白べっ甲唐草透かし彫りかんざし2018|結婚披露宴、礼装から普段まで
「完売」
今日は久しぶりに、フォーマルから普段の日まで、礼装、準礼装、普段のキモノまでお勧めできる白べっ甲のかんざしをご紹介させて頂きます。
白べっ甲のかんざしをご紹介するときによく申し上げていることですが、「白べっ甲」は、べっ甲の中でもその希少性から比較的高価になってしまう反面、その装飾(彫刻や形状など意匠)にもよりますが、フォーマルから普段使いまで様々なシーンにお勧めできるべっ甲素材です。
結婚披露宴やお目出度い式典、華やかなパーティーなど特別な「ハレの日」の装いに、また観劇やちょっとした会食、カジュアルなお出掛けなど普段の「ケの日」にもお勧めなべっ甲かんざしです。(2018.08.掲載商品)
かんざしのほぼ全面に彫刻された、子孫繁栄、長寿を意味する縁起物の唐草模様。菊や牡丹、梅や桜などと違い、どことなく洋風モダンな雰囲気も醸し出しています。
彫刻を手掛けられたのは、べっ甲彫刻師の坂口保博(やすひろ)氏です。今までも氏の手掛けられたかんざしをいくつもご紹介して参りましたが(こちらの麻の葉透かし彫りかんざしも)、べっ甲彫刻師が後継者もなく少なくなる中で、改めて記されて頂きます。
(べっ甲専門の彫刻師は、現在日本でただ一人、喜山(藤田誠)氏だけです。)
希少な白べっ甲も、かんざしのほぼ全面に渡る細かな彫刻に際し、しっかりとした強度が得られるよう生地作りも贅沢な厚みを持たせております。
▼うら側
・白べっ甲唐草透かし彫りかんざし【hpkbf180828-1】¥371,800(¥338,000+税) 【完売】
(彫刻:坂口保博/大きさ:縦約127㎜、横76㎜、厚み3㎜)
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
銀座かなめ屋・三代目のブログ(アメブロ)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/
銀座かなめ屋・フェイスブックページ
https://www.facebook.com/ginzakanameya/
銀座かなめ屋・三代目の𝕏(旧ツイッター)
https://twitter.com/kanameya_3daime