お問い合わせはこちら

絞り込み結果: 黒べっ甲

黒べっ甲桜兎螺鈿金蒔絵かんざし2019・2種|満開の桜と兎。

11IMG_1806.JPG

 

 

本日は久しぶりに、螺鈿金蒔絵のべっ甲かんざしのご紹介です。可愛らしいうさぎが満開の桜のもとで春の訪れを楽しんでいる様子を描いたかんざしです。(2019.03.掲載商品)

 

 

古くから私のブログをご覧くださっている方は、もしかしたらこの図案に見覚えがあるかと思います(すべて完売)。しかし今回ご紹介するこの兎と桜のかんざしは、全体の蒔絵の構図は似ておりますが、かんざし本体の大きさや形状が異なる、初めてご紹介するものになります。

 

 

それでは黒べっ甲の上に金蒔絵と螺鈿によって見事に描かれた、美しく咲き誇るピンク色の桜の花、きらきらと輝きながら舞う花びら。そして兎たちの細やかな表情や躍動感、優しい毛並みなどにもご注目してご覧になってください。

続きを読む

美しい蝶のべっ甲螺鈿金蒔絵ローマ留め2019|べっ甲職人の技が光る、髪に優しいべっ甲製髪留め。

 

11IMG_0008.JPG

本日は美しい蝶を模ったべっ甲螺鈿金蒔絵のローマ留めをご紹介させて頂きます。前回はべっ甲本来の優しい光沢と温もり、そして天然模様が美しい茨布べっ甲のローマ留めをご紹介致しました。(2019.02.掲載商品)

今回のローマ留めはまたガラッと雰囲気が異なりますが見事な逸品です。べっ甲ならではの《芋継ぎ》技法により、白べっ甲と黒べっ甲を巧みに組み合わせ生地作り、そして《金蒔絵》と《螺鈿》装飾を加えた、表情豊かな美しいローマ留めです。

続きを読む

美しく色合いを変化しながら輝くべっ甲螺鈿蒔絵かんざし2019・3種|普段のキモノにお勧め贅沢な簪

「完売」

 

09IMG_2974.JPG

 

本日は大変見事な螺鈿(材料)を用いたべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。紬や小紋、普段のおキモノにおすすめなかんざしです。(2019.02.掲載商品)

 

今まで、かなめ屋でご紹介してきました商品をご覧頂ければお分かりの通り、螺鈿と蒔絵を併用した螺鈿金蒔絵の製品は今でもよく製作されています。しかしながら、螺鈿のみを用いたものは近年滅多に目にすることが無くなりました。

 

螺鈿とは本来、漆工芸の加飾技法のひとつになります。べっ甲かんざしや帯留めなどの和装品の場合、その描かれる意匠にもよりますが、螺鈿のみで装飾されたものは、主に普段使いの洒落もの用として製作されてきました。また、金蒔絵と併用することで、螺鈿単体で装飾したものに比べより美しく華やかに表現できることから、礼装、準礼装の装いに相応しい格のある製品を作る場合はこちらの手法が一般的です。

 

一昔前まで、螺鈿の材料となる白蝶貝(しろちょうがい)、黒蝶貝夜光貝(やこうがい)、青貝(あおがい/かわしんじゅがい)、(あわび)など、これら以外にも様々な種類の美しく高品質な材料(貝)を比較的豊富に手に入れることが出来ました。それだけ螺鈿を用いた装飾品も多く作られ、熟練された職人(蒔絵師)の高度で繊細な技術と、上質な材料を用いて装飾されたかんざしや帯留は、たとえ礼装用ではなくとも、目を見張る、素敵ななものが数多くありました。

 

しかしながら近年は、いつもお話ししている通り、キモノや和装小物などに対する価値観の変化などに伴い、需要と供給(需要減→供給減)のバランスも変化し、熟練された職人も、今まで築き上げてきた高度な技術を伝承する後継者もない中、次々と現場を離れていっています。さらに追い打ちをかけるように、上質な螺鈿材料を中心に価格が高騰し、本当に良いものはほとんど手に入らなくなってしまったと聞きます。この辺りはべっ甲にも同じようなことが言えますね。

続きを読む

黒べっ甲桜金蒔絵かんざし2019|春の装い、準礼装のキモノに

「完売」

 

11IMG_1604_1.JPG

本日はまだまだ寒い日が続いておりますが、一足早く、春の装いにお勧めな可愛らしい桜の蒔絵を施したべっ甲かんざしのご紹介です。過日同じく春の訪れを予感させる「梅」の花を彫刻した白べっ甲のかんざしをご紹介させて頂きました。梅の花は梅の良さがありますが、多くの方が春をイメージして最初に思い描くのは、やはり「桜」の花ではないでしょうか。

今までにも桜をモチーフにしましたかんざしや帯留をいくつもご紹介してきましたが、いずれも大変ご好評を頂き、程なく追加商品を含めすべて完売してしまったものが多く御座います。

