夏キモノにお勧め涼し気な江戸象牙透かし彫りかんざし2018・1
「販売中」(欠品・製作中の場合あり。在庫状況はお問い合わせください。)
今年も春辺りから、東京の伝統工芸品、江戸象牙のかんざしや扇子などをいくつかご紹介して参りました。どの品も今では材料も然ることながら、作り手(職人)も大変少なくなってしまった大変希少な和装小物(伝統工芸品)です。(2018.08.掲載商品)
そんな中、もう8月も半ばにさしかかろうとしておりますが、本象牙の手彫りの素晴らしいかんざしが、大小2種完成致しましたので、本日は大きい方をご紹介させて頂きます。
丁度昨年、武井咲さん主演の”黒革の手帖“でご協賛させて頂いた象牙かんざしに似ておりますが、二回りほど大きなかんざしになります(武井咲さんのお顔(頭)はとっても小さいです。まさに八頭身、九頭身です)。
▼「夏におすすめ本象牙製唐草模様透かし彫りかんざし|東京メトロ銀座線・黒革の手帖号|武井咲さん。」2017年07月31日号(外部サイト・アメブロへ→)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20170731.html (外部サイト・アメブロ→)
うら側の足の部分に象牙職人「成之」の落款が彫り込まれています。
象牙を用いたかんざしなどの和装小物をご紹介するときに、良くお話しさせて頂いていることですが、象牙の場合、大きさが大きくなればなるほど材料取りが難しくなり、価格も倍々、または二乗で高額になっていきます。
べっ甲の場合、ご存知の通り、熱により変幻自在に曲げることが出来ますが、象牙の場合はそうはいきません。ではどうやって…?!
大きな直方体の材料から、この丸みを帯びた状態を削って、削って、彫り出していくのです。そのため板面が大きくなればなるほど、また丸みの角度が大きく(鋭角)なればなるほど削り落とす部分が多くなり、結果、先ほどご説明したように、ミリ単位で価格も倍々、場合によっては二乗で高額になっていきます。
ちなみに、このかんざしを製作するにあたり、透かし彫りの部分も含めると、元の材料のおよそ半分以下の目方になってしまいます。
・本象牙花唐草透かし彫りかんざし【hpkzc180809-1】¥680,000+税
(本象牙/手彫り/象牙職人:成之)
(大きさ:約縦133㎜、横80㎜、厚み3.0~5.0㎜)
▼近日、もう一種(右側の小振りなかんざし)もご紹介させて頂きます。
▼「黒革の手帖・第2話|武井咲さん|七色に輝く希望・幸福の石オパール付ホワイトゴールド製かんざし。」2017年07月28日号(外部サイト・アメブロへ→)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20170728.html (外部サイト・アメブロ→)
※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工費などにより価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。
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