銀座の若旦那衆が集う・・・『蕎麦乃会』
忙し過ぎて猫の手も借りたいとはこのことです!

<べっ甲猫かんざし・大岡緑作(¥157,500)>
しかし、「気味」ならともかく、何でも「過ぎる」のはよくありませんね!「太り過ぎ!」に、「痩せ過ぎ!」、「忙し過ぎ!」・・・
余談ですが、毎日ブログ更新をしている方には本当に頭が下がります。写真貼って、きちんと内容のある文章書いて、ちゃんとやろうとすると非常に大変だということがよく分りました。まったく尊敬ものです!
そんなこんなのバタバタな毎日ではありますが、先週何とか時間を作り、
銀座の若旦那衆が集う『蕎麦乃会』に初参加してきました。
蕎麦をこよなく愛する銀座の若旦那衆が作った会で、ほぼ毎月会員がそれぞれ持ち回りで都内近郊を中心に美味い蕎麦屋を探し出し、そこで蕎麦を愛でながら懇親を深めるという趣旨の会です。私も以前より何度となくお誘いを頂いていたのですが、毎回平日夕暮れ時の結構早い時間から始まるので、9時半まで営業しているかなめ屋の三代目としては、なかなか参加出来ず、江戸っ子で蕎麦好きな私としては今まで断腸の思いでお断りし続けて来ました。
今回訪れた先は、日本橋の明治33年創業のとある老舗蕎麦屋。
そう大きくはありませんが、3階建てのその建物の最上階を『蕎麦乃会』で貸切!
集まった蕎麦好きの若旦那衆は、その数実に総勢20名!(いつもはもっと少人数なのだそうですが)
銀座で商売をしているということを除けば皆業種もバラバラで、物販あれば飲食業にサービス業にお医者さんまで居ます!皆、屋号を聞けば『あ~、あの有名な!』と言う老舗の若旦那ばかりです!
会は始まり、皆、呑むや喰うやで、怒涛の勢いで運び込まれる美酒と旨い肴が空になった器を残し次々と無くなって行きました。
まるでそこは蕎麦屋ではなく居酒屋?のような盛り上がり!
運び込まれる食べ物の量も結構ありましたが、問題はお酒!次から次へとなくなるお酒!仕舞いには宴半ばと言うのに、とうとう越乃寒梅、司牡丹は店の在庫がすべて底を尽き、配膳が追いつかないため、テーブルの上には次から次へと空いた徳利の山!山!山!店の徳利がすべて!3階に集結!?新たに出す徳利がなくなるんじゃないかと心配になっていたところ、誰かが、『何でもいいからもう一升瓶で持ってきて~!』とオーダーを出すも、そこは丁重に断られていまいました。
<とりあえず“盛り”一枚、二枚、といつの間にか三枚目へと・・・>濃い口のつけ汁に冷たいお蕎麦があとを引く。
そして会もそろそろ終盤、皆旨い酒と肴で身も心も満たされたころ、やっと本日の大トリ、蕎麦の注文です。
とりあえず「盛り」を○十枚!と「かけ」を適当に、それから鴨せいろに何とか黒納豆蕎麦に・・・・
これが銀座のパワー、銀座の若旦那衆の底力なのでしょうか!?(笑)
<何とか黒納豆蕎麦>旨かった! <蕎麦乃会会長、中締めの挨拶>
決して「呑み過ぎ」、「喰い過ぎ」にはなりませんでしたが(笑)、翌日体重計の目盛りが気持ち「・・・気味」だったのが少々気になった三代目でした。

<〆の蕎麦を完食後、満足して放心状態のとある会員>
<皆、身も心もご満悦、そして、二次会へと再び銀座へ向かう面々・・・>
ごちそう様でした!旨かったなぁ~!また是非参加したいものです!