白べっ甲藤唐草彫りかんざし2020|子孫繁栄、長寿の象徴の藤の花。準礼装の装いにおすすめ。
「完売」
藤の季節にはまだ少し早いですが、本日はきものや帯、そして和装小物の意匠としてよく用いられる藤の花を白べっ甲に見事に彫刻した、準礼装の装いにお勧めなべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。(2020.01.掲載商品)
さてこの藤の花、日本原産であることから古来より日本の絵画や万葉集、和歌などにも登場するほど日本人にも大変所縁のある花のひとつです。日本では高貴な色とされる紫色の花を咲かせ、幹(蔦)は生命力が強く、大変丈夫な事から、古来より、子孫繁栄、長寿の象徴の意を込めて、有職文様(ゆうそくもんよう/平安時代以来、公家の装束・調度などに用いられた伝統的な文様の総称)のひとつとして、家紋にもよく用いられています。同様に、唐草模様にも同じような縁起の良い意味が込められています。
また余談ですが、藤の花の花言葉としては、蔦が力強く巻き付くことから、「決して離れない」、藤の花が下向きにこうべを垂れて咲く様子から「あなたを歓迎」、また小さな愛らしいハート形をした花がたくさん房となって咲く姿から「優しさ」、他にも「あなたの愛に酔う」などという花言葉もあります。
「藤の花のかんざし2016・3種|べっ甲藤の花文様螺鈿金蒔絵かんざし」2016/04ご紹介商品
「藤の帯留」2015/04ご紹介商品 【完売】
以上のように、古来より縁起物として広く祝い事に尊ばれてきたべっ甲(亀)に、同じく縁起物の意匠をかんざしの峰いっぱいに彫刻した豪華なかんざし。準礼装の装いに、おめでたいお席、ハレの日に、また普段の外出着にもおすすめなべっ甲かんざしです。それではどうぞご覧ください。