本日は可憐な鈴蘭の花をモチーフにしました、可愛らしいべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。実はこのかんざし、最初にご紹介したのは2011年、弊社の別サイトでしたが、完売後も一部仕様変更をしながら不定期にて追加製作してご紹介して参りました。(2026.03.掲載商品)

今回は例の騒動を挟んで、実に7年ぶりのご紹介になります。最近はこうしたデザイン性の高い、難易度の高いかんざしを製作してくださる腕利きのべっ甲職人さんも減り、次回は果たしてどうなることやら。お目に留まりましたらどうぞお早めにご来店、お問い合わせください。

以前、下記リンク先でも少し触れました、“かんざしの挿しかた(向き)”について、何度かご説明してきましたが、ここで改めてお話しさせて頂きます。
櫛や笄、平打ちなど、元々日本髪に挿していた古典的なかんざしは別として、所謂、現代の洋髪にお挿しになる二本足のバチ型や玉かんざし、一本挿しなどは、頭の右斜め後ろ、やや上方から足を斜め下向きに挿すのが基本です。
今回ご紹介するデザイン物のかんざしも基本的に同様です。頭の右斜め後ろ、やや上方から足を斜め下向きに挿した時の姿を想像してみてください。髪の上で鈴蘭の花が可愛らしく下向きに咲いているように映ります。もし、逆に頭の左斜め後ろに挿してしまうと、本来下向きに咲く花が上を向いてしまいますね。
こうしたかんざしの形状に意匠を凝らしたデザイン物に限らず、一般のバチ型かんざしでも、金蒔絵や彫刻などによりそこに描かれている、一枚の絵のように描かれた上下(天地)のある絵羽柄の多くは、正しくお挿しになられたときに、その意匠が正しく、最も美しく見映えするように描かれて(彫られて)いる筈です。ただし、上下(天地)の区別のない連続模様の小紋柄はその限りではありません。
「鈴蘭(スズラン)のべっ甲かんざし2019|ユニークで可愛らしい、準礼装から普段の装いにお勧め」2019/02掲載商品 【完売】
「べっ甲鈴蘭かんざし2013」2013/08掲載商品【完売】

マザーオブパールとは、その名の通り「真珠の母」。パールを育む、白蝶貝や黒蝶貝、茶蝶貝、アワビなど、真珠層を持つ貝殻を加工したものになります。パールのような優しく美しい輝きが特徴で、天然素材ゆえ、ひとつひとつ、また部分的に色合いや風合いなどが異なります。

「アール・ヌーヴォーを彷彿させる美しいかんざし|べっ甲シルバー琥珀装飾付き一本挿し」2019/06掲載商品

・べっ甲鈴蘭かんざし【hpkbf260305-1】¥198,000(¥180,000+税)
(大きさ約縦142㎜、横68㎜、厚み7㎜~5㎜/マザーオブパール10個付き)
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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