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夏におすすめ、粋で贅沢な団扇のかんざし|紫色の朝顔。

「完売」

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武井咲さん主演「黒革の手帖2017」第一話はいかがでしたでしょうか?ネット上では放送前から賛否両論、様々な書き込みがなされていましたね。私の個人的な見解ですが、第一話放送後からは総じて、明らかに好意的な書き込みが多くなったように感じます。実際視聴率も、最近の低迷するTVドラマの中では2ケタ発進(11.7%)と言うことで良かったのではないでしょうか。

 

勿論、本編(オープニングから、全話数に渡って、和服の時は銀座かなめ屋のかんざしを着用される予定と伺っています)はじめ、本編制作前のユーチューブ動画番宣用ポスター公式ホームページ制作発表会の段階から、すべて本物のかんざし(べっ甲、象牙、貴金属など)をご協力させて頂いておりますこと。そして、実際に銀座八丁目の繁華街(まさに黒革の手帖の舞台のど真ん中)で、長年店を構えて商いをさせて頂いている傍ら、見方も少し一般の方とは変わるかもしれませんが、それらを差し引いても、ストーリのテンポもよく、大変面白く拝見させて頂きました

 

また、ご贔屓頂いているお客様からもお褒めのお言葉や、興味本位でご来店下さるお客様も何組もいらっしゃいました。注目の第2話は、テレビ朝日、明後日、7月27日(木)、夜9時からです。ぜひ、武井さんの和服姿の時にお挿しになられている、本物のかんざしにもご注目してご覧頂ければ幸いです。第2話はどのかんざしだっけ…。

 

さて本日は、過日掲載させて頂きました本象牙製の屋形船・柳に蛙金蒔絵かんざしの第二弾が完成致しましたのでご紹介させて頂きます。きれいな紫色の朝顔が両面に描かれた、夏におすすめな粋で大変贅沢なかんざしになります。それでは早速ご覧ください。(2017.07.掲載商品)

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扇子2017|希少な両面絹張紳士用扇子2種|燕、水車、鮎、筏

「完売」

 

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さて本日は、先月から3回ほどご紹介してきました、今ではほとんど見掛けなくなってしまった両面絹張り大変希少な紳士用扇子の最後のご紹介です。いずれも現品限りのお品物です。今夏の猛暑対策、クールビズアイテムの一つとして日本生まれの扇子をお持ちになってみては如何でしょうか。(2017.07.掲載商品)

二羽の燕(ツバメ)、涼し気な青空を勢いよく飛ぶ姿、いいですねぇ。余談ですが、燕は稲などにつく害虫を食べてくれる大切な益鳥(えきちょう)とされていました。都会ではコンクリート作りの建物の軒下などに、器用に巣づくりしている姿を見かけると、なんとも微笑ましく思うと同時に、少し可哀そうな気持ちになります。フンの問題もありますが巣作りされた場所では、何とか温かい目で見守って欲しいものです。日本を飛び立った燕たちは、東南アジアで越冬して、また元気に帰ってきますからね。

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夏におすすめ、粋で贅沢な団扇の象牙かんざし|屋形船・柳に蛙

「完売」

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はじめに、福岡県、大分県をはじめ、九州豪雨で被害に遭われた多くの方々に謹んでお見舞い申し上げます。また不幸にもお亡くなりになられた方々に、心よりお悔やみ申し上げます。近年、地域を問わず相次ぐ異常気象、今後もどうぞお気を付けください。そして1日も早く元の生活にお戻りになれますよう心よりお祈り申し上げます。

 

さて本日は、長年温めていたかんざしがやっと完成致しましたのでご紹介させて頂きます。夏に涼し気な団扇を、贅沢に本象牙手彫りで模った一本挿しのご紹介です。また団扇の表面に屋形船、そして裏側に柳に蛙の図を金蒔絵で描きました。とっても粋で贅沢な逸品です。どうぞご覧ください。(2017.07.掲載商品)

 

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扇子2017|紳士用両面絹張り扇子2種|肝心要の要のお話し

「完売」

 

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(2017.06.掲載商品)

一般的に、白檀などの特殊な扇子を除き、今では樹脂製(セルロイド)の「要」が一番多く使用されています。ただし、扇子メーカーによっては、お客様のご認識にあるように、比較的高額なお扇子を中心に、耐久性も考慮して金属製(真ちゅうなど)の「要」を使用しているところもあるそうです。

