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象牙屋形船柳に蛙金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノに粋な一本挿し

本日は昨日ご紹介しました金魚の一本挿しに引き続き、6年振り、7年振りに追加製作致しました象牙製の団扇型一本挿しをご紹介させていただきます。本日は写真右側の柳のすだれ越しに浮かぶ屋形船と、裏面には柳につかまる可愛らしい一匹の蛙、柳に蛙が描かれた、粋で風情豊かな象牙製団扇型一本挿しをご紹介させていただきます。(2024.07.掲載商品)

象牙屋形船柳に蛙金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノに粋な一本挿し

象牙屋形船柳に蛙金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノに粋な一本挿し

以前ご紹介させて頂いた後、ほどなく完売してしまいましたが、追加製作の機会を逸して、こんなに月日が経ってしまいました。大きな仕様変更は御座いませんが、手作り、手描き故、多少団扇の形状などが異なりますので、改めて撮影してご紹介させていただきます。

今後、あと何本製作できるかなぁ..?

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象牙金魚金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノにお勧め贅沢な一本挿し

本日は先日ご紹介しましたべっ甲製の団扇型一本挿しに引き続き、6年振り、7年振りに追加製作致しました象牙製の団扇型一本挿しをご紹介させていただきます。夏キモノにおすすめ、夏の風物詩、涼しげに泳ぐ金魚と、表面に屋形船、そして裏面に柳に蛙を描いた粋で贅沢な象牙製団扇型一本挿しをご紹介させていただきます。両方とも裏面にも金蒔絵が施されております。(2024.07.掲載商品)

いずれもご紹介後ほどなく完売してしまったのですが、追加製作の機会を逸して、こんなに月日が経ってしまいました。大きな仕様変更は御座いませんが、手作り、手描き故、多少団扇の形状などが異なりますので、改めて撮影してご紹介させていただきます。

本日は先ずは写真左側の夏の風物詩、金魚の一本挿しをご紹介させていただきます。追って、屋形船のかんざしをご紹介させていただきます。

今後、あと何本製作することができるでしょうか..?

 

象牙金魚金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノにお勧め贅沢な一本挿し

裏面↓

象牙金魚金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノにお勧め贅沢な一本挿し

象牙屋形船柳に蛙金蒔絵団扇型簪2024|夏キモノに粋な一本挿し」2024/07掲載商品

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夏の装いにお勧め、粋なべっ甲雪輪螺鈿金蒔絵団扇かんざし2024

本日は夏の装いにおすすめな、雪輪花火を金蒔絵と螺鈿で描いた団扇型のべっ甲一本挿しのご紹介です。いずれも両面に素敵な蒔絵を施しております。(2022.07.掲載商品)

花火を描いたかんざしは2020年にご紹介しておりますが、雪輪を描いたものは、実に4年ぶりの新作になります。

夏の装いにお勧め、粋なべっ甲雪輪螺鈿金蒔絵団扇かんざし2024

夏キモノにおすすめ、涼しげなべっ甲花火螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020」 2020/07掲載商品 【完売】

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蒼翠色に美しく輝く螺鈿かんざし2024②|木製オーロラ煌めく簪

幻想的なオーロラのように揺らめき、美しく蒼翠色に煌めく美しいかんざし。本日は過日ご紹介しました、大変希少な青貝(夜光貝)をかんざしの全面にふんだんに散りばめたかんざしの第二弾のご紹介です。(2024.05.掲載商品)

螺鈿は光の当たる角度やご覧になる角度により蒼、翠、紫と色合いを変化させながら、涼やかで美しい蒼翠色の光を発します。

蒼翠色に美しく輝く螺鈿かんざし2024②|木製オーロラ煌めく簪

蒼翠色に美しく輝く螺鈿かんざし2024①|木製流水のきらめき簪」2024/05掲載商品

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蒼翠色に美しく輝く螺鈿かんざし2024①|木製流水のきらめき簪

本日は大変希少な青貝(夜光貝)をかんざしの全面にふんだんに散りばめた、美しく、そして幻想的なかんざしをご紹介させていただきます。螺鈿は光の当たる角度やご覧になる角度により蒼、翠、紫と色合いを変化させながら、涼やかで美しい蒼翠色の輝きを発します。(2024.05.掲載商品)

 

蒼翠色に美しく輝く螺鈿かんざし2024①|木製流水のきらめき簪

七色に輝く縁起物の鱗文様が素敵な、べっ甲螺鈿かんざし2021|希少な姫鮑を贅沢に使用|普段のキモノから準礼装の装いまでお勧め。」2021/08掲載商品

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黒べっ甲夜桜螺鈿金蒔絵かんざし2024|春の夜を彩る幻想的な桜

