夏の風物詩、蛍と団扇の涼しげなべっ甲蛍螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020|夏の装いにおすすめ。
「完売」
本日は夏の風物詩、蛍を団扇を模った一本挿しに金蒔絵と螺鈿で描いた粋なかんざしをご紹介させていただきます。最近は昔と違い、都心ではなかなか目にすることの出来なくなった蛍。せめて夏の装いに、蛍の小物を取り入れてみてはいかがでしょうか。(2020.07.11.掲載商品)
「夏キモノにおすすめ、涼しげなべっ甲花火螺鈿金蒔絵団扇かんざし2020|疫病退散!《コロナに負けるな!経済を回そう!和装も銀座も負けるな!特別企画》第3弾」2020/07掲載商品
「涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・クレマチス(鉄線)|単衣、絽のキモノにお勧めな希少で贅沢なかんざし。」2020/05掲載商品
「夏のキモノにおすすめ、涼し気で粋な象牙製団扇かんざし2020・朝顔2種|単衣、絽、浴衣にもお勧めな希少で贅沢な象牙製金蒔絵一本挿し」2020/06掲載商品
団扇の表側には、4匹(うち2匹螺鈿使用)、そして裏側には6匹(うち3匹螺鈿使用)の、合計10匹の蛍が描かれています。螺鈿を使用した蛍は、光の当たる角度、ご覧になる角度によって、キラキラと美しく輝きます。
また花火のかんざし同様、お挿しになられたときに側面からもかんざしが引き立つように、団扇の輪郭(側面)にも蒔絵を施しています。こちらは、花火の時と敢えて変え、銀色ではなく金色の蒔絵を施しました。
余談ですが、ゲンジホタルやヘイケホタルはオスもメスもお尻に発光器官があり、どちらも光ります。しかしながらメスが1つの発光器官を持つのに対し、オスは2つの発光器官を持ち、より明るく光るため、一般的に私たちがよく目にする飛びながら発光するホタルはほとんどがオスだと言われています。
ホタルが発光する目的は3つ。①敵を驚かせ身を守るため、②何らかの刺激を与えられ驚いたとき、そして③求愛、プロポーズのためだと言われています。
オスのホタルがパートナーを探して一生懸命お尻を発光させながら飛び回っていると、普段草や木の葉に止まっているメスは、気に入ったオスが近づいてくると、小さな光をお尻から出して合図を送って(求愛に答えて)いると言われています。どの世界でもオスは大変そうですね。
うら面には、蒔絵を依頼しました加賀蒔絵の名蒔絵師、高田光貴氏の名が入ります。
象牙製の団扇かんざし同様、団扇の部分と足の部分を別に製作し、接合部を凸凹にして挟み込んで接着しています。↓
「夏キモノにお勧め、涼し気な金魚象牙団扇簪2018・2|金魚・水草」2018/06掲載商品
「涼し気な象牙団扇かんざし2018・1|杜若・八つ橋|粋で贅沢な簪」2018/06掲載商品
表側、うら側それぞれ背景を黒色にして角度を変えながら撮影しましたのでどうぞご覧ください。
表側↓
「夏におすすめ、粋で贅沢な団扇のかんざし2017・2|紫色の朝顔。」2017/07掲載商品
「夏におすすめ、粋で贅沢な団扇の象牙かんざし2017・1|屋形船・柳に蛙」2017/07掲載商品
うら側↓
・べっ甲蛍螺鈿金蒔絵団扇かんざし【hpkbc200711-1】\162,800(¥148,000+税) 【完売】
(螺鈿金蒔絵:高田光貴)
(大きさ:長さ:約160㎜、横47㎜、厚み5~4㎜)
※天然素材を使用した手描きになります。1点1点、べっ甲の布(柄)、螺鈿蒔絵の風合いなどが微妙に異なります。
花火の団扇かんざしはこちら。↓ 【完売】
《一本挿しまとめ》
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工費などにより価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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