
2019.02.27
クラッチバッグとお揃いのフォーマル佐賀錦草履|結婚式、パーティーにお勧め
昨年ご紹介させて頂き、ご好評頂いておりますクラッチバッグ。このクラッチバッグは帯地から制作したものですが、この度お客様からのご要望がありましたので、共生地で礼装用のお草履を製作させて頂きました。 お草履の台は佐賀錦を使用。花緒(鼻緒)と巻き(側面)の一部を、クラッチバッグと同じ生地を使用しております。(2019.02.掲載商品) (さらに…)

2019.02.21
美しい蝶のべっ甲螺鈿金蒔絵ローマ留め2019|べっ甲職人の技が光る、髪に優しいべっ甲製髪留め。
本日は美しい蝶を模ったべっ甲螺鈿金蒔絵のローマ留めをご紹介させて頂きます。前回はべっ甲本来の優しい光沢と温もり、そして天然模様が美しい茨布べっ甲のローマ留めをご紹介致しました。(2019.02.掲載商品) 今回のローマ留めはまたガラッと雰囲気が異なりますが見事な逸品です。べっ甲ならではの《芋継ぎ》技法により、白べっ甲と黒べっ甲を巧みに組み合わせ生地作り、そして《金蒔絵》と《螺鈿》装飾を加えた、表情豊かな美しいローマ留めです。 (さらに…)

2019.02.14
白べっ甲牡丹飾り簪2019|日本の古き良き伝統技の復刻、振袖、色打掛におすすめなかんざし。
本日は美術館に収蔵されていても決しておかしくない、大変見事なべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。(2019.02.掲載商品) 現代ではほとんど目にすることが無くなってしまった、白べっ甲花嫁用簪一揃え(アメブロへ⇒)。神前式の厳かな結婚式で、白無垢姿の花嫁が綿帽子を被り、その時に髪に挿しているかんざしです。 通常立体的で吉祥に纏わる華やかな装飾を施した《櫛》、《笄》、《対の前挿し》の4点で一揃えになります(これに《対の後ろ挿し》が加わり6点の場合も御座います)。 今では辛うじて、合成樹脂製のものを見掛けますが、べっ甲製のホンモノはネット上でも滅多に目にすることはありません。 いつもお話ししているように、時代、価値観の変化に伴い、需要と供給のバランスも変化していき、残念ながら失われようとしている日本の素晴らしい伝統工芸(技術)の一つではないでしょうか。 今から十数年前に一度、べっ甲製品の制作に携わる方にお聞きしたことがあります。 今、白べっ甲で同様の花嫁用かんざし一揃えを製作することは可能でしょうか?またもし可能だとしたら費用は幾らぐらいになりますか?... (さらに…)

