商品カテゴリー

シーン別

材質・装飾技法・その他

キーワード検索

販売ステータス

検索を閉じる

銀座 かなめ屋

HOME商品紹介商品カテゴリかんざしべっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

投稿日:2026/09/11

更新日:2026/09/11

べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

本日は茨布べっ甲の特性を生かした“布包み(ふづつみ)”という技法を用いた、華やかな準礼装用のべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。(2026.09.掲載商品)

べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

ご存じのようにべっ甲は大きく3種に分かれます。全体が黒いべっ甲を“黒べっ甲”、全体に黄色味がかった半透明のべっ甲を“白べっ甲”。そして全体に白べっ甲と黒べっ甲が交じり合った、いわゆるべっ甲模様のべっ甲を“茨布(ばらふ)べっ甲”と呼びます(地域により呼び方が異なったり、さらに細分化されています)。

3種のべっ甲の中で、最も希少性が高く高価なものは白べっ甲で、タイマイの一枚の甲羅からおおよそ10%程度しか取れないと言われています。次に黒べっ甲、そして最も材料の多いものが白べっ甲と黒べっ甲が交じり合った茨布べっ甲です。

白べっ甲はその希少性から、花魁(おいらん)や芸者(芸妓)、また近年まで花嫁用のかんざし一揃えなどの材料として用いられてきました。花嫁用のかんざし一揃えの製作費は、“蔵が一つ建つ”とも比喩されるほど高額なものでした。

また現代の白べっ甲を用いたかんざしや帯留はその希少性から、一般的には蒔絵などを施さず、べっ甲本来の美しい光沢と透明感を引き立たせるため、あまり過分な装飾はせず無垢のまま、あるいは透かし彫りなどの彫刻で装飾します。

黒べっ甲はその艶やかな黒色から、蒔絵や螺鈿、また真珠や珊瑚、翡翠、天然石などを装飾に用いることにより、色のコントラストが効き、きれいに映るので黒べっ甲を用いる場合が多くなります。

茨布べっ甲は、恐らく一般の方がべっ甲と聞いて一番に連想する素材ではないでしょうか。その柄行は人の指紋と同じように、その個体ごとに異なり、まったく同じ模様は二つとして存在しません。和の世界ではそのべっ甲特有の天然模様を生かし、主に普段使い、洒落もののかんざしや帯留などに用いられます。

べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

本日ご紹介するべっ甲かんざしは、その唯一無二の茨布べっ甲の天然模様を生かし、白べっ甲の半透明な部分はそのままに、黒色から茶褐色の部分に螺鈿を施す“布包み”という装飾技法を用いて、準礼装に相応しいかんざしとして製作した唯一無二のかんざしになります。

ちょうど10年前にもご紹介させて頂いたことが御座いましたので、よろしかったら下記リンク先よりご覧ください。

螺鈿金蒔絵の輝きが美しいべっ甲かんざし|布包み|準礼装(セミフォーマル)用の華やかなかんざし」2016/03掲載商品【完売】(弊社外部サイト~アメブロへ)

べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

螺鈿は光の当たる角度や向きにより、金蒔絵の金色から七色に光り輝く螺鈿のほとばしる光が変化しながら美しく輝きます。また、べっ甲の形状も大変珍しく、峰の部分を“S字”状に湾曲して加工してあり、布包みで装飾された螺鈿の輝きが、より華やかに髪の上で踊ります。

べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

かんざしを裏から見ると布包みの様子がよく分かります。また蒔絵師の銘が足に入ります。

べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識 べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし|華やかなかんざし+べっ甲豆知識

・茨布べっ甲布包み螺鈿金蒔絵かんざし【hpkbf260911-1】¥239,800(¥218,000+税)

(螺鈿金蒔絵:伯兆/大きさ:約縦140㎜、横87㎜、厚み4㎜~2㎜)

 

ご参考までに↓

べっ甲本来の優しい温もりと美しい光沢の白べっ甲+べっ甲豆知識|大変希少で贅沢な鼈甲簪2018」2018/10掲載商品【完売】

美しく色合いを変化しながら輝くべっ甲螺鈿蒔絵かんざし2019・3種|普段のキモノにお勧め贅沢な簪」2019/02掲載商品【完売】

どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。

 

▼【白べっ甲かんざし】まとめ(留袖・訪問着・小紋などにおすすめ)

o0800060014126616034.jpgo0800060014105244078_20180220.jpg

o0800060014089801313.jpgo0600045013892485728.jpg

 

 

▼【べっ甲かんざし・蒔絵/螺鈿】まとめ

o0800060014043186181_20180220.jpgo0600045013510832011_20180220.jpg

 

▼【黒べっ甲かんざし・真珠使い】まとめ(留袖・訪問着におすすめ

o0800060014041046736_20180220.jpgo0600045013254529819_20180220.jpg

 

鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

 

※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

 

▼銀座かなめ屋の各ウェブサービスも合わせてご覧ください。

 

銀座かなめ屋・三代目のブログ(アメブロ)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/

銀座かなめ屋・フェイスブックページ
https://www.facebook.com/ginzakanameya/

銀座かなめ屋・三代目の𝕏(旧ツイッター)
https://X.com/kanameya_3daime

 

かなめ屋お問い合わせフォーム