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べっ甲乱菊彫りかんざし2025|留袖、訪問着、結婚式等にお勧め

本日は、第一礼装の黒留袖から準礼装の色留袖訪問着など、また結婚式や様々な慶事にお勧めな礼装用べっ甲かんざしをご紹介させていただきます。(2025.01.掲載商品)

今までも白べっ甲に菊彫りを施した礼装用のかんざしをいくつもご紹介してまいりましたが、この形状のものは初めてでしたでしょうか。

べっ甲乱菊彫りかんざし2025|留袖、訪問着、結婚式等にお勧め

白べっ甲はべっ甲の中でも最も希少で贅沢な素材(部位)です。そのことから、古くから花嫁用のかんざし一揃えや、花柳界の髪飾りにも多く用いられてきました。

価格面に関しましてはその希少性からどうしても高価になりますが、白べっ甲はそこに装飾される彫刻や蒔絵、18Kなどの貴金属などによる装飾(意匠)により、礼装から普段までご使用になれます。

本日ご紹介するかんざしのように金蒔絵やアコヤパール、貴金属の装飾もなく、吉祥文様の一つ菊の彫刻のみになりますので、少し贅沢ではありますが、あまり洒落過ぎない普段の外出着にもお挿し頂いても宜しいかと思います。そうしたことから、白べっ甲のかんざしは比較的幅広い機会にお挿し頂けるかんざしです。

白べっ甲乱菊彫りかんざし2022・3|礼装・準礼装・慶事におすすめな大振りで美しく贅沢なかんざし|日本唯一のべっ甲彫刻師・喜山作。」2022/10掲載商品

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べっ甲牡丹菊螺鈿金蒔絵櫛|日本髪用の絢爛豪華で希少な櫛|良生作

今年初めてご紹介する商品は、日本髪用の重厚感の御座います大振りなべっ甲櫛に、絢爛豪華に輝く牡丹と菊を螺鈿金蒔絵にて描いた大変贅沢な櫛になります。もうこのクラスの櫛を製作することは非常に難しいことでしょう。(2025.01.掲載商品)

べっ甲牡丹菊螺鈿金蒔絵櫛|日本髪用の絢爛豪華で希少な櫛|良生作

こちらは櫛単品になりますが、ほかに2種、同様の櫛と平打ちのセットも御座います。普段は店頭にお出ししておりませんので、ご興味のある方はご来店時に店頭スタッフまでお申し付けください。(ご参考までにこちらに小さなお写真が1点掲載されています→「【贅を尽くした、昔の髪飾り、帯留】その4 簪(かんざし)のルーツ。」(2012/10掲載))

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福徳繁栄干支かんざし2025・巳成金/福巳|全8種(総牛こつ、樹脂)|江戸時代から続く縁起簪

本日は江戸時代から続く新春の縁起物、福徳繁栄「干支かんざし・巳成金/福巳」をご紹介させていただきます。(2024.11.掲載商品)

来年の干支は「」。干支かんざしの命名は昨年もご説明した通り、通常『「」+「干支」』としますので、「」の前に「」と言う字を置いて『福巳』としました。

そして今回はこのほかにもうひとつ、昨今の経済状況を鑑み、来年は市中にお金が巡り廻って景気が良くなり、そして皆さまの身(巳)にも沢山のお金の実(巳)が成り、幸せになりますようにとの願いから、『実(巳)の成る金』、『巳成金』(みなるきん)を製作させて頂きました。
(ご紹介が例年より遅くり申し訳ございませんでした。)

福徳繁栄干支かんざし2025・巳成金/福巳|全8種(総牛こつ、樹脂)|江戸時代から続く縁起簪

巳成金」とは、 弁財天尊の化身「宇賀神」(穀霊神、福徳神、福の神。神名の「宇賀」は、日本神話に登場する宇迦之御魂神(うかのみたま)に由来するものと言われています。)が、巳の姿(人頭蛇身で蜷局(とぐろ)を巻いた形)をしていることから、

巳年のある日に、『金・銀・銭を紙に包んでおけば富む』という故事から“実の成る金”、“巳成金”と言われるようになったようです。

宇賀神 (Wikipedia)

不忍池辯天堂 (公式ホームページ. 寛永寺(かんえいじ))

巳成金大祭 (台東区HP)

 

