夏におすすめ、手彫り本象牙のかんざし2022・3種|夏キモノ、小紋、紬、浴衣など夏の装いにおすすめな本物志向のシンプルなかんざし。
本日は夏の装いにお勧めな本象牙のかんざしを3種ご紹介させていただきます。3種とも以前(2018年)ご紹介させて頂いた透かし彫りを施したバチ型のかんざしと違い、Uピン型のシンプルな形状になります。小紋や紬、浴衣など普段の夏の装いにお気軽にお挿しになれます。
実は十年ほど前に1度、似たようなUピン型のシンプルなかんざしを一度ご紹介したことが御座います。シンプルではあっても、こちらも東京在住の象牙職人が、東京都の伝統工芸品である、”江戸象牙“の伝統的な技術、技法(“型作り”、“彫り”、“磨き”)を用いて製作した大変希少なものになります。
現在、和装の装身具に専門に携わる象牙職人は、日本全国で10人を切ったと言われています。材料も然ることながら、もしかしたら近い将来、こうした日本の伝統的な装身具を生み出すことが出来なくなるかもしれませんね。
象牙製品の加工についてもう少し詳しくお知りになりたい方は、下の過去記事をご覧になってみてください。↓
「夏キモノにお勧め、涼し気な江戸象牙透かし彫りかんざし2018・1」2018年08月掲載商品
「夏キモノにおすすめ、希少な本象牙透かし彫りかんざし2018・2」2018/08掲載商品