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茨布べっ甲茶杓型一本挿しかんざし|大変に珍しいべっ甲一本挿し

本日は先週ご紹介致しました珍しい、茨布べっ甲菓子切りセットに引き続き、こちらもまた大変に珍しい(少なくとも私は初めて見ました)、“茶杓(ちゃしゃく)”型の茨布べっ甲一本挿しをご紹介させていただきます。(2024.02.掲載商品)

 

茨布べっ甲茶杓型一本挿しかんざし|大変に珍しいべっ甲一本挿し

茨布べっ甲茶杓型一本挿しかんざし|大変に珍しいべっ甲一本挿し

茶杓の“節(ふし)”や筋の通った“樋(ひ)”、また抹茶をすくう“櫂先(かいさき)”も忠実に表現されています。

一般の玉かんざしや一本挿しの先端には、江戸時代に度々発令された質素倹約を庶民に強いた奢侈禁止令(しゃしきんしれい)時に、贅沢な装身具(かんざし)ではなく日常品の“耳かき”を装ったとされる、耳かきの“掻き”がその名残りとして、今もなおかんざしの先端の装飾に残っています(諸説あり、また地域によって(西日本、九州地方など)は、先端に耳かき装飾のない一本挿しを多く見ることが出来ます)。

余談ですが、べっ甲も玳瑁(タイマイ/ウミガメの一種)とは言わず(書かず)、“鼈甲(スッポンの甲羅)”と漢字で書きますが、同じような理由によると伝えられています。

 

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・茨布べっ甲茶杓型一本挿し【hpkbc240214-1】¥37,400(¥34,000+税) 

(大きさ:約縦160㎜、横11㎜)

 

茨布べっ甲菓子切りセット|珍しいべっ甲製菓子切り+菓子切り立て」2024/02掲載商品

 

どのようなかんざしがおすすめか、分からないことなど御座いましたら、どうぞお気軽にご来店の上ご相談ください。色々とお話を伺いながら、ご予算を含め、常時取り揃えております数百種類の中から、最もふさわしいかんざしをお勧めさせて頂きます。

 

▼【白べっ甲かんざし】まとめ(留袖・訪問着・小紋などにおすすめ)

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▼【べっ甲かんざし・蒔絵/螺鈿】まとめ

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▼【黒べっ甲かんざし・真珠使い】まとめ(留袖・訪問着におすすめ

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鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

 

※1980年にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に日本が批准し、それ以降、べっ甲材料の輸入量は段階的に減っていきました。そして、日本が開催国となった第8回(1992年)締約国会議(加盟国で2,3年に一度開催される会議)が開催された年をもって、それ以降現在に至るまでべっ甲材料の輸入が停止されています。現在制作されているべっ甲製品は、その年以前に輸入した材料を少しずつ大切に使用しながら制作されています。

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

 

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