本日ご紹介致します桜のかんざしも、もしお目に留まりましたらお早めにご来店、お問い合わせください。

それでは、今年の新作と同時に、完売品を含め、今までにご紹介してきました桜をモチーフにた素晴らしいかんざしや帯留のリンクをご参考までに挟んでご紹介させて頂きますで、ご興味の御座います方は合わせてご覧ください。(2019.01.掲載商品)

続きを読む

黒べっ甲沈金蒔絵かんざし2019・2種|幾何学文様と桜尽くし

「完売」

 

11IMG_1152.JPG

 

ここ暫く白べっ甲のご紹介が続きましたので、本日は黒べっ甲のご紹介です。昨年秋ごろから実際にお品物をご紹介しながら、”+べっ甲豆知識“と称して、改めてべっ甲の基礎知識や、べっ甲の種類ごとに向く、または向かない装飾技法などについてご説明してきました。

その中で、黒べっ甲にはその黒色を生かし、彫刻よりもパールや珊瑚、その他の天然石を装飾に用いたり、金蒔絵や螺鈿装飾を用いることが多いとお話しさせて頂きました。

本日ご紹介する”沈金“装飾も、べっ甲に用いられる装飾としては比較的珍しいものにはなりますが、金蒔絵や螺鈿装飾と同様にコントラストを生かし、黒べっ甲に映える装飾技法のひとつです。(2019.01.掲載商品)

続きを読む

無垢のままで美しい白べっ甲、蒔絵を引き立たせる黒べっ甲|先白べっ甲蝶金蒔絵一本挿し+べっ甲豆知識

「完売」

11IMG_0127.JPG

 

1か月ほど前に、大変贅沢で、今ではとても希少となってしまった総白べっ甲のかんざしをご紹介させて頂きました。その際にべっ甲の種類やその制作工程など、基本的なべっ甲豆知識的な事柄を改めて書かせて頂きました。

 

べっ甲本来の優しい温もりと美しい光沢の白べっ甲+べっ甲豆知識|大変希少で贅沢な鼈甲簪2018」2018.10.掲載商品

 

上記の記事では、白べっ甲黒べっ甲茨布べっ甲と大きく3種類に分けられるべっ甲。それらの種類における”価値(希少性)”については白べっ甲が最も高価ですと書かせて頂きました。

しかしながら、かんざしや帯留などを製品化する上で、何でも白べっ甲を用いることが最善という訳では決して御座いません。

 

その製品にどのような装飾(彫刻、蒔絵、石使いなど)を用いるか、またどのようなシーン(TPO)にお勧めなものにするかなどによって、敢えて黒べっ甲茨布べっ甲を用いた方が、より相応しく、そして美しい物が出来上がります。

本日はその一つの例となるかんざしが御座いましたのでご紹介させて頂きます。(2018.11.掲載商品)

続きを読む

黒べっ甲細氷(ダイヤモンドダスト)螺鈿金蒔絵簪+べっ甲豆知識

「完売」

 

12IMG_1344.JPG

 

ここ暫く、白べっ甲について実際の白べっ甲を用いたかんざしをご紹介しながらべっ甲豆知識的なお話しをして参りました。ひとまず白べっ甲についてのお話しはお休みにして、本日は黒べっ甲についてお話しさせて頂きます。

 

そして丁度タイミングよく(良く間に合わせてくださいました、蒔絵師さん有難う御座いました!)、今の冬の季節におすすめな、素敵な細氷(さいひょう/ダイヤモンドダスト)をモチーフにした、クリスマス仕様の大変素晴らしいかんざしが出来上がってきましたので、こちらのかんざしをご紹介しながら黒べっ甲についても少しお話しさせて頂きます。(2018.12.掲載商品)

続きを読む

大変見事なべっ甲螺鈿金蒔絵の櫛|雪輪に梅、菊、蘭文様。今日、殆ど制作されなくなった鼈甲櫛。

 

11IMG_3249.JPG

 

ここのところ、べっ甲製の洋装アクセサリーの御紹介が続きましたので、本日は逆に準古典的なかんざし(髪飾り)の一種、べっ甲の櫛をご紹介させて頂きます。

近年、日本人女性の髪型の変化に伴い、梳かし櫛は別として、かんざし、髪飾りとしての櫛の制作はめっきり減りました。オーダー品でもない限りは、ほぼ新たな制作は無くなってしまったように思います。

 

櫛の足の形状にも、櫛自体の形状や大きさなどによりいくつか種類があり、その時代時代により変貌してきました。真っ直ぐにストレートに伸びた歯(アメブロ→)中ほどで波を打たせた歯(アメブロ→)等々。

本日ご紹介するような、足の中ほどに割歯(わりば/髪留めのために途中を二股に割いてある)の入ったものは、その中でも比較的現代的なものになります。

 

そんなある意味、レアなべっ甲製の櫛をお探しの方は、どうぞお気軽にご来店、お問い合わせください。なお、シンプルなものから手の込んだデザインものまで常時十数種類程度は取り揃えておりますが、品揃えの内容は日々変化しております。