2019.02.02
銀座かなめ屋ホームページリニューアル《予告》ブログによる情報発信も自社サイトから発信→アメブロへ
銀座かなめ屋の《ホームページ》が7年ぶりに大リニューアルして今春公開予定です。今度はパソコンからもスマートフォンからも、商品がより見やすく、検索も便利になります。またそれに伴い、今までこのアメブロをメインとして情報発信して参りましたが、以降自社サイトからの発信をメインに切り替えていく予定です。 なお、この《銀座かなめ屋・三代目のブログ》はホームページのリニューアルに伴い、少しお化粧直しをして引き続きご覧頂ける予定です。ただし、自社サイトで発信した内容のリンク投稿が主になるかと思いますので、表示内容、及び形式が少し変わるかと思います。 また、今後アメブロのリニューアル中、表示の乱れ、文字化けなどが発生するかもしれませんが、ちょっとの間ご容赦ください。乞うご期待です! 《追記》2019.02.05. PC版のブログ表示デザインが変わりました(仮)。 ▼写真は現在リニューアル中のホームページのスマホ対応画面(イメージ)。 2009年12月1日、ブログが何であるかもよく分からずして始めたこのアメブロ(笑)。以来丸9年あまり、銀座かなめ屋でお取り扱いしているかんざしを主に、その他様々な和装小物についてご紹介してきました。 また綴ってきた内容は決して商品のことばかりではなく、銀座の街のことから、日々感じたこと、またごくプライベートな出来事に至るまで様々なジャンルに渡って私自身が撮影した写真と共に書いてきました。 数えてみたら、今この書いているブログ記事で《1,448話目》になります(実際には削除した記事もあるのでそれ以上)。ご紹介した商品数は数えきれませんが、少なくともこの数倍以上にはなるのではないでしょうか? 投稿頻度で言えば、単純に9年で割ると160話/年。12か月で割ると月間投稿数は平均13.4話となります。ほぼ2日に1回弱の投稿ペース。我ながら今までよく頑張ってきました(自画自賛笑)。 しかしながらブログを始めてから5,6年徐々に多忙極まり、ここ1,2年では月に10回の投稿にも満たない月がちらほら...。結果的に、ブログの投稿内容は商品のご紹介が殆どになり、銀座の街のことや和装業界のこと、また日々感じたことやプライベートでの出来事などを書く余裕が無くなってしまいました。ネタは山ほどあるのですがね。(熊本ツアーも、長崎ツアーも、松山ツアーも、そして浅草の隠れ家のこともブログに書けてないなぁ...。) そこで苦慮した結果、現在は商品のご紹介(説明)の前に、直接ご紹介する商品とはあまり(またはまったく)関係のない、四方山話(よもやばなし)を書かせて頂いた後に、商品のご紹介に移っていくような形式となりました(SEO(検索エンジン最適化、要は如何に目立つか)対策上はあまり好ましくないと言われている)。 純粋に商品のみにご興味をお持ちの方には、少々煩わしく感じられる方もきっと多くいらっしゃるかと思います。さらに一商品あたりの掲載写真もとても多いことから、一番下に明記している商品名や金額に辿り着くだけでもやっと。色々な商品をサクサクご覧になりたい方にとっても、きっとストレスに感じられるのではないでしょうか。 一般的にEC(イーコマース/ネット販売)サイトの場合、ただ単にモノを売るだけなら、一商品に使用する写真はせいぜい3枚~5枚、多くても10枚を超えることはあまりないでしょう(360度対応、動画は除く)。しかし私(かなめ屋)の場合(ホームページ、ブログ含め)、一商品あたり平均20枚前後、多いものでは30枚以上になります。たった一つの商品をご紹介するためにです。 また、実際の撮影では、掲載枚数のおよそ2,3倍の枚数を撮影して、その中から掲載写真を厳選していますので、ご紹介する側からしても、膨大な時間と手間が掛かり、ある意味とても非効率的です。しかももしかしたらその商品は一点ものかも知れません...。 でもこれが私、銀座かなめ屋の三代目が、ずっと心掛けてきたきたやり方です。 この商品のここにぜひご注目して頂きたい、それからこの部分の装飾も見事、さらに角度を変えると蒔絵や螺鈿の色合い風合いもこんな感じで変化します、また背景色を白色から黒色に替えるとコントラストが効いて、彫刻や蒔絵の見え方にも変化、黒髪に挿したときの雰囲気も伝わるかも...、そして裏を返すと...。縦横斜め、縦横無尽に撮影した画像(笑)。 本来はご来店になり実際にその商品をお手に取ってご覧頂くことが望ましいところなのですが、ご遠方にお住まいの方はそうはいきません。そうしたお客さまにも、実際にご来店下さり、お手に取って様々な角度からご覧頂いているような疑似体験をして頂きたいという思いを込めて、様々な角度から撮影して掲載させて頂いております。 ひとつひとつの商品の素晴らしさをパソコンやスマートフォンの液晶画面を通して、なるべく忠実に、そして分かりやすくお伝えしようとすると、どうしても写真の枚数が増えてしまうんですよね。また私自身も惚れ込んだ商品は、特に撮影枚数が増えてしまうことも事実ですが。 ホームページリニューアル後、このアメブロでの表示がどのようになるか分かりませんが、自社サイトでの商品紹介のスタイルは、このある意味とっても非効率的な投稿スタイルは続けていきたいと思っております。 本日はホームページリニューアルのお知らせと、三代目の独り言(備忘録)でした。 受験生の皆さん、体調を整え、自分が蓄積してきた力を信じ、その力を100%発揮して希望を叶えてください。頑張れ! 受験生を持つご家族の方も、いつもと変わらず、暖かく応援してあげてください。決して風邪などひいてうつさぬように。 ・特上白べっ甲更紗勾玉彫りかんざし(左)~創業80周年記念かんざし https://ameblo.jp/ginza-kanameya/entry-11974306171.html ・べっ甲更紗勾玉文様青色金蒔絵かんざし(右)~創業80周年記念かんざし https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20140714.html ※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。 ▶【トップページへ戻る】最新情報は、ブログトップページをご覧ください。 ▶【かんざし・帯留商品一覧|サイトマップ】商品検索にご活用ください。 ▶【和装小物商品一覧|サイトマップ】商品検索にご活用ください。 ▶【ブログ内画像一覧】月別に各記事のトップ画像が一覧できます。 本日はお立ち寄り頂き有難う御座います。またのお越しを心よりお待ちしております。 ▼こちらも併せてご覧ください。 「べっ甲かんざし・髪飾り・和装小物の専門店」(ホームページ) 「べっ甲・かんざし・髪飾り・和装小物の専門店」(フェイスブック) 「銀座かなめ屋【かんざし和装小物】三代目(@kanameya_3daime) |(ツイッター) 銀座かなめ屋・三代目のブログの更新情報が届きます。(承認制) にほんブログ村 ★日本ブログ村【和装小物】ランキングに参加中! 上記バナーをクリックして応援して頂けると励みになります。 かなめ屋 お問い合わせフォーム

