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ハロウィン仕様のべっ甲螺鈿金蒔絵かんざし3種《再》|コウモリ(蝙蝠/幸守?)と古城とジャックオーランタン。

今年もハロウィンの季節が近づきましたので、昨年ご紹介しましたハロウィン仕様のべっ甲かんざし3種を改めてご紹介させて頂きます。

 

闇夜にひっそりと建つ古城をバックにコウモリがパタパタと羽ばたいている図のかんざし2種(かんざしの形状が異なります)。そしてもうひとつは、大きな緑色の葉を従え、不気味な顔を覗かせるオレンジ色と黄色のツートンカラーのお化けカボチャ、ジャックオーランタンの図のかんざしです。

 

ハロウィン仕様のべっ甲かんざし

 

余談ですが、コウモリは漢字では‟蝙蝠”と書きますが、元々害虫を駆除(食べて)してくれる、人間に対し有益な生き物として、‟幸福”を‟守る”と書いて、《幸守》とも書きます。同じような理由により、ヤモリもクモやワラジムシなどの害虫を食べてくれ、人間に対しても臆病で、攻撃性も低いため、‟”を‟守る”と書いて《家守》と書いたりします。

 

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昔はどちらも、都会で姿を目にすることが出来ましたが、今ではちょっと田舎、古民家にでも行かないと、なかなか見掛けることが無くなり、ちょっと寂しい気もしますが、どちらも和装小物の世界では今でも、縁起物の意匠(モチーフ)として目にすることが出来ます。

 

またトンボ(蜻蛉)も和の世界ではよく用いられる意匠(モチーフ)のひとつです。その昔、第二十一代天皇、雄略天皇が吉野の阿岐豆野で狩をなされた時、アブがその腕を刺したのを蜻蛉が来てそのアブをくわえて行ったという故事から、ゲンを担いで《勝ち虫》と呼ぶようになりました。武家時代には、勝負の縁起を担いで兜の前立ちをはじめ、刀掛け、つばなど様々な武具の飾りや模様に蜻蛉の姿を目にすることが出来ます。

 

さて、話を戻して、どちらも本漆に24金、顔料を用いて描かれた、本格的な螺鈿金蒔絵です。何枚かお写真を添付いたしますが、もっと詳細をご覧になりたい方は下記のリンク先からご覧ください。

 

ハロウィン仕様のべっ甲かんざし2018|ジャックオーランタン」2018/10掲載商品

 

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※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工費などにより価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

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