2017.04.18
本珊瑚桜満開浮き彫り帯留
本日は昨日に引き続き桜の花をモチーフにした帯留をご紹介させて頂きます。今では大変希少な本珊瑚に、素晴らしい満開の桜の花を浮き彫りで立体的に仕立てた贅沢な逸品です。 実はこの帯留、ある取引先の保管棚の一番奥の引き出しの中に長年眠っていたお品物です。過日その取引先に伺った折、こんなものがまだあるけれど...、と、社長さんが奥から出して見せて頂いたものです。 これだけの逸品はもう材料も然ることながら、恐らく職人も居なくなってしまったのでもう作れないけれど、今後腕の良い若い職人が万が一現れた時の参考品として、長年大切に保管していたものだそうです。(2017.03.掲載商品) ▼「珊瑚の帯留|稀少な板珊瑚のシンプルな帯留。洒落物の訪問着から普段のお着物までお勧めな贅沢な帯留」ブログ2016年02月08日号 http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160208.html ▼「珊瑚の帯留|大変希少な本珊瑚に、松竹梅の彫りを施した御目出度い帯留。お正月や御目出度い機会に。」ブログ2015年11月12日号 http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20151112.html (さらに…)
2017.04.18
白檀象牙扇子2017-2|白檀象牙春秋市松螺鈿金蒔絵扇子
今年の初め、『年明け早々、旧年の疲れが出たのか体調を崩して...、あまり無理せずスロースタートして参ります。』と、今日ご紹介する白檀象牙扇子2017の第一弾をご紹介させて頂いたときに、『他にも2種ありますので後日ご紹介させて頂きます』なんて言っておきながら、あっという間に3か月が経ってしまいました。(2017.04.掲載商品) さて、そんなこんなで、1月にご紹介させて頂き、先日の取材「よじごじDays」でTV画面にもチラッと流れた「白檀象牙カラー洋唐草模様螺鈿金蒔絵扇子」もTV放映前に【完売】してしまいました(有難う御座います!)ので、本日はその第二弾をご紹介させて頂きます。本当に様々な伝統工芸の職人さんたちのご協力があってこそ、やっと完成した唯一無二の逸品です。(2017.04.掲載) 第一弾の「白檀象牙カラー洋唐草模様螺鈿金蒔絵扇子」(6寸5分/約18㎝)に比べ、一回り大きな7寸(約20㎝)の大きさになります。 (さらに…)
2017.04.18
白べっ甲麻の葉文様透かし彫りかんざし
幾度となくブログに書かせて頂いていることですが、この時期は、和服で結婚式にご出席されるご予定のお客様のご来店、お問合せがとても多くなります。中でも一番多いのは、やはり留袖をお召しになられる新郎新婦のお母さま、ご親族。序で、ご姉妹、ご友人、そしてご招待されたお客様で、振袖や訪問着などの礼装、準礼装のお着物をお召しにならりご出席される予定のお客様方です。 勿論すべてのお客様がべっ甲製のかんざしを探してご来店になるわけでは御座いませんが、それでもやはり半数近くのお客様は本物志向のべっ甲かんざしを取り扱う店舗、専門店を色々と探され、かなめ屋に辿り着かれているようです。ただ、今は昔と違って、一般的なライフスタイルやモノに対する価値観も時代と共に多様化しています。お客様お一人お一人からのご要望(ご予算、お立場、TPOなど)をお伺いしながら、べっ甲製、銀製、また比較的お求めやすいプラスチックや真ちゅう製を問わず、それぞれ常時店頭に並ぶ、数百種類の品揃えの中から、お客様のご要望に一番叶ったかんざしをお勧めさせて頂いております。どうぞお気軽にご相談ください。(2017.04.掲載商品) (さらに…)
2017.04.18
べっ甲螺鈿金蒔絵櫛と櫛止め
昨日ご紹介しました古典的なかんざしの一つ「平打ち」の記事が、思いのほか好評の様でしたので、本日も引き続き、今ではほとんど制作もされなくなった日本髪用の櫛をご紹介させて頂きます。 制作されなくなったと言え、今でも決して作れない訳ではないと思うのですが。やはり需要と供給の問題で、お挿しになる方、お求めになる方が少なくなるにつれ、べっ甲製の櫛を専門に制作していた腕利きのべっ甲職人も今ではほぼ絶えてしまいました。(2017.03.掲載商品) ▼「【贅を尽くした、昔の髪飾り、帯留】その4 簪(かんざし)のルーツ。」ブログ2012年10月20日号 https://ameblo.jp/ginza-kanameya/entry-11384195692.html ▼【贅を尽くした昔の逸品】まとめ https://ameblo.jp/ginza-kanameya/theme-10038279404.html (さらに…)