本日は久し振りに、今では大変希少な珊瑚をかんざしの峰に連ねたべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。日本では“魔除け”、“厄除け”の意味があると言われている珊瑚。小粒ながらも血赤に近い、深みのあるこっくりとした色合いの赤色の珊瑚を12個も連ねています。(2025.10.掲載商品)
かんざしの形状もバチ型ではなく輪ピンタイプなので、普段の外出着に気取らず気軽お挿し頂けるちょっと贅沢な本物志向のかんざしです。


かんざし自体の形状も冒頭申し上げましたようにバチ型ではなく輪ピンタイプなので気軽に気取らずにお挿しになれます。
またかんざしの側面も面取りして丸みを帯びた加工を施してありますので髪映りも優しく見えます。

・黒べっ甲珊瑚12個付きかんざし【hpkbc251021-1】¥107,800(¥98,000+税)
(大きさ:約縦108㎜、横40㎜、厚み4~3㎜)
(珊瑚:約4.0㎜×12個)
日本では珊瑚には“魔除け”、“厄除け”の意味があると言われれています。特に女性には、その血のような赤い色から、子宝、出産、そして健康、長寿のお守りとして身につけられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また西洋でも様々な神話や珊瑚が生息する海にちなんで、船乗りのお守りとして、そしてその色合いから妊婦のお守りとして珍重されています。
また珊瑚は仏教(仏典)における七宝(①金、②銀、③瑠璃(るり/ラピスラズリまたは青色のガラス)、④玻璃(はり/水晶または無色透明なガラス)または真珠、⑤硨磲(しゃこ/シャコガイの殻)または白色系の珊瑚、⑥珊瑚、または玫瑰(まいかい/赤色系の宝玉、詳細は不明)、⑦瑪瑙(めのう)」)の一つでもあります。
「金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)」または、
「金、銀、瑪瑙、瑠璃、硨磲、真珠、玫瑰(まいかい)」
「黒べっ甲珊瑚18Kかんざし2021・2種|成人式、振袖、未婚、既婚女性の訪問着など準礼装の装いにおすすめ」2021/01掲載商品
「べっ甲珊瑚錦鯉彫り装飾付き蓮流水螺鈿金蒔絵かんざし2025」2025/07掲載商品
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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