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べっ甲幾何学模様螺鈿金蒔絵かんざし|黒革の手帖|華麗な着物に

販売中。在庫はお問い合わせください。

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現在放送中の武井咲さん主演、黒革の手帖2017へは、本編(第1話から最終話迄)は勿論ですが、本放送前の準備段階、各種宣伝販促用から本物のかんざし(一部帯留)のご協賛をしてまいりました。本当は話数毎にまとめて、どのかんざしがどのシーン(話数)で使用されたかご紹介できればいいのですが、帯ドラマということで撮影期間が春先から長期に渡り、実は私自身も一体どのかんざしや帯留が何話のどのシーンで使用されたのか、だんだん訳が分からなくなって来ました^^;

 

画像データの無いものや、既にすべて【完売】してしまったものも御座いますが、折を見てどこかでまとめられたらと思っております。最終話までに間に合うかなぁ…、いや、やっぱり間に合わないだろうなぁ…。と言うことで、本記事内に少し、今までの関連記事(ブログ)のリンクを置いておきます。

 

さて、本日は黒革の手帖2017制作発表会で武井咲さんがお挿しになられていたかんざしの一回り大きなサイズのかんざしが完成致しましたのでご紹介させて頂きます。基本的な装飾技法は昨年ご紹介したものと変わりません。ご興味のある方は、下記の昨年(2016年)ご紹介した時の記事をぜひご覧ください。(2017.08.掲載商品)

 

【追記】「黒革の手帖」第6話でも元子が挿していましたね。側面に施された黒漆をベースにした截金の装飾がとても美しく輝いていました。

 

 

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↓向かって左側の一回り大きなサイズが今回の新作。右側が黒革の手帖で使用された昨年ご紹介したかんざし。

 

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かんざしの側面、峰から足の中央付近にかけて、黒漆をベースに【截金】という手法の装飾が施されています。

 

【截金(截箔)】(きりがね/かね/はく)とは、金、銀、プラチナなど薄く伸ばしたものを、線、丸、ひし形など、様々な形に切り出して、漆などの溶剤で張り付ける装飾技法を言います。古くから仏像や高級美術品に用いられている技法のひとつです。

 

また、こちらのかんざしには贅沢に、純金(24K)、しかも通常用いられるものより厚手の材料(約0.04㎜)を使用しています。べっ甲の表面に【黒漆】を用いて貼り合わせ、研ぎだしながら固定させていきます。これは余程のことがない限り、剥がれ落ちることは御座いません。

 

黒漆】とは、鉄分により黒色に変化する性質を用いて、鉄や鉄を含んだ化合物を混ぜて作ります。古くは、鉄漿(おはぐろ)などにも用いられていたようです。

 

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これは用いる金(24K)の産地、種類、大きさ、形状など、また金と一緒に混ぜる化合物などににより変化をもたらします。

 

蒔絵に、きらきらとした光沢を表現したい場合は、【丸粉金】(金を鑢(やすり)で削った鑢粉を丸い球形に仕上げた金蒔絵の最も基本的な材料)を、たたいて潰した【平目金】という材料を用います。小判のように平らな面が多いので、その分煌めくような光沢が表現できます。

 

逆に、マットな仕上がりにしたい場合は、先ほどの丸粉金を作る元の材料、鑢粉をたたいて薄くした【梨地金】を用います。平目金に比べ、ひとつひとつの形状がギザギザになっているため、光の反射が拡散し、比較的マット(艶消し)な仕上がりになります。

 

次に、中央に見える一見銀色に輝く蒔絵は、【青金】(せいきん/あおきん)を使用します。金に銀を添加したもので、その銀の含有量が全体の20%を超えるものを言います。経年により、表面に現れている銀が若干酸化して、いぶし銀のような少し落ち着いた、趣きのある色合いに変化する場合が御座います。

 

そして色鮮やかな螺鈿も、黒漆を用いることによりより一層コントラストが高まり、きれいに映えていますね。

 

最後に、かんざしの峰の先にある白い斑点のようなものは一体何でしょう?!

 

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答えは、卵の殻、【鶉(うずら)の卵の殻】になります。
こちらも黒漆の上にランダムにカットした鶉の卵の殻を置いて研ぎだしています。面白いですね。

 

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こちらのべっ甲かんざしに、このような素晴らしい蒔絵をい施して頂いた蒔絵師は、加賀蒔絵の名蒔絵師日本伝統工芸士光貴さんの作になります。

 

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・べっ甲幾何学模様螺鈿金蒔絵かんざし【hpkbf170824-1】¥588,000+税 ※

(螺鈿金蒔絵:高田光貴/大きさ:約縦128㎜、横80㎜、厚み4㎜~3㎜)

完売】現在制作中2017.11.追記

再入荷】2018.03.追記【完売】

※【現在制作中】2019.06.追記

【再入荷】2020.03.追記(価格改定¥588,000+税)

 

▼【ブログ】ご紹介ページ

https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20170824.html

 

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どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。

 

▼【白べっ甲かんざし】まとめ(留袖・訪問着・小紋などにおすすめ)

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▼【べっ甲かんざし・蒔絵/螺鈿】まとめ

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▼【黒べっ甲かんざし・真珠使い】まとめ(留袖・訪問着におすすめ

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鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

 

※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

 

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