本日は結婚式、披露宴、おめでたい式典などのご列席されるときにお勧めな縁起物の南天を見事に描いた、礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。緑色の顔料を添加した金蒔絵で、きれいな新緑の葉を、そして南天の花をアコヤパールで、実を深みのある希少な本珊瑚で表現しています。（2020.09.掲載商品）

 

またかんざしの裏側には蒔絵で、古くから災いをついばみ、福を招くと言われる、日本人にとっても最も身近に感じられる鳥の一種、愛らしい雀を描き入れてみました。実際、作物が育つ季節では、その間害虫などをついばんでくれる益鳥でもあります。

鶴や松、菊などの意匠を、重厚な金蒔絵で描かれたかんざしに比べ、比較的若々しい印象の礼装用かんざしになりますでしょうか。

 

 

「べっ甲南天螺鈿金蒔絵かんざし｜結婚式、留袖、訪問着にお勧め」2017/10掲載商品

「べっ甲南天文様螺鈿金蒔絵かんざし２０１４」2014/10掲載商品 【完売】

「結婚式、黒留袖にお勧め、べっ甲老松金蒔絵かんざし２０２０｜結婚式や祝宴など、おめでたいお席におすすめな礼装用かんざし。」2020/09掲載商品

 

 

同じモチーフのかんざしを、峰の形の異なる2種のべっ甲かんざしで制作いたしましたので、本日は上のお写真向かって左側の波型のかんざしをご紹介させていただきます。そして近日、もう一方のバチ型のかんざしをご紹介させていただきます。↓

「結婚式、おめでたい式典などにお勧めな縁起物のべっ甲南天雀金蒔絵かんざし２０２０・②｜きれいな新緑の葉と、愛らしい雀、若々しい印象の礼装用べっ甲かんざし。」2020/09掲載商品

 

 

南天をモチーフにしたかんざしは弊社でも古くから製作、販売しておりますが、南天と言うと、よくお正月を連想される方も多いかと思います。南天の赤い実は冬の季節、１１月から２月に掛けて付けます。しかしながら、南天の花の開花時期は夏、６月から７月に掛けて咲きます。

実際には、花と実が同時に見られるわけでは御座いませんが、赤い実と白い花、紅白でおめでたい。こちらのかんざしはお正月だけではなく、一年を通じてお勧めさせていただいている礼装用のべっ甲かんざしになります。

 

また古来より南天は、「難転」、『難を転ずる』、『災い転じて福となす』などと言い、「南天」の図案は厄除け、縁起物として女性の長襦袢や着物の柄、また、かんざしや帯留などの和装小物の意匠としても用いられています。

 

 

本真珠（アコヤパール）と本珊瑚は、5つずつ、それぞれ芯立てをした上で溶剤にて接着しておりますので、余ほどのことがない限り取れる心配は御座いません。

そしてかんざしの裏には、もう幾つも弊社のかんざしに螺鈿や金蒔絵で素晴らしい息吹を添えてくださっている、もうおなじみの蒔絵師、紫紅さんの銘が入ります。

 

 

「べっ甲珊瑚南天二枚葉一本挿し、三枚葉一本挿し」2014/10掲載商品

 

「べっ甲真珠南天一本挿しかんざし」2014/02掲載商品

 

 

 

「結婚式や祝宴などおめでたい席に、黒留袖、色留袖、訪問着にお勧めな礼装用のべっ甲鴛鴦（オシドリ）螺鈿金蒔絵かんざし２０２０」2020/06掲載商品

 

 

・べっ甲南天雀金蒔絵かんざし【hpkbf200916-1】￥214,500（￥195,000+税）

（蒔絵：泉元紫紅／本真珠×５、本珊瑚×５）

（大きさ：約縦122㎜、横75㎜、厚み６㎜～５㎜、）

※【再入荷】：べっ甲本体、及び蒔絵の配置などが若干異なります。

 

 

 

どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

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