べっ甲百合、乱菊金蒔絵かんざし|訪問着など準礼装のおキモノにおすすめ
「完売」
「再入荷」(欠品・製作中の場合あり。在庫状況はお問い合わせください。)
今日も寒いですねぇ!昨日はそんな中でも比較的暖かくお天気も良かったので、亀戸天神へ梅まつり2018(2月4日~3月4日)を観に行ってきました。毎年伺っているのですが、一部蝋梅などの早咲きの梅以外は、まだまだ3、4分咲き位かなぁ。いつもの猿回しが来ていたり、メジロが梅の密をついばんでいたり、ほんの少しですが春の訪れを楽しんできました。
さて本日は一足先に春の訪れを彷彿させる、桜と赤富士が描かれた色鮮やかな螺鈿金蒔絵のべっ甲かんざしのご紹介です。これからの時期、お子様の入卒式や春の結婚式や、おめでたい、華やかな機会におすすめです。おキモノも準礼装の訪問着、色無地や附下などにおすすめです。
実はこのかんざし、2014年に銀座かなめ屋80周年記念かんざしの一つとして制作されたものです。ご好評を頂き早々に完売してしまい、その後もいくつか追加製作させて頂いておりましたが、この数年は欠品を続けておりました。過日1本のみ入荷致しましたのでこちらで改めてご紹介させて頂きます。
なお、全体の構図はほぼ変わっておりませんが、かんざしの大きさが前回と比べ一回り大きくなっている関係で、微妙に桜の花の位置などが異なります。まぁ、二つ並べて見比べなければ分からないほどです。蒔絵師も変わりませんので、色合い風合いもそのままです。
それではどうぞご覧ください。現品限りのお品物です。お目に留まりましたらどうぞお早めにお問合せ、ご来店ください。(2018.02.掲載商品)
蒔絵のかんざしと一言で言っても、礼装用から普段使いのものまで、その描かれた意匠や簪の形状によって様々です。また先日ご紹介させて頂いたモダンなデザインのものから本日ご紹介するような古典的な図柄に重厚で厳かなものまであります。お合わせになるお着物や機会(TPO)もその意匠に合ったものをお選び頂くとお着物の格(雰囲気)もさらに高まることと思います。
さて本日は、ご覧の通り「世界遺産・総本山仁和寺」(1994年世界文化遺産登録)を、かんざしの峰、板面全体に描いた大変贅沢な逸品です。留袖や古典調の図柄の訪問着などにお勧めです。実はこのかんざし、2014年に一度ご紹介させて頂いたものですが、今回改めて撮りなおしてご紹介させて頂きます。
それではほんの一瞬では御座いますが、優美な京の旅路へ…。(2018.02.掲載商品)
今まで様々な種類のべっ甲製の玉かんざしをご紹介して参りました。珊瑚や象牙、翡翠、また様々な天然石の玉をべっ甲の耳かきと足で上下に挟んだかんざしです。玉かんざし自体は、基本的に正装ではなく洒落もの、小紋や紬など普段のお着物にお勧めなかんざしになります。
ただし、芸者(玄人)、花柳界では第一礼装の黒留袖に、夏は翡翠玉、それ以外は珊瑚玉を用いた玉かんざしを白べっ甲の櫛や銀製の前挿しなどとともに正装として挿します。
ですから、一般の方(素人)が留袖や準礼装のお着物で、正式な場(正装用)に無暗に玉かんざしをお挿しになると、少しおかしなことになりかねません。あくまで、玉かんざし自体は普段使いの洒落もののかんざしになりますのでご注意を。
しかしながら、先週の菊の透かし彫りの茨布べっ甲かんざしをご紹介した時にお話しのように、用いられた玉の種類や装飾などにより、TPOにもよりますが、小紋や紬だけではなく、ちょっとした準礼装の装いにもお挿し頂ける玉かんざしも御座います。
本日ご紹介致します玉かんざしも、そうした種類のひとつです。(2018.01.掲載商品)
「完売」
大小2種ご紹介するこちらのかんざし、構図に見覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、2015年、2017年と加賀の名蒔絵師、大岡緑氏に蒔絵を依頼し制作、ご紹介させて頂いたものとほぼ同じ構図になります(以前のものはすべて完売)。今回は同じく名蒔絵師の泉元紫紅(しこう)氏に蒔絵を依頼し制作して頂きました。
黒べっ甲に日ノ出の陽の光にキラキラとまばゆく輝く、末広がりの富士山をバックに、朝もやの中を優雅に飛び立つ、番(つがい)の夫婦鶴を描いた、とても御目出度い構図のかんざしです。黒留袖、準礼装用のお着物にお勧めです。
左側の小さい方からご紹介させて頂きますが、大きさの他、峰の形状、描かれた鶴の位置、また羽の羽ばたくフォーム(角度)などがそれぞれに異なりますので、そのあたりにもご注目してご覧ください。(2018.01.掲載商品)
