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礼装、準礼装の装いに|白鼈甲菊彫刻飾付き簪|光る鼈甲職人の技

「完売」

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本日は白べっ甲で制作した立体的な菊の花をバチ型のかんざしに添えた、素晴らしいべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。礼装、準礼装のキモノ、機会にお勧めです。(2019.03.掲載商品)

【再入荷】2019.12.(再入荷分【完売】2019.12.追記)

 

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先月中旬、今や日本でたった一人となってしまったべっ甲専門の彫刻師、喜山氏の手により、現代ではほぼ失われつつある日本の素晴らしい伝統工芸(技術)のひとつ、べっ甲の立体造形技法を駆使(復刻)し、見事な牡丹の花を白べっ甲で製作、U字型の白べっ甲のかんざしに添えた、やや大振りで大変見事なべっ甲かんざしをご紹介させて頂きました。

白べっ甲牡丹飾りかんざし|日本の古き良き伝統の技の復刻、振袖、色打掛、花嫁、準礼装用の特別な簪。」2019年02月掲載商品

今回のかんざしは前回の牡丹のかんざしに比べ、大きさは一回り小振りとなりますが(牡丹が特大でしたので、こちらがほぼ通常の大きさ)、それでも菊の花の装飾は、花びら一枚一枚を丁寧に彫刻、そして熱により美しい曲線を一枚一枚形作り、大変繊細で緻密な造形に仕上がっております。

 

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菊の花は日本人にとっても大変馴染み深い花のひとつです。古来より、不老不死延命長寿無病息災邪気払いなどの意味があるとされていることから、吉祥文様にも多く用いられています。また余談ですが、重陽の節句に頂く菊の花びらを浸した菊酒、お刺身などに添えられる食用菊などもありますね。

見事に咲き誇った菊の花。百花の王と呼ばれている華麗な牡丹の花とはまた違った、厳かで繊細な印象のかんざしです。それでは引き続き、どうぞ最後までご覧ください。

 

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下に続くお写真が一番お分かりになりますでしょうか。土台となるバチ型のかんざしに、べっ甲で一本芯立てをしてあります。そこに別々に製作した菊の葉、花びら、萼などのパーツを重ね貫通させ接着固定してあります。

ちなみに、菊の花びらは、下層から大輪、中輪、小輪と、三重構造になっています。そうした手間を掛けることにより、ご覧のような立体的で大変見事な菊の花を咲かせることが出来ています。

江戸時代から大切に伝承されてきた、こうした日本の素晴らしい伝統工芸の技術が今にも失われようとしています

 

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・白べっ甲菊彫刻飾り付きかんざし【hpkbf190319-1¥289,000+税再入荷2019.12.

※再入荷分【完売】2019.12.

(本体大きさ:縦約132(128)㎜、横80(76)㎜、厚み5㎜~4㎜)※括弧内は前回のサイズ

(菊装飾大きさ:縦約35(36)㎜、横34㎜、高さ20㎜)※括弧内は前回のサイズ

 

 

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・白べっ甲牡丹飾りかんざし【hpkbf190213-1】¥880,000+税

(本体大きさ:縦約185㎜、横75㎜、高さ46㎜、厚み5㎜~1㎜/装飾含む全長)

(装飾大きさ:縦約85㎜、横75㎜、高さ41㎜、厚み3㎜~1㎜)

(喜山(藤田誠)作)

https://www.kanameya.co.jp/item/2019/02/post-305.html

 

銀座かなめ屋は、創業80周年を迎えました。 これからも斧琴菊(よきことをきき)ながら日々精進。」2014年04月掲載商品【参考品】(アメブロへ⇒)

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https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20140401.html (アメブロへ⇒)

【べっ甲豆知識】その③(東京の伝統工芸品)」2009年12月掲載商品【参考品】(アメブロへ⇒)

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https://ameblo.jp/ginza-kanameya/entry-10406492779.html (アメブロへ⇒)

どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。

 

▼【白べっ甲かんざし】まとめ(留袖・訪問着・小紋などにおすすめ)アメブロへ⇒

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https://ameblo.jp/ginza-kanameya/theme-10098608072.html

▼【べっ甲かんざし・真珠/珊瑚/翡翠/琥珀使い】まとめ(訪問着・附下・小紋などにおすすめ)アメブロへ⇒

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https://ameblo.jp/ginza-kanameya/theme-10098608067.html

▼【黒べっ甲かんざし・真珠使い】まとめ(留袖・訪問着におすすめ)アメブロへ⇒

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https://ameblo.jp/ginza-kanameya/theme-10085862283.html

鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

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