白べっ甲更紗勾玉彫りかんざし2020|留袖、訪問着から普段の装いまでお勧め。銀座かなめ屋創業80周年記念、黒革の手帖2017使用簪。
本日は弊社のWEBサイトのTOPページや、かんざしのカテゴリーアイコン、さらにお知らせ投稿のイメージ画像などにも採用している特別なかんざしをご紹介させていただきます。
礼装、準礼装用のかんざしとして、結婚式やパーティー、留袖や振袖、訪問着などにお勧めな白べっ甲のかんざしです。また装飾は彫刻のみ、金蒔絵など煌びやかな装飾は施してございませんので、少々贅沢では御座いますが普段の外出着にもお勧めです。(2020.08.掲載商品)
2014年3月から2015年2月に掛けて、弊社の創業80周年を記念して製作した10種の記念かんざしの内のひとつ。その後2017年に武井咲さん主演の黒革の手帖2017で、番組の公式ホームページやポスターなどに使用されたこともあり、お問い合わせが急増し、追加分を含めすべて完売しておりました。
その後も何度かお問い合わせをいただいていたのですが、大振りでしかも特上クラスの白べっ甲素材がなかなか手に入らず、3年の月日が経ってしまいました。しかしながらこの度やっと材料の手配が付き製作することが出来ました。
5年前に製作した時に使用した特上クラスには少しだけ敵いませんが、それでも近年では入手困難な大変高品質な白べっ甲です。また長さも1センチほど短くなり、少しだけ価格を抑えることが出来ました。
彫刻師は喜山さんからハズキルーペのTVコマーシャルで使用したかんざしを彫刻してくださった谷口さんに代わり、ほんの少し彫刻の雰囲気が変わりましたでしょうか。とはいっても、テーブルに2つ並べて見比べでもしない限り分からないとは思います。
「銀座かなめ屋創業80周年かんざし|黒革の手帖ポスター使用簪」2017/09掲載商品 【完売】
「特上白べっ甲更紗勾玉彫りかんざし|銀座かなめ屋創業80周年記念礼装用簪」2015/01掲載商品 【完売】
「準礼装にお勧めな白べっ甲簪|ハズキルーペ×武井咲≒黒革の手帖」2018/09掲載商品
彫刻のデザインは、かなめ屋の創業者、私の祖父がデザインした創業当時より今日に至るまで使用している、銀座かなめ屋のオリジナル包装紙や小袋に用いられている図案が元になっています。
勾玉(まがたま)を模したかんざしの形に、ハート形の花びらを4枚付けた四つ葉のクローバーのようなお花が一輪、きれいに咲いています。
かなめ屋の包装紙のモチーフとなっているのは、初代創業者の祖父が「古代更紗(こだいさらさ)」が好きだったこと、そして古代より神宝とされている三種の神器の一つ(八咫鏡(やたのかがみ)草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま))でもあり、古代日本においての装身具のひとつでもある「勾玉(まがたま)」。
それを元に、直筆にてデザインされたもです。現代に至るまで、一部細部はその都度修正されて来ましたが、全体のデザインは今でも当時のままです。
「べっ甲更紗勾玉文様青色金蒔絵かんざし|銀座かなめ屋創業80周年記念礼装簪」2014/07掲載商品
「べっ甲幾何学模様螺鈿金蒔絵かんざし(大)2017|黒革の手帖|華麗な着物におすすめ。」2017/08掲載商品
「べっ甲幾何学模様鈿金蒔絵かんざし(小)2016」2016/09掲載商品
かんざしを正しく、頭の右後ろ側から斜め下方に向けてお挿しになると、かんざしの左側の突き出た場所が上を向き(お花も上向きになります)、お挿しになられた髪にかんざしが美しく映えます。
・白べっ甲更紗勾玉彫りかんざし【hpkbf200805-1】¥646,800(¥588,000+税)
(かんざし本体:約縦138㎜、横76㎜、厚み約4.5㎜~5.0㎜)
(彫刻:谷口)
【銀座かなめ屋80周年記念かんざし全10種まとめ】(外部サイト・アメブロへ)↓
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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