しかし扇骨扇子の仕様によっては、金属製の要を用いることにより、逆に長年の使用により扇骨を傷めてしまう恐れや、開閉の具合が悪くなってしまうことがあるそうです。そのため、‟樹脂製”の「要」を用いるか、‟金属製”の「要」を使用するかは、価格的なこともありますが、決してそれだけではなく、その扇子の仕様にもよることが多いのだそうです。また、お聞きした社長さんはこうもおっしゃっていました。扇子の仕様によって適切な要を選んで制作していますが、事前に、特にご希望があれば、要を金属製にもセルロイドにも替えて納めることも可能ですよと…

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べっ甲の天然模様を生かした、普段使いの透かし彫りかんざし3種+べっ甲の種類

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べっ甲には大きく分けて、「白べっ甲」、「黒べっ甲」、そして、白べっ甲と黒べっ甲が交じりあったべっ甲の天然の模様の入った「茨布(ばらふ)べっ甲」の3種が御座います。一番希少性が高く、高価なものは「白べっ甲」。次に「黒べっ甲」、「茨布べっ甲」と続きます。それぞれのべっ甲素材は、その意匠や装飾方法などにより次のように使い分けられます。 

 

 

 

白べっ甲」はその希少性、高価格からあまり華美な装飾はせず、なるべく、べっ甲本来の優しい温もりをそのままに、比較的シンプルなデザインや、高肉彫り(たかにくぼり(ししぼり)や透かし彫り等を施す場合が多いです。また白べっ甲は、礼装用から贅沢な普段使い用のかんざしまで幅広く用いられる材料でもあります。

 

黒べっ甲」は白べっ甲とは逆にその黒色から、蒔絵を施したり、パール珊瑚、翡翠、その他の天然石を添えた装飾が多くなります。元々べっ甲と漆の相性はよく、また黒地に描かれた金蒔絵や螺鈿は華やかに輝き、一緒に添えたパールや珊瑚、翡翠などの宝飾もきれいに映えます。黒べっ甲の場合も、蒔絵や螺鈿の意匠や、添える宝飾などにより、礼装用から普段使いようまで幅広く用いられる素材です。

 

そして本日ご紹介するかんざしに用いられている「茨布べっ甲」。

べっ甲の天然の模様のことを「布/ふ」と呼びます。比較的白べっ甲の比率が多いものを「上茨布(じょうばらふ)」、半々ぐらいのものを「並茨布(なみばらふ)」などと呼んでいます(地域により異なった呼び名があります)。この布は人の指紋のように、厳密に申し上げればまったく同じものはありません。そういった意味から茨布べっ甲から製作されたものは世界で唯一無二のお品物と言ってもいいでしょう。

 

希少なべっ甲材料ですが、白べっ甲や黒べっ甲と比べると、まだ比較的豊富にあります。装飾は、蒔絵や螺鈿を用いる場合も御座いますが、どちらかと言うと、白べっ甲同様、あまり華美な装飾はせず、茨布べっ甲本来の天然模様を生かしたシンプルな意匠、透かし彫りなどが多く、また用途も普段使い用のものが多くなります。

 

時折、このようなべっ甲豆知識的なことも(ブログに)書かせて頂いておりますが、いかがでしたでしょうか。

本日ご紹介致しますかんざしも、天然のべっ甲模様を生かした、世界で唯一無二のべっ甲かんざしになります。(2017.07.掲載商品) 

 

 

▼「普段使いのべっ甲かんざし|唯一無二の天然模様が美しい、茨布べっ甲かんざし。+べっ甲豆知識。」ブログ2016年01月20日号
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160120.html

▼「普段使いのべっ甲かんざし。唯一無二の天然模様が美しい、茨布べっ甲かんざし。+茨布とは?」ブログ2012年10月11日号
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20121011.html

 

 

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【特上】本パナマ草履2017|本パナマ草履2017|まとめ。

「完売」

 

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本日は例年より1か月以上遅くなってしまいましたが、本パナマ草履2017のご紹介です。通常の本パナマ製草履と、「特上」本パナマ製草履をまとめてご紹介させて頂きます。「特上」本パナマとは、「通常」の本パナマ草履で使用している生地より、さらにきめ細かく織り上げたパナマ生地を使用した、まさに特上クラスの本パナマ草履です。

