結婚披露宴、色留袖、訪問着、振袖、準礼装の着物にお勧めな簪
本日は色留袖、訪問着、振袖など、(準)礼装の装いにおすすめなべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。いつもご紹介しているバチ型、波型(峰の形状)のかんざしではなく、峰の形状が丸く、比較的優しい印象のかんざしです。
先日ご紹介しましたバチ型の唐草模様の白べっ甲かんざしと比べると、またガラッと雰囲気が変わることがお分かり頂けるかと思います。(2018.09.掲載商品)
白べっ甲に彫られた意匠は”御所車“と麻の葉。御所車は平安時代から鎌倉時代ごろまで貴族の間で使用されていた乗り物で、牛に引かせていたので牛車(ぎっしゃ)とも言われます。キモノや和装小物類にもよく用いられるモチーフの一つですが、多くの場合は華やかに飾られた御所車のみで、牛は描かれていません。
余談ですが、これとよく似たもので”源氏車“という文様があります。こちらは御所車の”車“(車輪)のみを図案化したものを指します。
丸みを帯びたかんざしの形状と同じく、かんざしの側面も面取りをして丸く仕上げ、より一層優しい風合いを醸し出しています。
▼うら側
・白べっ甲御所車透かし彫りかんざし【hpkbf180904-1】¥245,000+税
(大きさ:縦約130㎜、横57㎜、厚み3㎜)
白べっ甲のかんざしをご紹介するときによく申し上げていることですが、「白べっ甲」は、べっ甲の中でもその希少性から比較的高価になってしまう反面、その装飾(彫刻や形状など意匠)にもよりますが、フォーマルから普段使いまで様々なシーンにお勧めできるべっ甲素材です。
結婚披露宴やお目出度い式典、華やかなパーティーなど特別な「ハレの日」の装いに、また観劇やちょっとした会食、カジュアルなお出掛けなど普段の「ケの日」にもお勧めなべっ甲かんざしです。
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
▼【べっ甲かんざし・真珠/珊瑚/翡翠/琥珀使い】まとめ(訪問着・附下・小紋などにおすすめ)アメブロへ⇒
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/theme-10098608067.html
▼【黒べっ甲かんざし・真珠使い】まとめ(留袖・訪問着におすすめ)アメブロへ⇒
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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