本日は春の夜空を優しく、そして幻想的に彩る、日本の美しい風物詩夜桜をモチーフにしたバチ型のべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。桜の花びらを模った、ピンク、紫、青色に変化しながら輝く螺鈿が、夜空を見立てた黒べっ甲の上で美しく輝きます。(2024.04.掲載商品)

今回は2019年にご紹介した峰の形状が半月状の夜桜かんざし(写真右)と、未掲載のデザイン違いバチ型のかんざし(写真左)2種をご一緒にご紹介させていただきます。

黒べっ甲夜桜螺鈿金蒔絵かんざし2024|春の夜を彩る幻想的な桜続きを読む

おかげさまで銀座かなめ屋は創業90周年を迎えることができました

創業90周年を迎えて

銀座かなめ屋は本日、令和6年(2024年)4月1日、創業九十周年を迎えることが出来ました。世の中が目まぐるしく変化する中で今日まで営業を続けてこれたのも、これもひとえに、今まで弊社をご利用くださった数え切れないお客様、そして小売業には無くてはならない仕入先のお取引先さま、さらにいつもご無理を聞いてくださり、見事な商品を生み出してくださる多くの腕利きの職人(技術者)の皆さまが、弊社を支えてくださったからにほかなりません。

心より感謝、そして御礼申し上げます。

銀座かなめ屋は創業90周年

振り返れば10年前、2014年4月、創業80周年を記念し10種の記念のかんざしを製作いたしました。 特に私の祖父、初代店主が勾玉をモチーフにしデザインした、今でも使用している弊社包装紙の図案を元に制作した、現ホームページのトップ画像でも使用しているべっ甲かんざしのひとつは、後にテレビドラマ、武井咲さん主演、「黒革の手帖2017」の番宣ポスターにも使用されるなど、大きな反響を戴きました。

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そして2019年4月の創業85年の折り、長年使い続けた店舗の内装を全面改装し、明るく、多岐にわたる和装小物類がより見やすくなりました。その1年後、改装1周年記念のイベントを予定していましたが、あの“騒動”により開催出来ず、その後は推して知るように、創業以来、少なくとも私が社業を継承してから最大のピンチが訪れました。

銀座かなめ屋は創業90周年 銀座かなめ屋は創業90周年

2008年のリーマンショック、その景気後退のショックから何とか立ち直り始めた矢先に起こった、2011年の東日本大震災。再び銀座もゴーストタウンが如く街中からネオン灯が消え、ご贔屓くださっていた銀座のお客様、そして日本中から広くご利用くださっていたお客さまのお足もしばらく遠のきました。

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しかし次第に震災復興への機運が日本中から高まると共に、銀座もいつしか活気を取り戻すことができ、弊社も何とか危機を乗り越えることが出来ました。

 

しかし、あの2020年から3年もの長きに渡り続いたあの“騒動”は、いままでの危機とはまったく比べ物になりませんでした。そして一番の困難は、いつまで続くかまったくわからない、まさに先が見通せない暗闇の中を手持ちの兵糧も少ない中、先に進まなければならなかったことです。

リーマンショック、そして震災をも乗り越えてきた、地元の日ごろご贔屓くださっていたお客様もまたひとり、また一件と中にはお店ごと銀座を後にし、いまだに戻ってきません。

あまりに長過ぎました。

そして、モノ作りで大切なことは“継続性”です。特に職人の場合は常に手を動かしていないと手先が鈍ってしまいダメだとよく聞きます。この3年間は弊社も売り上げが低迷する中、自ずと仕入れやオーダーは必要最低限まで絞り込まざる終えませんでした。

そうした3年の間に、メーカーや問屋も取り扱い品目の縮小や廃版をすすめ、さらに支店の閉鎖など同じく生き残りを懸けていました。さらに元々高齢者の多かった腕利きの職人たちがひとり、またひとりと現場を去って行き、弊社のような既製品ではなく、手作りのオリジナル商品を多く扱う専門店としてはまさに大きな危機でした。

これは決して弊社のような和装小物関連に限ったことではありませんが、それでも一度灯の消えたモノ作りの技術は、再開がとても困難になります。そしてそれは今でも続いています。

銀座かなめ屋は創業90周年 銀座かなめ屋は創業90周年

本来であれば、90周年の記念に新作をいくつか製作するべく頭を巡らせておりましたが、10年前とは様相がまったく異なり、現在試行錯誤しております。

またそれとは別に、現在本ウェブサイトのリニューアルを合わせて進めております。お客様のお声を考慮しながら、より見やすく改善させて頂けるかと思います。しばしお待ちください。