【大切なお知らせ】

明治時代より、親、子、孫と三代の長きにわたり、干支かんざしを丹精込めて製作して来られた福一さんが、この度諸般の事情により現役を退かれることとなりました。

本来であれば福一さんの流れを汲む方に継承していかれることを氏も望んでおりましたが、急であったことに加え、残念ながら現在では牛こつを扱う工芸士、彫刻士もほぼ絶えてしまっているのが現状です。

弊社でも既存のお取引先様、職先は勿論のこと、伝統工芸にまつわる関係機関、協会と、ありとあらゆる方面へお声掛けをさせて頂きましたが、残念ながら良いご回答を頂戴するに至りませんでした。まさに八方塞がり..

江戸時代から続く縁起物の干支かんざしを後世へと伝承していくことも、ついにこれで仕舞いかと危ぶまれた中、特殊造形、彫刻、彫金などの技術により小道具などを製作、現在映画やテレビコマーシャルなど映像の世界でご活躍の小此木(おこのぎ)謙一郎氏が、その志を受け継いでくださることとなりました。

福一さんより牛こつ材料などを引き継ぎ、短期間ながら直に手解きを受け、見事に製作してくださいました。

今回は従来通り、干支、竹を模した足を含め、すべて牛こつを用いた手彫りの干支かんざし4種。そして手彫り牛こつ製の足に、干支の部分のみ合成樹脂で成形した、言わばハイブリッド式の干支かんざし4種。合計8種の干支かんざしを製作致しました。

なお、今回は総象牙製の干支かんざしは御座いません。例年お楽しみにされていらした方には大変申し訳ございません。

 

【ご注意】

「干支かんざし」は例年、期間・数量限定商品となります。毎年ほぼ年内または年明け早々にはすべて【完売】しておりますので、お求めの際はどうぞお早めにご来店、お問合せください。

 

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雨草履|雨の日対策のひとつとして|+豆知識(爪皮と足袋カバー)

爪皮(つまかわ/つま先の雨除けカバー)がないので、草履を履き替えることなくそのまま室内でも違和感なくお履きになれます。ただし、替えの足袋はお持ちいただくことをお勧めいたします。(2024.10.掲載商品)

一般的な雨草履の場合、足袋が濡れないように草履の前側に透明な固定式の爪皮が付いていて、底は濡れた路面でも滑りにくいように、また雨水が底を通して草履内部に染み込まぬようにと、一枚仕立ての滑り止めのグリップが付いたゴム製になっているものが多いかと思います。

通常はこちらのタイプでよろしいかと思いますが、訪問先(室内)でもそのままお草履をお履きになる場合は、雨除けの爪皮が付いたお雨草履をそのままお履きになるか、またはお荷物になりますが、別途室内用のお草履を持参して履き替えることになりますでしょうか。

雨草履|雨の日対策のひとつとして|+豆知識(爪皮と足袋カバー)

本日ご紹介する爪皮の付いていない雨草履は、訪れた先の室内でも履き替えることなく、簡単に雨のしずくを拭き取り、そのまま室内でもお履きになれるというメリットが御座います。ただし、替えの足袋はお持ち頂いた方が宜しいかと思います。

本来は、雨の日は雨コート蛇の目傘、そして着脱式の爪皮を付けた雨下駄をお履きになるのが本来の姿なのですが、雨下駄はある程度履きなれていないと結構履き辛く、場合によっては転倒して思わぬ怪我をしてしまう恐れもありますので注意が必要です。

以前は弊社で主に扱う踵高め(五分三枚/1.5寸/約6,7cm)の本革製草履をスッポリ覆う深型の透明草履カバーを販売していたのですが、とうとう廃盤になってしまいました。

すべて完売しておりますがご参考までに。↓

雨下駄|日和(ひより)|時雨(しぐれ)|雨の日のお出かけは雨下駄で。」2011/05投稿(アメブロ外部サイトへ)

お草履のは・な・お・・・」2010/02投稿(アメブロ、外部サイトへ)
※14年、13年前に私が書いた記事ですので、掲載しております日和、時雨、爪皮、草履カバーはいずれもすべて完売しております。

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結婚式、留袖にお勧め、草履バッグセット2024|西陣服部織物謹製|正絹更紗華文道長柄帯

