本日は前回のべっ甲飛鶴老松金蒔絵かんざしに引き続き、黒留袖、結婚式などの慶事にお勧めな縁起の良いべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。今回は大きく羽を広げた番いの夫婦鶴が、左右に末広がり(八の字)の構図でかんざしの峰いっぱいに描かれています。(2026.04.掲載商品)
「鶴」(金蒔絵)、「亀」(べっ甲)、「松」(うら面に描かれた老松)、そして「末広がり(八の字)」の構図。まさに日本の“吉祥”、“おめでたい“を1本のかんざしに凝縮した大変縁起の良いべっ甲かんざしです。

お子様の結婚式などで黒留袖(既婚女性の第一礼装)をお召しになられるお母様はじめ、ご親族の方、また厳かな式典や特別な「ハレの日」などに、留袖や格のある古典柄の訪問着(準礼装)でご参列される場合などにもおすすめな礼装用のべっ甲かんざしです。
かんざしの形状が多少異なりますが、こちらのかんざしも2014年に弊社創業80周年記念に10種製作(アメブロ→)させて頂いたかんざしのひとつになります。ご好評を受け、その後も多少大きさや形状を変えながら不定期にて追加製作して参りました。直近では2018年になりますので実に8年ぶりのご案内になります。
「黒留袖、結婚式にお勧めべっ甲夫婦鶴老松金蒔絵かんざし2018」2018/09掲載商品【完売】
「黒留袖、結婚式に|べっ甲夫婦鶴富士山螺鈿金蒔絵かんざし2026」2026/02掲載商品

金蒔絵は、弊社のかんざしではもうお馴染みの銘蒔絵師の泉元紫紅さん。純金(24K)をふんだんに使用した高蒔絵の手法により、羽のひとひらひとひらが立体的に描かれています。番いの丹頂鶴が漢字の八の字、末広がりに寄り添った見事な構図です。

かんざしの裏側には、蒔絵師の落款と、繁栄、長寿の意味を表す老松が描かれております。
【老松(おいまつ)】
老松(おいまつ)とは、長い年月を経た松の木の事で、人物や組織の末永い繁栄を祈念する象徴として親しまれています。 さらに表側の鶴の羽ばたく姿、老松とも”末広がり“(八の字)に描き、末永い繁栄を表しています。

・べっ甲夫婦鶴老松金蒔絵かんざし【hpkbf260418-1】¥288,200(¥262,000+税)
(蒔絵:泉元紫紅。大きさ:約縦125㎜、横55㎜、厚み4.5㎜~4.0㎜)
ご参考までに↓
「べっ甲飛鶴老松金蒔絵かんざし2014・2種|黒留袖、結婚式」2014/07掲載商品 【完売】
「べっ甲丹頂鶴文様螺鈿金蒔絵かんざし」2014/02掲載商品 【完売】
「黒留袖、結婚式におすすめ|べっ甲飛鶴老松金蒔絵かんざし2026」2026/04掲載商品↓

【鶴と亀に関する様々な言い伝え、俗信】
「鶴は千年」、「長寿を象徴する吉祥の鳥」。
「鶴」には古来より吉兆に関連した様々な言い伝え、俗信が御座います。
夫婦仲が大変よく一生を連れ添うことから「夫婦鶴(めおとづる)」、「仲良きことの象徴」。
鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから「天に届く(天上界に通ずる鳥)」。
鳥類で唯一、ヒマラヤ山脈を飛び越せる能力があることから霊鳥とさたり、
日本各地にも「鶴が降りると降りたところに慶事のある知らせ」、
「鶴が舞ってきたときは縁起がよい」などと一般民衆の間でも「めでたい鳥」として尊ばれ、「千羽鶴」も「鶴は千年」の言い伝えからきている習慣とも言われています。
「亀」にも「亀は万年」をはじめ、様々な良き言い伝え、俗信が御座います。
浦島太郎の話では龍宮城の使いとされていますが、古い中国では仙人が住む不老長寿の地として信じられた逢莱山の使いとされ、「長寿を象徴する吉祥の動物」とされ、大変めでたい生きものとされています。
また、甲羅の六角形は吉兆を表す図形ともされ、インドやギリシャでは、亀はその硬い甲羅を持つことから、世界を支えているという伝説があり、不動のものの象徴ともされているようです。
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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