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べっ甲牡丹菊笹文様螺鈿金蒔絵かんざし|華やかな色留袖、訪問着など準礼装の装いにお勧めな大変贅沢なかんざし|三方良しとモノづくりの大ピンチ。

「完売」

本日は見事な螺鈿金蒔絵の職人技が光る、大変豪華なべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。以前弊社のWEBサイトでも何度かご紹介させていただいたことがありますが、螺鈿金蒔絵の作者は、昔東京の三大名蒔絵師と言われていた方のお一人、広山(故人)氏です。

 

べっ甲牡丹菊笹文様螺鈿金蒔絵かんざし|華やかな色留袖、訪問着など準礼装の装いにお勧め

 

この記事を書くにあたって、昔私が過去に投稿した関連記事をいくつか読み返してみたら、今の和装業界、特に製造元、職人を取り巻く危機的状況を綴っていたので、記事下に改めてその文面を転記させていただきます。商品と合わせてご一読いただけましたら幸いです。

 

べっ甲菊螺鈿金蒔絵かんざし|結婚式、留袖、振袖、訪問着に。」2015/08掲載商品

 

べっ甲かんざし(菊竹蘭文様螺鈿金蒔絵/18K/パール)」2013/05掲載商品 【完売】

 

それでは、恐らくバブル期のある意味良い時代に、べっ甲職人、螺鈿蒔絵師、金属加工師の匠の技を結集して製作されたであろう、大変豪華で贅沢なべっ甲かんざしです。華やかな準礼装の装いにお勧めです。どうぞ最後までご覧ください。

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べっ甲水晶菊螺鈿ダイヤ使いかんざし2019・2|万華鏡のように美しく輝く水晶と螺鈿のハーモニー。

「完売」

本日は4月にご紹介しました水晶と薔薇をモチーフにしましたべっ甲かんざしの第二弾のご紹介です。前回とはカットの異なる本水晶に、格調のある菊の花をイメージした螺鈿を散りばめ、ご覧になる角度により万華鏡のように美しく、そして涼し気に輝く素敵な準礼装用(セミフォーマル)のべっ甲かんざしです。(2019.08.掲載商品)

 

べっ甲水晶菊螺鈿ダイヤ使いかんざし べっ甲かんざし 簪 水晶

 

べっ甲水晶薔薇螺鈿蒔絵ダイヤ使いかんざし2019・1|準礼装」2019/04掲載商品

 

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夏から晩夏、初秋におすすめなべっ甲かんざし|涼し気に藍翠色に輝く螺鈿と金色に輝く蜻蛉の美しい簪。

 

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先日、黒べっ甲と茨布べっ甲で模った、今にも飛びだちそうな縁起物の蜻蛉を用いた、ユニークなべっ甲かんざしをご紹介させて頂きました。本日はまた異なった装飾技法で、蜻蛉を用いたべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。

 

黒べっ甲の黒色をベースに、川面に光る美しい煌めきを藍翠色の螺鈿で美しく、そして涼し気に表現。その間を仲良く戯れながら飛び回る、18Kで模られた金色に輝く2匹の蜻蛉。また違った意味で大変美しいべっ甲かんざしです。

 

実はこのかんざし、4年ほど前に一度ご紹介させて頂いたものですが、今回新たに撮りなおしてご紹介させて頂きます。それではどうぞご覧ください。(2018.07.掲載商品)

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黒べっ甲翡翠帯留2018・3種|夏キモノにお勧め希少な翡翠。

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本日は久し振りに、べっ甲の帯留をご紹介させて頂きます。しかも特に夏にお勧めな(夏以外でも宜しいですが)、翡翠(染翡翠)を用いた大変希少な帯留です。従来よりほぼ定番商品の一つとして制作、お取り扱いしてきました帯留です。(2018.06.掲載商品)

 

しかしながら2014年にご紹介した後、程なくして完売、その後いざ新たに追加製作しようとしたところ、肝心の翡翠玉が市場から消えてしまい、また頼みの綱の天然の翡翠玉を均一の色合いに染める加工をして下さっていた最後の職人も廃業してしまった後でした。

 

