『土』と『炎』の芸術“備前焼” 紫峰窯の加藤光治さん作陶展行ってきました!

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これら、活けられているお花は、加藤さんの奥さま、お嬢さまが茨城県の筑波山の麓の工房近くで、実際に摘まれてきたものだそうです。虫食いがあったり、香りも鋭かったり、備前焼きにはふさわしい野性味たっぷりの草木です。
昨年のブログ にも書きましたが、備前焼とは、六古窯といわれている「瀬戸」、「常滑」、「丹波」、「越前」、「信楽」、「備前」の中で、最も歴史が古いとされています。
平安時代から鎌倉時代にかけて、その原型を整え、室町時代の茶道の文化の発展とともに世の中に広まったとされています。いわゆる茶道の「侘び」「寂び」の境地に通じる無釉の素肌、素朴な味わいが特徴です。
また、備前焼は釉薬(うわぐすり)などの薬剤を一切使わず、『土』と『炎』からのみ生み出されます。
窯に置いた場所や中に積もった灰や藁(わら)などによって微妙な焼き目が出ます。窯の高温に近いところに置けば表面の土や灰が熔け、ガラスのような光沢が生まれます。窯の下の方や薪の近くに置けば積もった灰が表面に付き、これまた絶妙な風合いを生み出します。
でもって、花器や食器もいいのですが、やっぱり私に語りかけてくれるのは・・・、
酒器です
(笑)
今回は、今まで私が持っている備前とはちょっと違った雰囲気の、性格の濃い酒器(ぐい呑)を2つ頂きました
この加藤さんの作陶展は、今度の日曜日、6日まで開かれています。ぜひ、紫峰窯・加藤光治さん の『土』と『炎
』の芸術
“備前焼”をご覧になって見てください
紫峰窯
<加藤光治 作陶展>
2011年2月28日(月)~6日(日)
11:00~19:00(6日は16:00迄)