気くばり・・・!?、いや、それ以前の問題だなぁ・・・
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さて、過日ブログで『入船(いりふね)、『出船(でふね)』(6/8日号) のお題目で気くばりに付いて書きましたが、今日はそれに関連したことを少々。
私が時折読ませて頂いているある方のアメブロに先日こんなことが書いてありました。
ある日その方が、歩くことも座ることも不自由なくらいの大怪我をされたそうです。しかし仕事があるので懸命にも杖を付いて電車通勤。ただでさえラッシュ時の電車は五体満足な健康な人にとってもかなりのストレスを伴いますが、歩くのも一苦労な怪我人にとってはそれはそれは相当なエネルギーを消耗することでしょう。
で、ここからが本題です。
歩くのも一苦労な彼はいつもより早めにご自宅を出て最寄り駅へ、しかし早めに出てもそこは都心の通勤電車、空いている席はなく、仕方なくあちこち包帯を巻き杖を持ったままの彼はでドア横にもたれ立つ、
少しは電車のゆれに抵抗ができるかも・・・・・。
しかし、いつまで経ってもその痛々しい彼に席を譲ろうとする者は現われない、
電車はガタンゴトンと駅から駅へと走り続ける、
数十分後?、目的の駅に到着・・・・・しかし彼はずっとドア横に立ったままだった・・・。
そして、そんなストレスフルな電車通勤が続き1週間・・・・。
その間、彼に席を譲ってくれたのは驚くことにただの1回だけ!だったそうです。
しかも!譲ってくれたのは80歳ぐらいの杖を付いたおばあちゃん!が途中駅で下車したときに自分の座っていた席を彼に譲ってくれたのだそうです。
世も末だねぇ・・・、
同じような光景を実は私もよく見かけます。今朝の通勤電車でもご高齢の背中の丸まったおばあちゃんが必死で手すりにしがみついているにも関わらず、すぐ前にお座りの5,60代の元気そうなおばちゃん軍団も、反対側にお座りのアラサー、アラフォー世代のお兄さん、お姉さん方も、残念ながら誰も席を譲ろうとするお方は居ませんでした。
気付かなかったのかも知れません、また、座っている側の主張もあったことでしょう、やっと座れたとか、疲れていたり、寝不足だったり、声をかけるのが恥ずかしかったり・・・、しかしどんな理由があるにせよ、お年寄りや体の不自由な方にはやっぱり人として席を譲るぐらいの『常識』と『勇気』、そして周りを見る、気にかける『余裕』をもってもらいたいものだと思いました。
しかし最近は本当に性別、年齢に関係なく、周りに(他人に)無関心な日本人が多くなったなぁと思います。やっぱりみんな自分のことでいっぱい、余裕がないのかなぁ!?
一日一膳、思い切って席を譲ってみたら、きっといいことあると思うよ。そういうのって、結構回りまわっていつか自分にも帰ってくることだから。
ありゃ、またこんな時間!今日こそはブログを更新しようと思っていたら、日中からバタバタ忙しく、また夕方から閉店時間までご贔屓のお客様から珍客まで、色んなお客様がご来店され、結局今日もブログを書き始めたのが閉店後。う~ん、忙しいのは何よりですが、疲労困憊気味の三代目としては、たまにはベルさっさで帰りたいものです。
○っ○○○さん、お大事に!
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