天然模様が美しい、茨布べっ甲南洋パール付き立体花かんざし|TPOに応じ普段から準礼装の装いにお勧め。
「完売」
本日は茨布べっ甲(べっ甲特有の斑(まだら)模様(布/ふ)の入ったべっ甲)で制作した大きなお花が目を引く、素敵なかんざしをご紹介させて頂きます。
花の中央には存在感のある大きな南洋パールを添え、全体の印象を引き締め、落ちついた大人可愛い印象に仕上げています。
べっ甲で立体的な花を模った装身具は、昔からよく洋装のべっ甲製ブローチなどに見られます。特にべっ甲の天然の模様である斑模様の入った茨布べっ甲を用いたものは、厳密に申し上げますと同じ柄は2つとして御座いませんので、そうした意味ではひとつひとつが唯一無二の1点ものになります。
今までも度々お話ししていることですが、茨布べっ甲はかんざしや帯留などにおいては、主に普段使いの製品に用いられるべっ甲素材です。本日ご紹介するかんざしも、基本的には贅沢な普段使いのかんざし(洒落もの)になります。
しかしながら、その形状や装飾(意匠)などによっては、準礼装(セミフォーマル)の装い(機会)にもご使用頂いても宜しいかと思います。本日ご紹介するかんざしの形状も二本足で、中央に添えた南洋真珠が効いておりますので、正式な、またはあまりかしこまったお席や機会(TPO)でなければ、準礼装のかんざしとしてお挿し頂いても宜しいかと思います。
「鈴蘭(スズラン)のべっ甲かんざし2019|ユニークで可愛らしい、準礼装から普段の装いにお勧め」2019年02月掲載商品
「天然模様が美しい茨布べっ甲かんざし|TPOに応じ準礼装から普段のお着物までお勧め+べっ甲豆知識」2018年01月掲載商品【完売】
余談ですが、茨布べっ甲はそこに占める白べっ甲の割合や色合い、品質などに応じて、「特上茨布」、「上茨布」、「並茨布」などの種類に分かれます。べっ甲の中でも特に希少性が高く、高価な白べっ甲の割合が多ければ多いほど、べっ甲の「格」も上がります。本日ご紹介する茨布べっ甲も白べっ甲の割合の多い、「上茨布」を使用して製作されております。
実際にご来店下されば、ご予算を含め、お客様のお話しを色々と伺いながら、常時店頭に御座います数百種類のかんざしの中からお勧めなかんざしをお選び致します。
それではどうぞご覧ください。
・茨布べっ甲南洋真珠立体花かんざし【hpkbc190422-1】¥88,000+税 【完売】
(大きさ:約縦135㎜、横66㎜、高さ20㎜、南洋真珠直径:約12㎜)
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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