美しい茨布べっ甲唐草模様透かし彫りかんざし|普段のお着物におすすめ
「完売」
ちょうど1年前のブログ記事(2016/11/16)を見てみたら、『今月の投稿数は、月半ばを過ぎたというのに、今回で3件目?!になります。これはいまだかつてない程の超スローペースです。毎年のことですが…』などと書いていました。
毎年この時期は通常業務に加え、干支関連商品(干支かんざし、稲穂かんざしなど)の業務が増え、いっぱいいっぱいになります。嬉しいことに、ご新規のお客様を中心にすでに北海道から九州のお客様まで、昨年以上に早い、そして多くのご注文を頂いております。今のご時世、嬉しい悲鳴です。有難う御座います。
干支かんざしや、稲穂かんざしもそうなのですが、常時数百種類お取り扱いしている本物のかんざし(礼装、普段使い問わず)をネットで検索されて弊社に辿り着かれるお客様。中でも結婚披露宴、その他様々な式典や、ちょっとしたパーティーなどで留袖や訪問着などの礼装用のお着物をお召しになられるお客様が多く感じられます。そうしたお着物に合わせる本物のかんざしを取り扱う、また知識を持った専門店が減ってしまったことがそ理由の1つかもしれません。また最近では、以前銀座かなめ屋をご利用されたお客様やご存知な方からのご紹介も増えたことは本当に嬉しい限りです。有難う御座います。
実際にご来店下されば、TPO、お召しになられるお着物やお立場、ご予算等など…、お客様のお話をお聞かせいただいた上で、店頭に並ぶ数百種類のかんざしの中からお客様のご要望に叶ったかんざしをお勧めさせて頂きます。
さて、本日は、見事な唐草模様の透かし彫りを施した普段使い用の茨布べっ甲のかんざしをご紹介させて頂きます。今まで透かし彫りのかんざしは数えきれないほどご紹介して参りましたが、本日の彫刻師は弊社では初めてご紹介する方です。高齢化が危ぶまれるべっ甲、和装業界ですが、この方はまだお若く、作品をご覧頂ければお分かりのように、モダンなセンスに、仕事(彫り)もとても繊細で美しい仕上がりです。これからの作品もとても楽しみなべっ甲職人のお一人です。(2017.11.掲載商品)