ご遠方からお越しの際は、事前に在庫状況(内容)をお問い合わせの上、お越し下さることをお勧めいたします。それではどうぞご覧ください。(2018.10.掲載商品)

続きを読む

美しいべっ甲製チョーカーとネックレス2018|日本の伝統工芸の技が光る

「完売」

 

11IMG_0197.JPG

本日は普段あまり店頭に並ばない、べっ甲製の洋装アクセサリーをご紹介させて頂きます。

銀座かなめ屋はべっ甲かんざしや髪飾りをはじめ、キモノをお召しになるときに必要な肌着から装身具全般を取り揃える”和装小物の専門店“です。従いまして、普段ご紹介しておりますべっ甲製品も、ごくたまにご紹介しております”バレッタ“や”ローマ留め“などの洋装アクセサリー類も一部お取り扱いして御座いますが、基本的には”和装に特化“した品揃えです。

しかしながら、べっ甲製の”洋装向けアクセサリー“の中にも、実はおひとりでも多くの方にご覧頂きたい逸品がたくさんあります。そうしたものも少しずつご紹介させて頂きたいと常々思ってはいるのですが、なかなか捗りません。

ちなみに、前回いつべっ甲製のネックレス、チョーカーをご紹介したかと調べてみたら、2012年の4月以来でしたね(笑)。今回訳あって、普段お世話になっているべっ甲製品を取り扱う仕入れ先さまより、いくつか洋装向きのアクセサリーをお借りしましたので何回かに分けてご紹介させて頂きます。

先ずは、茨布べっ甲の美しい天然模様を生かした、造形美豊かな薔薇彫りのモチーフをあしらったチョーカー(上左)。そして、雫型の白べっ甲と黒べっ甲のコンビが美しく揺れるペンダントヘッドの付いたネックレス(上右)。本日はこちらの2種を御紹介させて頂きます。(2018.10.掲載商品)

続きを読む

準礼装のおキモノにお勧め|モダンで美しい螺鈿金蒔絵のべっ甲簪

「完売(製作可)」(価格、細部の仕様などが変わる場合が御座います。)

 

10IMG_2575.JPG

先月末に開催された銀座くらま会(アメブロ→)、からす組の出番も終わったというのに、なんだかず~~っと忙しく、未だにブログでちゃんとご報告出来ていません。多忙の理由はお仕事がらみなので、このご時世、そしてこの業界ではとっても嬉しいことなのですがね。

忙しい理由の一つは、ネット検索されたお客様のご来店やお問い合わせがとても多いと言う事です。ほぼ毎日のようにご新規のお客様がお越しになります。そしてここ最近はさらに、ご遠方からお越しになるお客様が特に目立ちました。

あるお客様は山形県から新幹線でお越しになられました!事前にお電話で、いくつか礼装用のべっ甲かんざしをお問合せ下さっていたのですが、それら実物のかんざしと、店頭にあるWEB未掲載商品の数々を実際にご覧になり、見比べながら、素晴らしいべっ甲かんざしをお買い求めくださりました。

そしてご序でに礼装用の帯揚げや末広も。お会計が済んだのち、どちらかにお立ち寄りになられるのですか?とお聞きすると、これからトンボ返りで新幹線に乗って帰りますとのこと。恐縮であるとともに、本当にご来店誠に有難う御座いました。

また別のお客様はもっとご遠方から。なんと鹿児島県から飛行機でご来店くださりました!!当日のお昼ごろお電話を頂戴し、いくつか礼装用のかんざしについてお問い合わせくださり、そしてお電話を切る際に閉店時間をご確認されたので、『お近くにお住まいですか?本日お越しになりますか?』と、お尋ねしたところ。『はい、これから主人が伺いますので宜しくお願いします。多分、閉店時間ギリギリになるかもしれませんが、これから飛行機で東京に行きますので。』と…。

一瞬私の頭では理解が出来ず…空白の時間が流れたのは言うまでも御座いません…。そして、やはり閉店時間間際でしたが本当にお越しくださり、先ほどのお客様同様、奥さまが事細かに書かれたメモを元に、礼装用のべっ甲かんざしを幾つかご覧になり、そして奥さまに写メされ、お電話で直接奥さまとお話しさせて頂きながら、素晴らしいべっ甲かんざしをお買い求めくださりました。ただし、ご主人様は少々お疲れになられたようですが…、本当にご遠方よりお越しくださり、誠に有難う御座いました。

そんな忙しなくも嬉しい本日は、一昨年、そして昨年とご紹介しました日本の素晴らしい伝統工芸の技術が散りばめられた、モダンな準礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。昨年テレビ放映された「黒革の手帖」の制作発表と本編で、主演の武井咲さんがご使用になられたかんざしと同じシリーズのかんざしです。

また現在、武井咲さんがご出演されている、「黒革の手帖」をパロディーにした「ハズキルーペ」の新コマーシャルでも、かなめ屋のホンモノのべっ甲かんざしを使用して頂きました。(2018.10.掲載商品)

続きを読む

Page Top