末広がりで美しいべっ甲かんざし|準礼装から普段の外出着にお勧め。
「完売」
本日はべっ甲本来の優しい温もり感じる、末広がりで美しいべっ甲かんざしをご紹介させていただきます。一見シンプルな形状ですが、実は6つのパーツから成り立っています。
早くも師走、今年はゆっくり紅葉を楽しむ時間がほとんど持てませんでしたので、こちらのかんざしで暫し和みましょう。(2021.12.掲載商品)
「ステンドグラスのように美しいべっ甲かんざし2021|べっ甲の特性を巧みに用いて制作。準礼装から普段のキモノまでお勧め。」2021/10掲載商品
ご存じのように、べっ甲は膠(にかわ)の性質を持っているので、水と熱により圧着して形作られます。その性質を用いて、両サイドの足に繋がるパーツを黒べっ甲、内側の黄色の半透明なパーツを白べっ甲、そしてやや赤みを帯びたパーツを赤べっ甲(タイマイのお腹の部分)でそれぞれ製作。そして水と熱によりそれぞれのパーツを圧着して一本のかんざしに仕上げています。
過日ご紹介したステンドグラス風のかんざしも同様に製作されたものですが、こちらのかんざしは、つなぎ目に丸みを帯びた彫刻を加え、より立体的に美しく見せるための加工が施されています。
一見シンプルに見えるかもしれませんが、日本の素晴らしいべっ甲細工、伝統工芸の技が生かされたかんざしになります。
・べっ甲かんざし【hpkbf211203-1】¥232,100(¥211,000+税) 【完売】
(大きさ:縦約122㎜、横80㎜、厚み5㎜~4㎜)
どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。
「鶴は千年、亀は万年」古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲。
一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様、ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。
※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
銀座かなめ屋・三代目のブログ(アメブロ)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/
銀座かなめ屋・フェイスブックページ
https://www.facebook.com/ginzakanameya/
銀座かなめ屋・三代目の𝕏(旧ツイッター)
https://twitter.com/kanameya_3daime