お問い合わせはこちら

結婚式や祝宴などおめでたい席に、黒留袖、色留袖、訪問着にお勧めな礼装用のべっ甲鴛鴦(オシドリ)螺鈿金蒔絵かんざし2020

「完売」

本日は結婚式や祝宴などおめでたい席に、黒留袖色留袖訪問着にお勧めな礼装用のべっ甲かんざしの新作をご紹介させていただきます。夫婦和合の象徴、仲睦まじく寄り添う番いの鴛鴦(オシドリ)を金蒔絵と螺鈿で見事に描いた逸品です。(2020.06.掲載商品)

 

礼装用のべっ甲鴛鴦(オシドリ)螺鈿金蒔絵かんざし2020

 

今春は入卒式や結婚式をはじめとする様々な式典の中止、順延に見舞われました。6月に入りやっと、感染予防策を徹底しながら入学式を行う学校もちらほら出てきた様子。しかしながら多くの人が集う結婚式をはじめとする様々な宴席、式典は、まだもうしばらく先になりそうです。

主催する当事者は勿論のことですが、結婚式場やホテル、関連する様々な企業、そしてそこで働く多くの人々にも、正に生き残りを懸けた大変な苦労が強いられています。

 

先日ご来店くださったお客様は、今春予定されていた結婚式を今秋に順延されたとおっしゃっていましたが、披露宴をなくして結婚式のみにして、ご招待するお客様も最低限に絞り、ほとんどお身内だけで開かれることにされたそうです。

本来であれば折角のハレ舞台、多くの方に祝っていただきたいところです。何といってよいやら、複雑な思いでお聞きしていました。こうしたことが今後、国が、そして都が推奨する俗にいう“新しい生活様式”のひとつのカタチというのであれば、きっとそれは、味も素っ気もない、とてもつまらない世界(未来)になってしまうかもしれないと、危惧せずにいられません。

 

涼しげで色鮮やかな美しい翡翠(カワセミ)のべっ甲蒔絵かんざし」2017/05掲載商品【完売】

 

夫婦鶴のべっ甲かんざし|黒留袖、結婚式におすすめな礼装用簪」2017/05掲載商品

続きを読む

べっ甲クレマチス(鉄線)のべっ甲螺鈿金蒔絵かんざし2020|単衣、絽の訪問着など準礼装のキモノにおすすめ。

「完売」

本日は久しぶりに大変見事な金蒔絵で描かれたクレマチス(鉄線)が美しい、準礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。先週は総象牙製の団扇を模った一本挿しに金蒔絵で美しいクレマチス(鉄線)を描いたかんざしをご紹介させていただきましたね。

 

べっ甲クレマチス(鉄線)のべっ甲螺鈿金蒔絵かんざし2020

 

クレマチス(鉄線)は、蒔絵技法の中でも高蒔絵という、蒔絵が盛り上がるほど金(24K)を惜しみなくふんだんに使用して描く技法で描かれた大変贅沢なものです。余談ですが過日金の価格が史上最高値を更新しており、伝統工芸士の蒔絵師にもその負担が大きくのしかかっています。

 

涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・クレマチス(鉄線)|単衣、絽のキモノにお勧めな希少で贅沢なかんざし。」2020/05掲載商品

 

銀座かなめ屋(実店舗)は粛々と時短営業しておりますが、イーコマース(ネット購入)にも対応しております。もしお目に留まりました商品が御座いましたら、どうぞお気軽に「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

続きを読む

涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・クレマチス(鉄線)|単衣、絽のキモノにお勧めな希少で贅沢なかんざし。

「完売」

気が付けば、ホームページのトップがすべて扇子で埋め尽くされそうなので、本日は団扇のご紹介、もとい、団扇を模った手彫り象牙製一本挿しをご紹介させていただきます。一本挿しの上部に添えられた象牙製の団扇を模った両面に、青色のクレマチスを蒔絵した本物志向の、粋で大変贅沢なかんざしです。単衣、絽のキモノにお勧め。(2020.05.掲載商品)

 

涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・クレマチス(鉄線)

 

