本日は象牙製の団扇型一本挿しに、素敵なクレマチス（鉄線）を金蒔絵で描いた、粋で贅沢なかんざしをご紹介させていただきます。４年前の２０２０年に一度ご紹介させていただきましたが、程なく完売に..。

追加製作に４年も掛かってしまいましたが、その分、今回は少し華やかにバージョンアップして製作致しましたのでご覧ください。（2024.08.掲載商品）

一緒に写っている青色の勾玉の蒔絵を施したものは、弊社創業９０周年記念のかんざしになります。後日ご紹介させていただきます。

 

「涼し気で粋な象牙製団扇かんざし２０２０・クレマチス（鉄線）｜単衣、絽のキモノにお勧めな希少で贅沢なかんざし。」2020/05掲載商品 【完売】

 

表面には、蒔絵を依頼しました加賀蒔絵の名蒔絵師、高田光貴氏の名が入ります。

 

そしてうら側には、このかんざしを製作してくださった象牙彫刻師（成之）の名が入ります。かなめ屋の初代（私の祖父）よりお世話になっている、東京の老舗象牙店のご主人の手による彫刻です。

 

象牙の厚みは場所により異なり、およそ６㎜～１㎜程度。

団扇の部分と足を別々に製作し、凹凸状にして差し込み特殊な溶剤にて接着しています。

金蒔絵で描いたクレマチス（鉄線）は、角度により、また光の加減で、色合いが美しく変化ます。深みのある青色の鉄線の花、生命力あふれる緑色の葉、そして金色に輝く勢いよく伸びる蔓のハーモニーが象牙のアイボリー色をバッグに素敵に映えます。

４年前にご紹介したものと比べ、薄く散らした金粉の蒔絵が、絵に立体感（奥行き感）を加え、より華やかに仕上がりましたでしょうか。

 

・象牙クレマチス／鉄線金蒔絵団扇かんざし【hpkzc240823-1】￥217,800（￥198,000+税）

（象牙彫刻：成之、金蒔絵：高田光貴）

（大きさ：長さ：約159㎜、横37㎜、厚み6.5～1.0㎜）

※天然素材を使用した手描きになります。１点１点、象牙、蒔絵の色合い、風合いなどが微妙に異なります。予めご了承ください。

 

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