琥珀と螺鈿金蒔絵の洋風モダンな華やかな準礼装用べっ甲かんざし2018
ここのところ純和風な装飾のべっ甲かんざしのご紹介が続きましたので、本日は洋装モダンなシルエットと装飾が美しい螺鈿金蒔絵のべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。
とはいうものの、2010年、2013年とご紹介させて頂いたものですが、以来、いまだに準定番商品として大変人気の御座いますべっ甲かんざしです。新たに撮影させて頂きましたのでご紹介させて頂きます。(2018.01.掲載商品)
かんざし全体のデザインは、百合の花をモチーフにしています。『立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』これは、シャクヤクのように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚という、美しい女性を賛美した言葉ですね。
百合の花言葉には、威厳、純潔、無垢など、また百合の花形には愛を表すとも言われています。
あら不思議!真横から見ると、本来の琥珀色が浮かび上がります。
中央に、ひと際美しく、緑色に輝くところは、実は琥珀です。以前ご紹介した、「べっ甲蝶唐草文様琥珀螺鈿銀蒔絵かんざし」と同様に、琥珀の底側に、特殊な技法により、漆に顔料と金(24K)を混ぜたものをコーティングしています。そうすることで、上から見たとき、また角度を変えることによって、何とも言えない綺麗な色を放ち、輝きます。
まさに、古来より続く日本の素晴らしい伝統工芸品のべっ甲かんざし、そこに現代的な新風を吹き込んだ素晴らしいハーモニーです。 是非、お若い方にもお挿し頂きたい逸品です。
・べっ甲百合唐草文様琥珀螺鈿銀蒔絵かんざし【hpkbf171220-1】¥226,000+税
(蒔絵:Sion、長さ:約146㎜、横63㎜、厚み4㎜)
▼【ブログ】ご紹介ページ
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20171220.html
他の2種も追ってご紹介させて頂きます。
↓↓↓
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
銀座かなめ屋・三代目のブログ(アメブロ)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/
銀座かなめ屋・フェイスブックページ
https://www.facebook.com/ginzakanameya/
銀座かなめ屋・三代目の𝕏(旧ツイッター)
https://twitter.com/kanameya_3daime