懐中七色扇子2022|7つの色で描かれた七宝、市松、鱗文様。7つの災いから身を守り、7つの幸運を招くとされる縁起の良い扇子。
本日は七つの災いから身を守り、七つの幸運を招くと言われる、七色使いの扇子をご紹介させて頂きます。扇子の長さは、女性が末廣として帯に挟んでお持ちになる6寸(約18㎝)になります。一般的女性が涼を取る目的でお持ちになられる扇子の長さは6寸5分や7寸が多くなりますので、一回り短くなります。(2022.02.掲載商品)
親骨は黒塗りですが、開くと七色のきれいな色と縁起物の文様が現れます。また閉じて帯に挟んでいても、側面のきれいな色がちらりと見てとれます。
【懐中七色扇子】
七つの色を一度に持つと、七つの災いから身を守り、七つの幸運を招く。その昔、弘法大師(空海)が七つの色の物を身に着けて荒行に出たとき、その七つの色の物によって数々の難を逃れたという伝承が残っています。
・「七宝」:丸が広がる様子から、円満・調和・ご縁を意味する。
・「市松」:柄が途切れず続く様子から、繁栄・拡大を意味する。
・「鱗」:蛇や蝶の脱皮を連想し、厄を落として再生を意味する。
昨年、一昨年と、扇面に抗菌加工を施した和紙を使用した漆喰扇子や、アマビエやヨゲンノトリの絵を手描き入れたユニークなオリジナル扇子をご紹介させて頂きました。一部完売しているものも御座いますが、宜しければこの記事の最後にリンクを貼っておきますので、合わせてご覧いただければ幸いです。
それでは「懐中七色扇子」を順にご紹介させていただきます。