本日は第一礼装の黒留袖から準礼装の訪問着など、結婚式披露宴、各種慶事にお勧めな草履バッグセットのご紹介です。京都西陣服部織物謹製の更紗華文道長柄の帯地を使用して製作したオリジナル商品です。(2024.10.掲載商品)

一般的に礼装用の草履バッグセットでは装いの関係からか金色系が多い中、本日ご紹介する銀色(プラチナ色)系も清楚で気品があり、また格調高い西陣服部織物謹製の更紗華文道長柄の帯地を使用していることから、とても良い出来に仕上がったのではないでしょうか。

結婚式、留袖にお勧め、草履バッグセット2024|西陣服部織物謹製|正絹更紗華文道長柄帯

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黒留袖、結婚式にお勧め簪2024・4種|黒べっ甲18Kパール付

本日は第一礼装の黒留袖から準礼装の華やかな装い、結婚式をはじめ、各種式典、パーティーなどにおすすめな礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。

今回ご紹介するかんざしは、峰の形状がオーソドックスなバチ型2種、丸みを帯びた輪ピンタイプ1種、そして2つのかんざしを重ね合わせたような少しデザイン性を加えた1種の合計4種になります。(2024.10.掲載商品)

黒留袖、結婚式にお勧め簪2024・4種|黒べっ甲18Kパール付

お子さま、ご親族の結婚式などに黒留袖をお召しになりご参列されるお母さま、ご親族にお勧めな最もオーソドックスなタイプのかんざしになります。また華やかな準礼装、各種式典、パーティーなどにもお勧めです。

黒留袖、結婚式などにお勧め|黒べっ甲パール付き簪2024・2種」2024/02掲載商品

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利休バッグ2024・3種|気品に満ちた紫色と銀色の唐草華紋正絹帯地使用。八寸/九寸。

本日は気品に満ちた色合いの紫色と落ち着いた銀色の唐草華紋の正絹帯地をもとに製作致しましたオリジナル利休バッグをご紹介させていただきます。

一本の帯地からお仕立てをしたものですが、総柄の八寸と九寸。そしてマチと持ち手に無地の生地(裏地)をあしらった八寸の計3種類になります。(2024.09.掲載商品)

利休バッグ2024・3種|気品に満ちた紫色と銀色の唐草華文正絹帯地使用。八寸/九寸。

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べっ甲琥珀一本挿し|ゆらゆら揺れる秋らしい色合いの雫型琥珀付き

本日は昨日に引き続き、赤と黄色系の秋らしい色合いのしずく型琥珀ルースを用いた、普段使いのべっ甲一本挿しをご紹介させていただきます。お挿しになると先端の琥珀がゆらゆらと煌めきながら美しく揺れます。

赤い琥珀は赤く染めた染め琥珀。ところどころ、影のように黒っぽく映るのはグリッター(気泡などの内包物)です。もう一方は半分を茶褐色に染めたグラデーション。同じくグリッターが光の当たり加減により美しい輝きを発します。(2024.09.掲載商品)

 

べっ甲琥珀一本挿し|ゆらゆら揺れる秋らしい色合いの雫型琥珀付き

べっ甲琥珀一本挿し|ゆらゆら揺れる秋らしい色合いの雫型琥珀付き

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べっ甲琥珀玉かんざし2種|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

本日は秋らしい色合いの琥珀玉を用いた、普段使いのべっ甲玉かんざしをご紹介させていただきます。最近は耳かきから足先まで、全体にウエーブを効かせた“カービング玉かんざし”や、“カービング一本挿し”をご紹介してきました。

本日ご紹介する玉かんざしは、耳かきも足もストレートな古典的な玉かんざしになります。まだしばらく残暑が続きそうですが、少しずつ秋を彷彿させるお品物をご紹介させて頂きます。(2024.09.掲載商品)

べっ甲琥珀玉かんざし|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

べっ甲琥珀玉かんざし|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

ハロウィン仕様のべっ甲かんざし2018|ジャックオーランタン」2018/10掲載商品

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扇子|品の良い手描き婦人用扇子2024・3種|クレマチス、萩、撫子

本日は地色の異なる地紙に、手描きでクレマチス、萩、撫子の花々を品よく描き入れた婦人用扇子をご紹介させていただきます。裏面にもそれぞれのお花がワンポイントで描かれています。(2024.08.掲載商品)

 

扇子|品の良い手描き婦人用扇子2024・3種|萩、撫子、クレマチス

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