本日ご紹介する団扇を模った一本挿しは、古くは江戸時代からある形状のかんざしになります。弊社でも夏を彩るかんざしの一つとして、水晶の玉かんざし同様、かなり昔から製作してきました。

夏のキモノは、お召しになる方はもちろんのこと、周りの方へも清涼感を醸し出すことが大切。同じく身に着けるかんざしや和装小物も、周囲の方へ何気なく涼しげな印象を匂わすことが夏キモノを着こなす上で重要なポイントのひとつです。

 

今年は新作として、他にも上記のお写真(中央、右)でご覧いただけるように、朝顔も2種製作いたしましたので、近日ご紹介させていただきます。また以下に今までご紹介してまいりました同型のかんざしのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はぜひ併せてご覧ください。

(※ご注文にて下記完売商品の新規製作を承ります。お気軽にお問い合わせください。)

夏キモノにお勧め、涼し気な金魚象牙団扇簪2018・2|金魚・水草」2018/06掲載商品 【完売】

 

涼し気な象牙団扇かんざし2018・1|杜若・八つ橋|粋で贅沢な簪」2018/06掲載商品 【完売】

 

夏におすすめ、粋で贅沢な団扇のかんざし2017・2|紫色の朝顔。」2017/07掲載商品 【完売】

 

夏におすすめ、粋で贅沢な団扇の象牙かんざし2017・1|屋形船・柳に蛙」2017/07掲載商品 【完売】

 

銀座かなめ屋(実店舗)は粛々と時短営業しておりますが、イーコマース(ネット購入)にも対応しております。もしお目に留まりました商品が御座いましたら、どうぞお気軽に「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

続きを読む

べっ甲藤螺鈿金蒔絵かんざし2020|子孫繁栄、長寿の象徴、朱地の金蒔絵に青紫色に輝く螺鈿が優美。ユニークな形状のバチ型かんざし。

早いものでもう4月、通勤途中に見る桜並木も、春らしいピンク白色の装いから、徐々に緑色へと変わってきました。この葉桜、新緑の青葉が目に優しく映り、結構私は好きです。そしてこの葉桜の季節を迎えると、次はそろそろ優美な紫色の花を連ねた藤の花の季節を迎えます。(2020.04.掲載商品)

過日、藤の花で有名な亀戸天神にお参りに行ったのですが、今年も境内に植樹されたたくさんの藤たちが、青々とした長い蔦を勢いよく伸ばしていました。何とかその頃には気兼ねなく藤のお花見ができるようになっていればいいのですがね。世界中で猛威を振るうコロナウイルスの1日も早い終息を祈ります。

 

べっ甲藤螺鈿金蒔絵かんざし2020

 

さて、2月に藤の花をモチーフにした美しいかんざしを2種(下記リンク参照)ご紹介させていただきましたが、本日はもう一種、こちらのかんざしをご紹介させていただきます。

べっ甲藤螺鈿金蒔絵かんざし2020・2種|子孫繁栄、長寿の象徴、紫色に輝く螺鈿と朱色の金蒔絵とのコントラストが美しいかんざし。」2020/02掲載商品

 

銀座かなめ屋は、昨日ご案内した通り、今月は11日まで時短営業させていただきます。詳しくは下記のリンク先をご覧ください。↓↓↓

営業時間変更のお知らせ(2020/04/01~04/11)」2020/04/01掲載

続きを読む

べっ甲桜楓文流水螺鈿金蒔絵かんざし2020|春夏秋冬、日本の四季の美を凝縮。訪問着など準礼装の装いにおすすめ。

先週末に靖国神社のソメイヨシノも開花し、昨日今日と気持ちの良い晴天と心地よい暖かさが続くと、心も身体も和みます。そろそろあちらこちらで可愛らしい蕾をたくさん抱えた桜たちも、我慢できずに花を開き始めますでしょうか。(2020.03.掲載商品)

今週末は久しぶりに、カメラ片手に自家用オープンカー(自転車)で近所の緑道公園にお花見にでも出掛けてみましょうか。

 

べっ甲桜楓文流水螺鈿金蒔絵かんざし2020

 

ということで、本日は先週ご紹介した桜楓文のべっ甲かんざしに引き続き、桜をモチーフにしました可愛らしいべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。

 

