尺籠2018-1|籠付き巾着、舞扇が収まる1尺長の正絹巾着
「完売」
先月、久しぶりに紳士用の信玄袋(合切袋)をご紹介しましたので、本日は婦人用の尺籠(しゃくかご)をご紹介させて頂きます。と、思って、前回はいつ頃ご紹介したかと調べてみたら、どこをどう探しても過去記事から尺籠の記事が見つかりません。もしかして、WEB上でご紹介するのは初めて?!
確か5,6年前かそれ以上昔?!いずれにしても随分前にご紹介したことがあったかと思っていたのですが、もしかしたら何かの機会に、イメージ的にさらっとご紹介しただけだったのかもしれませんね。
その時々によりお取扱量が変わりますが、かなめ屋では通年を通して尺籠をお取り扱い(製作)しております。この度、ある程度まとめて制作致しましたので、順次ご紹介させて頂きます。
余談ですが、最近は”尺籠“と呼ばずに、”尺かご巾着“とか、”籠付き巾着“とか、様々な呼び名があるようですね。本来尺籠とは、芸者さんや舞妓さんがお持ちになる籠で、踊りの時に使用する舞扇をこの籠に納めて持ち歩かれます。この舞扇がすっぽり収まる長さが約一尺(約30.303センチ)なので、”尺籠”(しゃくかご)と呼ばれています。(2018.08.掲載商品)
籠の底はこのような感じ。縦横に補強がなされています。
また、一番重要な箇所はココ!
籠の底の四隅には”虫“と呼ばれる特殊な補強が施されています。最近世に出回っている尺籠、または普通の籠には、この”虫”が付いていなかったり、簡略化された補強がなされているものが多くなったように感じます。
この”虫”の有無により、尺籠の”強度”、すなわち、”持ち”がまったく違ってきます。
▼反対側
・尺籠(梅/末広柄/淡ピンク系色)【hpb180813-1】¥30,000+税 【完売】
(巾着:正絹、籠:竹製(茶色系/虫付き))
(大きさ:約横:300㎜、縦:125㎜、高さ:160㎜~180㎜(竹籠部高:40㎜)※)
※中に何も入れないときは、正絹の裂地部分はすっぽりと籠の中に納まります。
▼尺籠2018、順次ご紹介させて頂きます。
▼「本物志向の印伝信玄袋2018|菖蒲文様(勝負、尚武)信玄袋」2018年07月掲載商品
https://www.kanameya.co.jp/item/2018/07/2018-17.html
▼「市松模様の本場筑前博多織正絹信玄袋|東京2020オリンピック公式エンブレムのモチーフ柄の信玄袋」2016年05月27日号(アメブロ→)
https://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160527.html (アメブロ→)
▼「和装バッグ(婦人用/紳士用)」まとめ
銀座かなめ屋では、オリジナル和装バッグもお取扱いして御座います。礼装用、準礼装用のボストン型バッグ(利休バッグ)が中心ですが、セカンドバッグや普段使いの和装手提げバッグなども取り揃えております。
特に準礼装用のバッグは、呉服問屋などからバッグに向きそうな柄の帯を仕入れ、手前どもでお仕立てをしてオリジナルバッグとして販売しております。また余った残布などでオリジナル名刺入れなどの小物も制作しております。
6月頃からは、浴衣のシーズンに合わせ、男性用の信玄袋(年中商品)や、女性用のお洒落で涼しげな籠(かご)や巾着などの品揃えも充実致します。お近くにお越しの際は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
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