そんな中、翡翠玉、及び加工の出来る職先を色々と手を尽くしながら探す中で、たまたま当時制作した染め翡翠の玉が僅かでは御座いますが手にすることが出来ました。以前帯留やかんざしの装飾として使用していた玉の大きさは、直径約6ミリでしたが、今回入手できたのは、大きさ、色合いの異なる2種になります。

 

ご参考までに下記に翡翠を用いた以前制作した帯留やかんざしのリンク(いずれも【完売】)を記しますので、ご興味のある方は合わせてご覧になってみてください。

それでは、18金の装飾を使用したものとそうでないもの、また大きさの異なる翡翠玉5ミリ9ミリ3種制作致しましたのでご一緒に紹介させて頂きます。お目に留まりましたらどうぞお早めにご来店、お問い合わせください。

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大変希少で贅沢な白べっ甲かんざし2018・3種|結婚式、色留袖、訪問着にお勧め

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向かって左側から順にご紹介させて頂きますが、実は左端、中央の2種は、以前にもご紹介させて頂いたことがあります。どちらも現在のところ最後の在庫になりますが、新たに右側のかんざしが完成したのでご一緒にご紹介させて頂こうと3種を一堂に撮影したのですが、あろうことか、新作が先に【完売】してしまいました。

 

年々品質の良い白べっ甲素材の確保が難しくなってきており、今のところ追加制作の予定は御座いませんが、とりあえず3種ともご紹介させて頂きます。結婚式や式典、パーティーなど華やかな機会に、色留袖、訪問着、準礼装のおキモノにおすすめな大変贅沢なべっ甲かんざしです。(2017.12.掲載商品)

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黒べっ甲彫金末広帯留|末広を模った趣きのある帯留+彫金豆知識

「販売中」(欠品・製作中の場合あり。在庫状況はお問い合わせください。)

 

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本日は久し振りにべっ甲帯留のご紹介です。扇面を模した黒べっ甲に、末広模った彫金(金/18K、24K、銀/sv925/赤銅)細工の装飾を添えた、大変趣きのある帯留になります。

帯留をご紹介する度に申し上げていることですが、基本的に「帯留」は洒落ものの装飾になります。よって、お立場やTPOにもよりますが、黒留袖のような第一礼装のお着物にはあまりお勧めはしておりません。しかしながら、先日の茨布べっ甲かんざしの下りでご説明したように、おめでたい末広がりな意匠の帯留であれば、訪問着など準礼装の装いは勿論のこと、場合によっては留袖にお付けになられても宜しいかと思います。(2018.02.掲載商品)

また、もっと帯留についてお知りになりたい方は、こちらの過去記事も合わせてご覧ください。

↓↓↓

銀製帯留|黒留袖?、訪問着、結婚式、パーティーにお勧め。アコヤパールとシルバーの礼装用帯留」ブログ2014年10月24日号

https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20141024.html

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桃珊瑚(ボケ珊瑚)帯留2種|紬や小紋、普段のお着物におすすめ

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本日は久し振りに、昨日のアフリカ珊瑚の玉かんざしに続き桃珊瑚(ボケ珊瑚)帯留めのご紹介です。「」では御座いませんが、桃珊瑚(ボケ珊瑚)のほっこりとした桜色にも似た、優しい天然の色合いの帯留です。いずれも今では貴重な現品限りの帯留です。(2018.01.掲載商品)

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黒留袖にお勧めなべっ甲かんざし2017・3種|結婚式、七五三

「完売」

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お子様の結婚式黒留袖をお召しになりご出席されるお母様やご親類のお客様が礼装用のかんざしを探して多くご来店される中、少し前から七五三用の髪飾りのお問い合わせやご来店が目立ち始めました。

近年では時代が変わり、留袖も、七五三も、一式レンタルでお済ましになられる方が主流になってしまいました。しかしながらそれでも、せめてかんざしや髪飾りなどの小物だけでもご自分のものをご購入される方も決して少なくはありません。しかし実際に店頭で取り扱う専門店が大変少なく、多くの方がお困りになられているように感じられます。

 

