べっ甲篭型玉かんざし2021・2種|アメジスト、琥珀、普段使いのちょっと贅沢で粋なかんざし
「完売」
今年も早10月に入り、来年の干支関連商品の準備に入りました。来年の干支は寅。さてどんな年になりますでしょうか?と言うか、いい年にしたいものですね。さて、とその前に、10月と言えばハロウィン、弊社でもハロウィンに因んだかんざしを幾つか製作、ご紹介して参りました。(2021.10.掲載商品)
本日ご紹介するちょっと変わった玉かんざしも、特に意図してはなかったのですが、ハロウィンにも使えそうですね。昔、地下鉄はどこから入れるのでしょうか?というような笑い話が流行りましたが、さてこの玉はどうやって入れたのでしょうか?
「ハロウィン仕様のべっ甲かんざし2018|ジャックオーランタン」2018/10掲載商品
「ハロウィンの刺繍半衿2018|ハロウィンの素敵な和装小物たち」2018/10掲載商品
答えは、玉かんざし本体の上部を表面、側面からそれぞれ縦に割き、熱を加えて柔らかくしてから玉を中に納めます。このようにべっ甲は熱を加えることにより変幻自在に曲げることができますから様々な形を作り出すことが可能です。
しかしながら今回のような加工は、比較的高度な技術を要することから、べっ甲職人なら誰でもできるものではありません。近年ではほんの数人ぐらいになってしまいましたかね。こうして徐々に、日本の伝統工芸の技を継ぐ職人が少なくなっています。残念ですね。
それでは、アメジストの玉を用いたかんざしから順にご紹介させていただきます。
・べっ甲アメジスト篭型玉かんざし【hpkbc211004-1】¥97,900(¥89,000+税) 【完売】
(長さ:約182㎜、横25㎜、アメジスト/直径:約18㎜)
「七色に輝く縁起物の鱗文様が素敵な、べっ甲螺鈿かんざし2021|希少な姫鮑を贅沢に使用|普段のキモノから準礼装の装いまでお勧め。」2021/08掲載商品
・べっ甲琥珀篭型玉かんざし【hpkbc211004-2】¥94,600(¥86,000+税) 【完売】
(長さ:約178㎜、横25㎜、琥珀/直径:約18㎜)
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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