白べっ甲菊文様彫りかんざし|留袖、訪問着、結婚式、披露宴、各種式典、礼装から準礼装のキモノにお勧め。
「完売」
本日は結婚式、披露宴、各種パーティーや式典などのおめでたい機会に、黒留袖や色留袖、また訪問着や色無地など、第一礼装から準礼装のキモノにおすすめな、菊の彫刻をあしらった白べっ甲のかんざしをご紹介させて頂きます。
今までにも数多くの菊の花をモチーフにした礼装(準礼装)用のかんざしをご紹介させて頂きました。黒べっ甲に蒔絵で菊を描いたもの、また本日ご紹介するような彫刻で菊を表現したものまで様々です。
「礼装、準礼装の装いに|白鼈甲菊彫刻飾付き簪|光る鼈甲職人の技」2019.03.掲載商品
「結婚式、留袖、入卒式、準礼装のキモノにお勧め白べっ甲菊彫り簪」2019.01.掲載商品
「べっ甲菊螺鈿金蒔絵かんざし|結婚式、留袖、振袖、訪問着に。」2015.08.掲載商品
菊は皇室の紋にも用いられているように、松竹梅、鶴亀、鳳凰などと共に、日本では古典的な吉祥文様のひとつとして、多くのキモノや和装小物に見ることが出来ます。絵羽柄として第一礼装の黒留袖や本振袖、準礼装の色留袖や訪問着。
また小紋柄として附下や小紋などの外出着や街着、浴衣の柄などにもよく見かけます。こうしたことから、菊は古くから日本人にとっても身近に親しまれている花の一つといってもいいでしょう。(2019.08.掲載商品)
白べっ甲に見事に彫刻された菊。輪郭に陰影(高低差)を作り、意匠の部分を高く盛り上がったように見せる高肉彫りの技法。べっ甲生地の厚みも大変贅沢に仕上げられ、所々くり抜かれた透かし彫りの技法を合わせることにより、より立体的で表情豊かな菊が表現されています。
かんざしのデザイン自体は、2013年にご紹介しました、こちらのかんざしとほぼ同じになりますでしょうか。ただし、その時にご紹介したかんざしは、一回り以上大きなものになります。↓↓↓
「白べっ甲菊文様彫りかんざし」2013.11.掲載商品
かんざしの峰から足の先まで、やや深めに反られたかんざしの形状。この曲線が、かんざしを髪にお挿しになられたときに頭の形にフィットして、しっくりときれいに髪の中に納まります。
余談になりますが、菊は元々中国が原産で、食用、薬用としても栽培されていたと言われています。日本へはその昔、奈良時代から平安時代にかけて伝わったとされ、最初は一部上流階級の観賞用として愛でられていたと言われています。
江戸時代に入り庶民の間にも広く流通するようになり、品種改良を経て様々な種類の菊(和菊)が誕生しました。その後も菊は欧米にも広がり様々な種類(洋菊)が誕生し、菊の種類は今では、5千とも、6千品種以上あるとも言われています。
・白べっ甲菊透かし彫りかんざし【hpkbf190815-1】¥288,000+税
(彫刻:藤田喜山/大きさ:縦約126㎜、横72㎜、厚み5~4㎜)
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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