特に、毎年春先や秋口を中心にそうしたお客様のご来店、お問い合わせ、またご相談をお受けする機会が多くなります。七五三用の髪飾りは、数年前よりWEBでの掲載はしておりませんが、ご来店下されば、大人用のかんざしに比べ種類は限られますが、かのこちんころを含め、1年を通じて店頭にて取り揃えておりますので、お手に取って実際のボリューム感、風合いなどをご確認いただきながらご覧頂けます。お近くにお越しの際はぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

さて本日は、新作の七五三の可愛らしい髪飾りもご紹介したいところでは御座いますが、黒留袖準礼装の装いにお勧めな黒べっ甲のかんざしをご紹介させて頂きます。

かなめ屋では様々な種類の礼装用かんざしを取り揃えておりますが、本日はその中から一番オーソドックスな、今年の2月にも5種ご紹介させて頂きましたが、正統派パールの付いた黒べっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。新たに3種出来上がってまいりましたので合わせてご覧くだされば幸いです。(2017.10.掲載商品)

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芝山象嵌の黒べっ甲蝶櫛|失われた伝統工芸、芝山の貴重な逸品

「完売」

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もう随分前になりますが、江戸時代から継承されてきた日本の伝統工芸「芝山(象嵌)」が、ついに失われてしまったと言うお話しをしたことがありました。まだ十数年前までは、芝山の装飾が施されたべっ甲かんざしや帯留など、少々高価ではありましたが制作、入手することが出来ました。しかしながら今日では、滅多に目にすることは無くなりました。(2017.09.掲載商品)

 

芝山(象嵌/漆器)の歴史は古く、江戸時代後期(1775年ごろ)、現在の千葉県、成田空港の近くに位置する芝山村大野木専蔵という人物が芝山象嵌を作り始めたのがきっかけと言われています。後に大野木専蔵は芝山専蔵と改名し江戸(東京)へと出ると、芝山象嵌を広めたとされています。

 

漆を使用した研ぎ出しの手法を用いず、べっ甲に貝や金属で制作したパーツを寸分の隙間もなくべっ甲に埋め込む芝山(象嵌)。本日ご紹介するような櫛やかんざし、帯留などの比較的小さく繊細な和装小物類を手掛けられていた最後の芝山師は、今から7,8年程前に他界され、残念ながら後継者もなく絶えてしまったと聞きます。

 

現在では、この芝山象嵌の流れを汲む、横浜芝山漆器(家具や置物など比較的大きなものが主)の芝山師がお二人ご存命で、齢80歳を超えながら今でも、江戸時代から続くこの素晴らしい日本の伝統工芸の技を後世に伝えるべく後継者の育成にご尽力されているようです。

▼「Google Arts & Culture」芝山象嵌

 

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べっ甲幾何学模様螺鈿金蒔絵かんざし(大)2017|黒革の手帖|華麗な着物におすすめ。

「完売」

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《2020年版の新作はこちらから》

 

現在放送中の武井咲さん主演、黒革の手帖2017へは、本編(第1話から最終話迄)は勿論ですが、本放送前の準備段階、各種宣伝販促用から本物のかんざし(一部帯留)のご協賛をしてまいりました。本当は話数毎にまとめて、どのかんざしがどのシーン(話数)で使用されたかご紹介できればいいのですが、帯ドラマということで撮影期間が春先から長期に渡り、実は私自身も一体どのかんざしや帯留が何話のどのシーンで使用されたのか、だんだん訳が分からなくなって来ました^^;

 

画像データの無いものや、既にすべて【完売】してしまったものも御座いますが、折を見てどこかでまとめられたらと思っております。最終話までに間に合うかなぁ…、いや、やっぱり間に合わないだろうなぁ…。と言うことで、本記事内に少し、今までの関連記事(ブログ)のリンクを置いておきます。

 

さて、本日は黒革の手帖2017制作発表会で武井咲さんがお挿しになられていたかんざしの一回り大きなサイズのかんざしが完成致しましたのでご紹介させて頂きます。基本的な装飾技法は昨年ご紹介したものと変わりません。ご興味のある方は、下記の昨年(2016年)ご紹介した時の記事(外部サイト・アメブロへ)をぜひご覧ください。(2017.08.掲載商品)

 

【追記】「黒革の手帖」第6話でも元子が挿していましたね。側面に施された黒漆をベースにした截金の装飾がとても美しく輝いていました。

 

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