前回ご紹介しましたかんざしのデザイン違いをご紹介させて頂きます。中央のひときわ輝く装飾の色が違うだけでなく、全体のフォルムも異なりますのでどうぞ合わせてご覧ください。(2018.01.掲載商品)
ここのところ純和風な装飾のべっ甲かんざしのご紹介が続きましたので、本日は洋装モダンなシルエットと装飾が美しい螺鈿金蒔絵のべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。
とはいうものの、2010年、2013年とご紹介させて頂いたものですが、以来、いまだに準定番商品として大変人気の御座いますべっ甲かんざしです。新たに撮影させて頂きましたのでご紹介させて頂きます。(2018.01.掲載商品)
ここしばらく、礼装用のべっ甲かんざしが続きましたので、本日はちょっと一息、普段使いの土台に多く用いられる茨布べっ甲(天然のまだら模様の入ったべっ甲)に、可愛らしい生き物の意匠を描いた、普段使い用のかんざしをご紹介させて頂きます。
実はこのかんざし、5年ほど前にも一度ご紹介したものですが、その後もご好評を得て継続して制作、販売してきましたが、残念ながらこちらのシリーズはひとまずこちらで最後になります。改めて撮影し直しましたのでご紹介させて頂きます。(2017.10.掲載商品)
お子様、ご親類の結婚式、披露宴で、黒留袖をお召しになるお客様から、その際お挿しになるかんざしについてのご質問、お問い合わせをよく頂戴します。どのようなかんざしがおすすめですか?パールの付いたかんざしがいいのですか?蒔絵のかんざしがいいのですか?一本足のかんざしは相応しくないですか?白べっ甲と黒べっ甲、そして茨布べっ甲(まだら模様の入ったべっ甲)では、どれがおすすめですか?はたまた、べっ甲と銀製のかんざしではどちらがいいですか?等など…。(2017.10.掲載商品)
このブログを始め、弊社のSNSでも、かんざしの種類や、種類別の向き不向き、TPO別のおすすめかんざしなどについて度々書いております。しかしながら、その都度、あちこちの投稿で書いているので、継続してお読み下さっている方でもないと、そうした記事をすぐに見つけることは難しいかもしれません。
実際にご来店下されば、お客様のお立場や式典の規模や雰囲気、またお召しになられるお着物のことなど色々とお話を伺いながら、店頭の様々な種類のかんざしを実際にご覧になりながらご説明(おすすめ)させて頂いております。しかし、ご遠方にお住まいの方で、弊社のWEBサイトをご覧になられたお客様からのお電話やメールでのご対応では、必ずしもご満足のゆく説明が出来ないことも御座います。歯痒いところですけれどね…
「再入荷」(欠品・製作中の場合あり。在庫状況はお問い合わせください。)
数年ぶりに縁起物の南天をモチーフにした礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。蒔絵師や構図、かんざしの形状など、その時々で変化をしておりますが、いずれも昔から人気の御座いますべっ甲かんざしです。記事下に過去に掲載しました記事のリンクを貼っておきますが、ご覧の通りすべて【完売】しております。(2017.10.掲載商品)
南天は、「南天」→「難転」→『災い転じて福となす』、『難を除ける』などと言い、「南天」の図案は厄除け、縁起物として古くから女性の長襦袢や着物の柄や、かんざし、帯留などの和装小物の意匠として描かれています。実際、南天自体庭などに植えると火災や災い除けになり、鬼門の方角に植えるとよいと言った俗信もあります。また実際、南天のど飴のように毒消しの効能もあると聞きます。
今回は2種同じかんざしを掲載させて頂きますが、天然素材のべっ甲を用いた手作り品故、微妙にべっ甲の色合い、風合い、また描かれている南天の図もほんの少し異なります。お分かりになりますでしょうか?
そうした意味から、今更申し上げることでは御座いませんが、基本的に弊社で取り扱うべっ甲かんざしをはじめとするべっ甲製品は、それぞれすべてが世界でたった一本(1つ)の製品と言っても過言ではないでしょう。
「結婚式、おめでたい式典などにお勧めな縁起物のべっ甲南天雀金蒔絵かんざし2020・①|きれいな新緑の葉と、愛らしい雀、若々しい印象の礼装用べっ甲かんざし。」2020/09掲載商品
「結婚式、おめでたい式典などにお勧めな縁起物のべっ甲南天雀金蒔絵かんざし2020・②|きれいな新緑の葉と、愛らしい雀、若々しい印象の礼装用べっ甲かんざし。」2020/09掲載商品
「黒べっ甲珊瑚18K南天千鳥かんざし2014」2014/10掲載商品