2019.02.27
留袖、訪問着にお勧め、白べっ甲梅尽くし簪2019|縁起物の梅
今年初めてご紹介しました白べっ甲梅尽くし彫りかんざし。その第二弾が先日完成、入荷しましたので早速ご紹介させて頂きます。梅の花は、地域にもよりますが、今がちょうど見頃でしょうか。(2019.02.掲載商品) 日本で古くから"めでたい"の意味で使われる「松竹梅」。冬の間、風雪にも耐え緑を保ち続ける"松"。成長早く、どこまでもまっすぐに伸びる"竹"。そして、厳しい冬をひたすら耐え、百花の中で一年で一番最初に美しい紅白の花(紅梅、白梅)を咲かせるのは"梅"の花です。梅は別名「春告草」(はるつげぐさ)とも呼ばれ、春の訪れを予感させる大変縁起のよい花です。 (さらに…)

2019.02.21
鶯のアコヤパール付き銀かんざし|結婚披露宴、華やかな機会に
今日は約1年ぶりに、銀製(SV925)のアコヤパール付きかんざしをご紹介させて頂きます。枝にとまった番いの鶯(うぐいす/春告げ鳥)を模った、大変美しいかんざしです。訪問着など、準礼装の装いにおすすめですが、髪型により洋装のドレスに合わされても宜しいかと思います。結婚披露宴や華やかな式典にお勧めです。(2019.02.掲載商品) さて実はこの銀かんざし。先日ご紹介しました《鈴蘭のべっ甲かんざし》同様、仕様を変えて10年程前から継続販売している、息の長いかんざしの一つです。しかしながら、アコヤパール仕様のものは今までSNSでご紹介したことがありませんでしたね。 改めて撮影致しましたのでご紹介させて頂きます。カメラのレンズや私の手らしきものが、ところどころかんざしの表面に写り込んでおりますがご容赦ください。黒べっ甲もそうですが、特に銀製品は表面が鏡面状にり、撮影のライティングや角度を注意しないと、撮影者側が写り込んでしまうのですよね。 それでは早速ご覧ください。 (さらに…)

2019.02.14
鈴蘭(スズラン)のべっ甲かんざし2019|ユニークで可愛らしい、準礼装から普段の装いにお勧め
本日は鈴蘭(スズラン)をモチーフにしました、ユニークで可愛らしいべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。TPOにもよりますが、ちょっとしたパーティーや式典、準礼装のキモノから普段のキモノまでお勧めです。 またモダンな印象から洋装のドレスにも宜しいかと思います。(2019.02.掲載商品) 実はこのかんざし、今から8年ほど前にもご紹介(6年前再掲載)したことのあるかんざしです。販売はもう10年以上前からになりますが、少しずつデザインを変えながら今日まで至る、とても息の長いかんざしです。 以前の仕様と大きく変わった点は、スズランの花を模ったマザーオブパール10個の内、先端に付いている3個が可動式になったことです。このことにより、髪にお挿しになられたときに実際に花がゆらゆらと動き、かんざしに動きを与え、さらに可愛らしい印象に映ります。 また、以前かんざしの挿し方(向き)についてお話しした通り、このかんざしも頭の右斜め後ろ、やや上方から足を斜め下向きにして挿します。まぁ、ご覧くださればお分かりになりますよね。それではどうぞご覧ください。 「お洒落な礼装用べっ甲かんざし。鈴蘭、留袖、訪問着、附下、振袖、洋装ドレス、結婚式にもおすすめ。」2013年06月掲載商品【完売】 「べっ甲かんざし2011・6種」2011年06月掲載商品【完売】(アメブロへ⇒) (さらに…)