先白べっ甲桜楓流水螺鈿金蒔絵かんざし2020|桜楓文、かんざしの挿し方、色留袖や訪問着、附下など準礼装の装いにお勧めです。」2020/02掲載商品

続きを読む

べっ甲桜楓文螺鈿金蒔絵かんざし2020|可愛らしく躍動感のある美しい構図。準礼装のキモノにおすすめ。

「完売」

梅ぇ~は~咲いたかぁ、桜~はまだかいなぁ?!確か昨日、東京の靖国神社にあるソメイヨシノの標本木に桜のつぼみがひとつ開花したとニュースで流れていましたが、本日まだ開花宣言が出ていないところを見ると、まだ五輪以上は開花していないようですね。このご時世、日本全国を桜色に染めて、得体の知れないウイルスに疲れた私たちを、ほんのひと時でも和ませてほしいものです。

ということで、本日は風に舞う桜と楓の螺鈿金蒔絵が美しく可愛らしいべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。(2020.03.掲載商品)

 

少々小ぶりなサイズ(長さ11センチ余り)のかんざしですが、桜と楓の桜楓文様を、心地よいそよ風の流れを感じさせる巧みな構図で表現した可愛らしいかんざしです。螺鈿で表現された青色に輝く桜の花びらと、金蒔絵に緑色の顔料を含ませて描かれた桜の新緑がよいスパイスとなり、全体に程よい清涼感を醸し出しています。

 

べっ甲桜楓文螺鈿金蒔絵かんざし2020

 

さて、余談になりますが、冒頭の「梅ぇ~は~咲いたかぁ、桜~はまだかいなぁ?!」(曲名:梅は咲いたか)、お分かりになる方、そうでない方もいらっしゃるかと思いますが、これは季節の花々や貝類を芸者になぞらえて唄われた端唄(はうた/お座敷唄)の冒頭です。確か遥か昔にテレビコマーシャルでも流れていましたね。の後はと続き、..

 

先白べっ甲桜楓流水螺鈿金蒔絵かんざし2020|桜楓文、かんざしの挿し方、色留袖や訪問着、附下など準礼装の装いにお勧めです。」2020/02掲載商品

 

黒べっ甲桜金蒔絵かんざし2019|春の装い、準礼装のキモノに」2019/01掲載商品 【完売】

続きを読む

べっ甲幾何学模様朱地金蒔絵かんざし2020|銅鐸文様、渦巻き文、鋸歯文、ユニークな意匠の簪。

先週末に、三角形を連ねた縁起物の鱗文様の帯地から製作した、総鱗文様の利休バッグをご紹介させていただきましたが、本日は朱地の蒔絵に渦巻き(流水)三角形の模様が描かれたちょっとユニークな趣きのべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。(2020.03.掲載商品)

 

べっ甲幾何学模様朱地金蒔絵かんざし2020|ユニークな意匠の文様。銅鐸文様、渦巻き文、鋸歯文。

 

本日ご紹介するかんざしに描かれた、少し変わった図案(文様)。仕入れた先に聞いても“幾何学模様”としか分からず、かんざしの裏にも蒔絵師の落款がない(作者不明)ので調べようがありません。こんな時は無理せず、ただ単に“幾何学模様のかんざし”とご紹介してもいいのですが..、少し調べてみました。

 

シンプルで軽い利休バッグ2020・八寸/九寸|魔除け厄除けの縁起物の総鱗文様の準礼装にお勧めな和装バッグ。」2020/02掲載商品

続きを読む

べっ甲牡丹菊笹文様螺鈿金蒔絵かんざし|華やかな色留袖、訪問着など準礼装の装いにお勧めな大変贅沢なかんざし|三方良しとモノづくりの大ピンチ。

「完売」

本日は見事な螺鈿金蒔絵の職人技が光る、大変豪華なべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。以前弊社のWEBサイトでも何度かご紹介させていただいたことがありますが、螺鈿金蒔絵の作者は、昔東京の三大名蒔絵師と言われていた方のお一人、広山(故人)氏です。

 

べっ甲牡丹菊笹文様螺鈿金蒔絵かんざし|華やかな色留袖、訪問着など準礼装の装いにお勧め

 

