白べっ甲麻の葉透かし彫りかんざし|結婚披露宴、準礼装の装いにお勧め|簪の峰の形?
「完売」
黒革の手帖、視聴率も初回からずっと二桁キープして頑張っていますね。つい先日もかなめ屋のすぐ脇の路地、出世街道で撮影していたようですが、かなめ屋の外看板でも映ってないかなぁ?!(笑)まさにドラマの舞台のど真ん中で商売をしていると、TV画面から映し出されるロケーションもとても身近に感じ、また違った意味で楽しみなが毎週観ています。
後半戦はどのような展開になるのでしょうか?!かなめ屋のパール付きのべっ甲のかんざしや、あのきらっと光ったかんざしは以前ご紹介したホワイトゴールドのかんざしですかねぇ?!最終話まで武井咲さん演じる元子が、どのようなシーンでかなめ屋のどのかんざしや帯留を身に着けているか目が離せません。
さて、一昨日黒べっ甲の総透かし彫りかんざしをご紹介致しましたが、本日は白べっ甲の総透かし彫りのかんざしをご紹介させて頂きます。今年の4月にご紹介させて頂き、すぐに【完売】してしまったかんざしのデザイン違いになります。(2017.08.掲載商品)
▼「べっ甲麻の葉透かし彫りかんざし|結婚式、礼装、準礼装のお着物にお勧め|邪気を払う麻の葉文様」ブログ2017年04月07日号【完売】
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20170407.html
ずいぶん昔にお話ししたことがあったかと思いますが、かんざしの峰の形にも由来、意味があります。
最近は和服の髪型もバラエティーに富み、かんざしの挿す位置、向き、角度も様々になってしまいました。前挿しや櫛、笄(こうがい)などは別として、本来かんざしは、頭の右斜め後ろ、やや上方から足を斜め下向きにして、かんざしの峰の表面が外側を向くように挿します。
かんざしの作り、形状も、そうしてお挿しになられたときに、一番かんざしがきれいに髪に映るようデザインされています。かんざしを正面から見ると向かって左側が盛り上がっているのはそのためです。4月にご紹介したデザイン違いのかんざしも、少しわかり難いかもしれませんが、若干向かって左側が高く作られています。
この形状もバチ型になったものや、やや波を打ったような形状のものなど様々です。中には左右の形が全く同じな線対称のかんざし(特に輪ピンなどに多いですね)もあります。この場合は髪型に合わせて左右どちらからお挿しになられても違和感はないかと思います。
また、かんざしに蒔絵や彫りでも小紋柄ではなく、いわゆる絵羽柄の意匠が描かれたものは、必然的に頭の右後方、斜め下にお挿しになられて時に、その意匠が一番きれいに見えるように描かれて(彫られて)いる筈です。まぁ、最近はそうでないものもプラスチック製のかんざしを中心に結構見掛けるようになりましたが…。
以上、少々長くなりましたが、かんざしの挿し方についての豆知識でした。
これも何度となくお話ししていることですが、べっ甲かんざしの厚みについて。
かんざしを側面からご覧になるとよくお分かり頂けると思いますが、べっ甲の厚みも大変贅沢に肉厚に製作しています。べっ甲製品の場合、一見同じような大きさ(板面)でも、厚みが厚くなればなるほど上質なべっ甲素材を使用するため、比例して価格も上がります。簡単に申し上げれば、厚みが倍になれば、価格も倍(以上)になります。
・白べっ甲麻の葉文様透かし彫りかんざし 【hpkbf170817-1】¥290,000+税 【完売】
(大きさ:約縦127㎜、横79㎜、厚み4~3㎜)
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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