹介するときに度々申し上げていることですが、基本的に帯留は礼装(フォーマル)の装身具ではなく、洒落物(カジュアル)の括りの装身具になります。TPOやその帯留の装飾などにもよりますが、第一礼装の黒留袖にはあまりお勧めはしておりません。

ただし、本日ご紹介するような、希少で贅沢な白べっ甲を用いて、吉祥文様でもよく見られる菊などを模った帯留や、アコヤパールを添えた銀製の帯留などの場合、あまりかしこまり過ぎない式典や機会でしたら、第一礼装の黒留袖や準礼装の色留袖や訪問着などに身に着けても宜しいかと思います。

また、結婚式などに黒留袖をお召しになりご参列されるお母さまやご親族の場合、厳かな結婚式自体では帯留はせず、華やかな披露宴の時に帯締めを変えて上記のような帯留をされることは宜しいかと思います。

 

このあたりは近年の結婚式事情も変化しているように、神前式の厳かなものからレストラン形式のモダンなものまで、また規模もご家族とごく親しいご友人とのアットホームなものから、数百人規模の盛大なものまで様々。さらに地域やそれぞれのご家庭(お家柄)などによっても変ってくるかと思いますので、基本を踏まえた上で色々とアレンジされることは宜しいかと思います。

一番は、主賓の新郎新婦を、ご両親はじめとするご親族、そしてご参列される方すべての方が気持ちよく祝ってあげることが最も大切なことですからね。

 

べっ甲白蝶貝本水晶タブレット帯留2021|乳白色に輝く水晶が美しい、優しい印象の帯留。準礼装から普段のキモノまでお勧め。」2021/10掲載商品

 

べっ甲菊金蒔絵帯留2022|白べっ甲に蒔絵された凛と優しく佇む一輪の菊、周りの黒べっ甲が引き立てます。」2022/02掲載商品

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