この記事を書くにあたって、昔私が過去に投稿した関連記事をいくつか読み返してみたら、今の和装業界、特に製造元、職人を取り巻く危機的状況を綴っていたので、記事下に改めてその文面を転記させていただきます。商品と合わせてご一読いただけましたら幸いです。

 

べっ甲菊螺鈿金蒔絵かんざし|結婚式、留袖、振袖、訪問着に。」2015/08掲載商品

 

べっ甲かんざし(菊竹蘭文様螺鈿金蒔絵/18K/パール)」2013/05掲載商品 【完売】

 

それでは、恐らくバブル期のある意味良い時代に、べっ甲職人、螺鈿蒔絵師、金属加工師の匠の技を結集して製作されたであろう、大変豪華で贅沢なべっ甲かんざしです。華やかな準礼装の装いにお勧めです。どうぞ最後までご覧ください。

続きを読む

べっ甲藤螺鈿金蒔絵かんざし2020・2種|子孫繁栄、長寿の象徴、紫色に輝く螺鈿と朱色の金蒔絵とのコントラストが美しいかんざし。

先月、白べっ甲に藤の花を彫刻したかんざしをご紹介させていただきましたが、本日は螺鈿金蒔絵で見事な藤を描いたべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。

美しい紫色に輝く藤の花を螺鈿で、葉や蔦を落ち着いた輝きの金蒔絵で描き、そして何といってもかんざしの表面いっぱいに施された朱色に輝く蒔絵が目を引く、珍しいべっ甲かんざしです。(2020.02.掲載商品)

 

べっ甲藤螺鈿金蒔絵かんざし2020|子孫繁栄、長寿の象徴

 

白べっ甲藤唐草彫りかんざし2020|子孫繁栄、長寿の象徴の藤の花。準礼装の装いにおすすめ。」2020/01掲載商品

 

豪華な刺繍半衿2019・6種|振袖、訪問着など華やかなキモノ、機会におすすめ。|胡蝶蘭、菊、藤。」2019/09掲載商品

続きを読む

先白べっ甲桜楓流水螺鈿金蒔絵かんざし2020|桜楓文、かんざしの挿し方、色留袖や訪問着、附下など準礼装の装いにお勧めです。

本日も一昨日に引き続き、をモチーフにしました準礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。キラキラと青色に煌めく螺鈿を敷き詰めた流水を背景に、金蒔絵と七色に輝く螺鈿で枝から伸びたの花が描かれています。(2020.02.掲載商品)

 

を代表するの花、初夏に青々とした葉を茂らせるの葉(青紅葉)、そしてに色付いた紅葉)、それぞれ日本の四季の移り変わりの中で美しいと愛でられてきた景勝。この2つを掛け合わせた文様を“桜楓文”(おうふうもん)と呼び、古くから日本の絵画などに描かれてきました。

 

先白べっ甲桜楓流水螺鈿金蒔絵かんざし

 

純金(24K)を使用した金蒔絵の金色も、あまり華美になり過ぎず、どこかしら落ち着いた上品な輝きに抑えてあります。そうすることにより、その上に散りばめられた青や緑、黄、ピンクとまさに七色に煌めく螺鈿との間により深みのあるのコントラストが生まれ、結果的にメリハリのある美しい印象に仕上げられています。

 

本日ご紹介するこちらのかんざしも弊社では初お披露目となりますが、一昨日ご紹介したかんざし同様に新作と言う訳ではございません。今からおおよそ10年以上前に製作されたかんざしです。螺鈿金蒔絵の作者は、昔弊社のWEBサイトでも時折ご紹介してまいりました、その昔、名螺鈿蒔絵師と謳われた土方良生(ひじかたりょうせい)氏の手によるものです。

 

黒べっ甲桜御所車螺鈿金蒔絵かんざし2020|春の訪れを彷彿させる桜をモチーフにした準礼装用のかんざし。」2020/02掲載商品

 

余談ですが、“”と“紅葉”、何がどう違うのでしょうか?なんとなく、青い(緑色の)葉っぱなら“楓”、そして紅葉(こうよう)して赤やオレンジ色に染まったものを“紅葉”と思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか..続きを読む

Page Top