2019.02.08
美しく色合いを変化しながら輝くべっ甲螺鈿蒔絵かんざし2019・3種|普段のキモノにお勧め贅沢な簪
本日は大変見事な螺鈿(材料)を用いたべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。紬や小紋、普段のおキモノにおすすめなかんざしです。(2019.02.掲載商品) 今まで、かなめ屋でご紹介してきました商品をご覧頂ければお分かりの通り、螺鈿と蒔絵を併用した螺鈿金蒔絵の製品は今でもよく製作されています。しかしながら、螺鈿のみを用いたものは近年滅多に目にすることが無くなりました。 螺鈿とは本来、漆工芸の加飾技法のひとつになります。べっ甲かんざしや帯留めなどの和装品の場合、その描かれる意匠にもよりますが、螺鈿のみで装飾されたものは、主に普段使いの洒落もの用として製作されてきました。また、金蒔絵と併用することで、螺鈿単体で装飾したものに比べより美しく華やかに表現できることから、礼装、準礼装の装いに相応しい格のある製品を作る場合はこちらの手法が一般的です。 一昔前まで、螺鈿の材料となる白蝶貝(しろちょうがい)、黒蝶貝、夜光貝(やこうがい)、青貝(あおがい/かわしんじゅがい)、鮑(あわび)など、これら以外にも様々な種類の美しく高品質な材料(貝)を比較的豊富に手に入れることが出来ました。それだけ螺鈿を用いた装飾品も多く作られ、熟練された職人(蒔絵師)の高度で繊細な技術と、上質な材料を用いて装飾されたかんざしや帯留は、たとえ礼装用ではなくとも、目を見張る、素敵ななものが数多くありました。 しかしながら近年は、いつもお話ししている通り、キモノや和装小物などに対する価値観の変化などに伴い、需要と供給(需要減→供給減)のバランスも変化し、熟練された職人も、今まで築き上げてきた高度な技術を伝承する後継者もない中、次々と現場を離れていっています。さらに追い打ちをかけるように、上質な螺鈿材料を中心に価格が高騰し、本当に良いものはほとんど手に入らなくなってしまったと聞きます。この辺りはべっ甲にも同じようなことが言えますね。 (さらに…)

2019.02.08
結婚式、留袖、入卒式、準礼装のキモノにお勧め白べっ甲乱菊彫りかんざし|礼装にお勧めな白べっ甲簪。
本日は乱菊を彫刻した礼装用の白べっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。(2019.02.掲載商品) 第一礼装の黒留袖から、準礼装(略式礼装)の色留袖、訪問着など。結婚式、披露宴、ほか様々な慶事におすすめな礼装用のかんざしです。 先月も菊をモチーフにしました白べっ甲菊彫りかんざしをご紹介させて頂きましたが、同じ菊でもその種類やかんざしの形状により見た目の印象が変わります。余談になりますが、菊の花の種類も品種改良が進み日本だけでも数百種類、世界では万の種類があると言われています。 先月ご紹介しましたかんざしに彫刻された菊の花は丸く、また丸みを帯びたかんざしの形状も相まって、やや優しく可愛らしい印象に映りますでしょうか。 本日ご紹介するかんざしは、勢い、動きのある乱菊に、バチ型のかんざしになるため、比較的ややすっきりとした粋な感じの印象に映りますでしょうか。どちらのかんざしも、第一礼装までお挿し頂けるかんざしですが、お挿しになられる方のお好みや、お召しになられるおキモノの柄行きなどでお決めになられても宜しいかと思います。 ご親族の結婚式、披露宴に黒留袖をお召しになり、ご参列されるご予定の御座いますお母様、ご親戚の皆さま。またお子様、お孫様の卒業式や入学式に準礼装のおキモノをお召しになりご参列されるご予定の御座いますお客様。 どのようかんざしがお勧めか分からない、または決めかねてる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお立ち寄りください。実際に店頭に御座います様々な種類のかんざしを例にして、ご予算を含めて最も相応しいかんざしをお選び、お勧めさせて頂きます。 「結婚式、留袖、入卒式、準礼装のキモノにお勧め白べっ甲菊彫りかんざし|広く慶事に尊ばれてきたべっ甲」2019年01月掲載商品 「留袖、訪問着におすすめ、目出度い梅尽くしの白べっ甲かんざし|別名春告草とも呼ばれる梅のかんざし。」2019年01月掲載商品 「普段から準礼装のキモノまでお勧め、白べっ甲吉祥文様青海波と麻の葉透かし彫りかんざし+べっ甲豆知識」2018年12月掲載商品 「天然模様が美しい茨布べっ甲菊彫りかんざし|TPOに応じ準礼装から普段のお着物までお勧め+べっ甲豆知識」2018年01月掲載商品 「白べっ甲菊彫りかんざし|結婚式、留袖、訪問着にお勧め|広く祝事に尊ばれてきたべっ甲の贅沢な簪。」2017年09月掲載商品(→アメブロへ) (さらに…)