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べっ甲琥珀玉かんざし2種|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

本日は秋らしい色合いの琥珀玉を用いた、普段使いのべっ甲玉かんざしをご紹介させていただきます。最近は耳かきから足先まで、全体にウエーブを効かせた“カービング玉かんざし”や、“カービング一本挿し”をご紹介してきました。

本日ご紹介する玉かんざしは、耳かきも足もストレートな古典的な玉かんざしになります。まだしばらく残暑が続きそうですが、少しずつ秋を彷彿させるお品物をご紹介させて頂きます。(2024.09.掲載商品)

べっ甲琥珀玉かんざし|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

べっ甲琥珀玉かんざし|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

ハロウィン仕様のべっ甲かんざし2018|ジャックオーランタン」2018/10掲載商品

今まで弊社でご紹介してきました玉かんざし(一本挿し含む)の玉の取り付け仕様ですが、通常使用する玉の天地にべっ甲を挿すための穴を直径3~5ミリ、深さ5ミリ程度貫通させず開け、その窪に耳かきと足の根元を凹凸状に加工したものを差し込み接着しております。

この方法ですと、特に透明感のある天然石を使用した場合でも、中心に空洞がなく、見た目もスッキリときれいに見えるという利点が御座います。

また万が一、落下などによる衝撃に対しても、天然石の中をべっ甲や金属芯を通す場合に比べ、修復ができない天然石の破損よりも、修復が可能なべっ甲部分の破損で済む場合が比較的多くなるという利点もあるからです。

しかしながら、最近は天然石に特注仕様で穴を開ける工房や職人も少なくなり、洋装のネックレスなどで用いられる、やや細身の貫通穴が予め開いている天然石が比較的豊富に流通していることから、それ等の天然石をかんざしに転用する場合が多くなってきたかなと感じます。

 

べっ甲琥珀玉かんざし|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

天然琥珀の中に入ったグリッター(気泡)により、角度や光の加減により琥珀の輝きが変化しながら輝きます。

 

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・べっ甲琥珀玉かんざし【hpkbc240902-1】¥56,100(¥51,000+税)

(全長:約156㎜、琥珀/直径:約18㎜)

 

べっ甲琥珀玉かんざし|赤と黄色の秋らしい色合いの玉かんざし

こちらは天然琥珀を赤く染めた染め琥珀を使用した玉かんざし。髪に挿すと、さほど目立ちませんが、玉の中心に真ちゅう製の心棒が映ります。

 

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・べっ甲琥珀玉かんざし【hpkbc240902-2】¥56,100(¥51,000+税)

(全長:約158㎜、染め琥珀/直径:約21㎜)

 

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↑べっ甲琥珀一本挿し、次回ご紹介

 

どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。

 

▼【白べっ甲かんざし】まとめ(留袖・訪問着・小紋などにおすすめ)

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▼【べっ甲かんざし・蒔絵/螺鈿】まとめ

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▼【黒べっ甲かんざし・真珠使い】まとめ(留袖・訪問着におすすめ

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鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

 

※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

 

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