毎年のように申し上げておりますが、特に「特上」クラスの本パナマ草履は、使用する生地の製作、入荷が年々困難を極めており、価格も毎年のように高騰しています。今年も大変遅くなりましたが「通常」と「特上」の本パナマ草履を若干数ですが製作することが出来ましたので、今年新たに製作しました新作(基本的な仕様は変わりません)と、昨年ご紹介した商品の内、まだ在庫の御座います商品をまとめてご紹介させて頂きます。

いずれも、お目に留まりましたら、どうぞお早めにご来店、お問い合わせください。(2017.06.掲載商品)

 

▼「【特上】本パナマ草履2016・3種|特上本パナマ生地を使用した、大変稀少で贅沢な夏の高級草履。」ブログ2016年05月17日号

https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160517.html

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扇子2017|紳士用両面絹張り扇子3種|大変希少な絹張扇子

「完売」

 

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大変希少で贅沢な紳士用‟両面”絹張り扇子のご紹介です。4,5年くらい前まで?、元々種類はそれほど多くは御座いませんでしたが若干数取り揃えていました。しかし、ここしばらく京都の御取引先さまでも見ることがなくなり、かなめ屋でもいつの間にか品揃えから無くなっていました。

 

そんな中、とあるお客様からのお問合せを受け、ダメもとで京都のお取引先の社長にお尋ねすると、やはりもう近年は新たに制作していないとのご返答。どこか金庫か倉庫の奥の方に隠れていたり、職先、工房に寝ているものとかもありませんかねぇ?!、2、3本でも、たとえ1本でもいいのですが…、と、しつこくお聞きしていると、見本用にと、大切にしまってあったお扇子があり、それを特別にお譲り頂きました。

 

ということで、こちらにご紹介します両面絹張り短地扇子現品限り大変貴重なお扇子です。お目に留まりましたら、どうぞお早めにご来店、お問い合わせください。(他にも何種類か御座います。)(2017.06.掲載商品)

 

しかし、【希少品】とか、【現品限り】とか書くたびに(最近気のせいか、多くなっている?!)、なんだかとても寂しい気持ちになります…。頑張らねば!

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洋風モダンな美しい透かし彫りのべっ甲かんざし

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特上茨布(ばらふ)べっ甲を用いた洋風モダン素敵なかんざしをご紹介させて頂きます。こちらでしたら、お着物でなくとも、洋装のドレスにお挿しいただいても宜しいのではないでしょうか。

 

通常茨布べっ甲は、普段のお着物などにお勧めな素材ですが、これだけ見事な特上茨布べっ甲のため、ブログテーマはあえて【礼装用簪・白べっ甲】の中で書かせて頂きます。

 

また、この記事下に、茨布べっ甲白べっ甲など、べっ甲の種類、またべっ甲豆知識的なことが書かれた記事のリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はあわせてご覧ください。(2017.06.掲載商品)

 

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白檀扇子2017|白檀×手描き扇面|涼しげな朝顔|矯めじわ。

「完売」

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さて本日は扇骨に希少な白檀を使用した手描き扇子をご紹介させて頂きます。つい先月も柄違いをご紹介させて頂きましたがお陰さまで即お買い求め頂きました。京都の仕入れ先に追加の連絡をしようにも、もう無いそうです。本日ご紹介する朝顔柄もやっと仕入れた現品限りのお品物です。お目に留まりましたらどうぞお早めにお問合せ、ご来店ください。(2017.06.掲載商品)

 

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涼しげで色鮮やかな美しい翡翠(カワセミ)のべっ甲蒔絵かんざし

「完売」

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今日は昨年ご紹介した後、程なくして完売してしまったべっ甲かんざし(べっ甲珊瑚鯉彫り装飾付き市松模様春秋流水金蒔絵かんざし)の第二弾をご紹介させて頂きます。べっ甲かんざしの台はほぼ同じものですが、今度は可愛らしい、そして蒼翠色大変美しい鳥翡翠(カワセミ)をモチーフに、加賀蒔絵師の紫音さんに描いて頂きました。それでは早速ご覧ください。(2017.05.掲載商品)

 

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