扇子2019・5種|紳士用の渋い絹扇3種と派手な渋扇2種|絹張り、柿渋、渋扇、箔使い、京扇子。
「完売」
本日はタイトルに御座いますように、趣の異なる、ある意味対照的な紳士用の扇子をご紹介させて頂きます。
最初にご紹介する扇子は、扇面が透け感のある絹張りになっていて、涼し気な印象ですが、描かれている(染められた)意匠が何とも渋い扇子です。今でも大変人気の御座います渋扇(しぶせん/扇面の和紙を柿渋で染めた、まさに渋い扇子)を以前ご紹介したことが御座いますが、こちらも負けず劣らず、大変渋い印象の扇子3種です。
後半でご紹介する箔使いの扇子、実はこちらは先ほどお話ししました落ち着いた雰囲気の柿渋染めの渋扇になります。しかし、大胆な図案に金箔、銀箔を用いることにより、本来の渋い印象の渋扇がご覧の通り大変派手な扇子に豹変します。特に金箔を大胆に使用した扇子は、柿渋で深みのある橙色に染められた扇面に、金箔が目がくらみそうなほど煌びやかな輝きを発します。
本来渋い筈の渋扇が、装飾を変えることでこうも変わります。面白いですね。それではどうぞ最後までご覧ください。