そしてこの困難を何としても乗り越え、日本のかけがえのない大切な伝統工芸、和装文化を後世へと伝えていきたいと改めて強く思う、創業90年目の節目の今日です。

引き続き、どうぞご愛顧のほどお願い申し上げます。

令和六年(2024年)四月一日

銀座かなめ屋・三代目

銀座かなめ屋は創業90周年

 

白べっ甲牡丹飾り簪2019|日本の古き良き伝統技の復刻、振袖、色打掛におすすめなかんざし。」2019/02掲載商品(喜山作)

銀座かなめ屋は、創業80周年を迎えました。 これからも斧琴菊(よきことをきき)ながら日々精進。」2014/04/01投稿

80周年記念かんざし・10種まとめ(外部サイトアメブロへ)

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工費などにより価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

▼銀座かなめ屋の各ウェブサービスも合わせてご覧ください。

 

銀座かなめ屋・三代目のブログ
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/

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銀座かなめ屋・三代目のツイッター
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べっ甲平打ちかんざし|古典的な簪、家紋や想い人の家紋を装飾に

本日は様々な種類(形状)のかんざしがある中で、櫛や笄(こうがい)に次いで比較的古典的な種類(形状)の“平打ち”かんざしをご紹介させていただきます。(2024.03.掲載商品)

平打ちかんざしとは、通常櫛と一緒に頭の後方に結った髪に挿す、古典的なかんざしのひとつなのですが、一本足(または二本足)に上部の装飾に丸や菱形、扇形など様々な形を平たく模った飾りを付けたかんざしを指します。そのため平打ちという名前が付いたと言われています。

べっ甲平打ちかんざし|古典的な簪、家紋や想い人の家紋を装飾に

江戸時代、かんざし上部の飾りに、武家の女性なら自家の家紋を模ったり、また江戸後期の芸者の間では自家の家紋ではなく、貞節を誓う想い人の家紋を入れるのが流行したとも言われています。

随分昔(現ホームページを立ち上げるより以前)に古典的な銀かんざしとして何度かご紹介したことがありましたが、需要と供給の関係もあり今では弊社から製作を依頼する加工先も職人もほぼ無くなってしまいました。

現在弊社で最も種類多くご紹介している二本足のかんざし、所謂“バチ型”のかんざしは、現代の洋髪用かんざしになります。

 

【贅を尽くした、昔の髪飾り、帯留】その7 銀かんざし、伊右衛門、宮沢りえさん、宮崎あおいさん」2013/3/24掲載商品(※弊社外部サイトアメブロへ)
※お品物は完売しておりますのでご参考までにご覧ください。

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贅沢な総白べっ甲かんざし2種|準礼装から普段の外出着までお勧め

本日は久し振りに白べっ甲のかんざしをご紹介させていただきます。希少な白べっ甲を足先まで使用して製作した贅沢で美しい総白べっ甲製のかんざしです。準礼装から普段の外出着まで幅広くお挿しになれます。(2024.03.掲載商品)

贅沢な総白べっ甲かんざし2種|準礼装から普段の外出着までお勧め

一般的な白べっ甲製のかんざしの場合、挿した時に髪の中に隠れてしまう足の部分は、希少で高価な白べっ甲は使用せずコストダウンを図るという意図もあり、黒べっ甲で製作した別の足のパーツを水と熱により継いで製作します。

ですから今回ご紹介するような、峰から足先まですべて希少な白べっ甲を使用して製作された総白のべっ甲製かんざしは珍しく、またとても贅沢な逸品でもあります。

総白べっ甲かんざし|べっ甲の中で最も希少で美しいべっ甲かんざし」2023/09掲載商品

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黒留袖、結婚式などにお勧め|黒べっ甲パール付き簪2024・2種

本日は先月ご紹介させて頂いた礼装用の黒べっ甲アコヤパール付きかんざしの新作が入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。お子さま、ご親族の結婚式などに黒留袖をお召しになりご参列されるお母さま、ご親族にお勧めな最もオーソドックスなタイプのかんざしになります。(2024.01.掲載商品)

また今回ご紹介するかんざしの形状は、通常のバチ型とは異なり、少しデザインを加えたモダンな印象になりますので、結婚式、第一礼装の黒留袖以外にも、華やかなパーティー式典訪問着など準礼装の装いにもお勧めです。

黒留袖、結婚式などにお勧め|黒べっ甲パール付き簪2024・2種

黒留袖、結婚式などにお勧め|黒べっ甲パール付き簪2024・3種」2024/01掲載商品

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