お問い合わせはこちら

続・はまりました!そしてよかった!『新参者』、『同窓会』、そして涙、涙の『MOTHER』・・・

いやぁ~、お陰様で毎日忙しく、ちょっと疲労困ぱい気味なあせる三代目ですが、ご来店いただきました沢山のお客様、誠に有り難う御座いますアップ
そんなこんなの相変わらず慌ただしい毎日に追われているお陰で、どうしてもブログを書く時間がありませんあせる閉店後も店に残って残務整理やら何やら、ブログを書かなくちゃと思いながらも、書き終わる前に、あっ!?電車がなくなる時刻あせる7/1のブログ 通り、またまた遅い夕(夜)食ナイフとフォークそして睡魔ぐぅぐぅに襲われ、“コテ寝ぐぅぐぅの繰り返しですあせる毎年この時期は仕方ないんだけどねあせる



 
それにしても不景気と言う割には、遅い時間帯の電車は、お酒の入った人たちでいつもスゴイ混みようですDASH!DASH!DASH!シラフでしかも疲れた身体にはめちゃくちゃ堪えます叫び

銀座かなめ屋のブログ-小さな癒し

 <銀座八丁目・御門通りの小さな植え込み、でもコンクリートジャングルの中では大きな癒しです。>
 
さて、先週に引き続き、今日は涙、涙の最終回だった『Mother』 のお話し。皆さん御覧になりましたか!?主人公「鈴原奈緒を演じる松雪泰子さん もいい味出しながらの名演技でしたが、もう1人の主人公「怜南(つぐみ)」を演じたあの子役、芦田愛菜ちゃん も迫真に迫った本当にすごい名演技でしたねぇ!お陰で泣かされちゃいました汗

銀座かなめ屋のブログ-水牛・帯留

                        <手彫り・水牛帯留>

物語のキーワード母性』、そして『このドラマを、すべての女性たちへ捧げます』『Mother』
のHPには書いてあります。

私も同じ子供を持つ1人の親として、このドラマを通じ、本当の「母(親)」「子」の繋がり、あり方とは?そして残念なことに最近頻繁にTVや新聞などで見聞きするようになってしまった家庭内における「児童虐待」1人の親として、「人」としても今一度深く考えさせられたドラマでした。

「児童虐待」その背景にはひと言では言い尽くせない様々な問題があると思います。その一つとして「人の弱さ」があると思います。このドラマではそんな「人の弱さ」と、そして「強さ」を私は見ました。

語は、30代半ばに差し掛かった、大学の研究室で働くある1人の独身女性松雪泰子さん)。ある日その研究室が突然閉鎖され、仕方なく近くの小学校の先生になる。担任になったクラスで身体にいくつかの「痣(あざ)」のある1人の女生徒(芦田愛菜ちゃん)と出逢う。どうやら家庭内において児童虐待を受けている様子だが、自身を含め周りの大人たちは見て見ぬ振り、面倒なことには関わりたくないと言う態度。しかし最初は無関心だった担任教師もだんだんとその女生徒のことが気になり出し始める。そんなある日の夜、雪が降る寒空の下、女生徒の家の外にゴミ袋に入れられ、半ば捨てれた状態のその女の子を発見する。このことをきっかけに先生はある決断をするビックリマークそう、学校を辞め、その子を誘拐し、その子の本当の「母親」に成りすまし一緒に逃亡の旅に出ることを。波乱万丈の逃亡生活の中、次第に“本当の”「母」「子」の関係がお互いに芽生え始めてくる。しかし、様々な人たちに助けられながらの逃亡生活も次第に追い詰められ、とうとう逮捕・・・、その後色々な事があり、女の子とは「一通の手紙」を渡し引き離されてしまう・・・。

銀座かなめ屋のブログ-小さな癒し

            <同じく小さな植え込み、綺麗な緑が眼に優しく沁み入ります。>
 
多くの一般的なご家庭では、専業主婦のお母さんたちがお子さんたちの面倒をみていることと思います。もちろん子煩悩な家族思いのお父さん沢山いらっしゃると思うのですが、仕事の合間を縫ってお子さん達の面倒をみるにしても物理的にその時間には限りがあります。また、二世帯同居でお祖父さん、お祖母さんと一緒に暮らしているご家庭であれば、例えお母さんが働きに出ている「共働き」世帯でも、近くに面倒を見てくれるご家族がいます。
しかし近年の景気低迷を背景に専業主婦だったお母さんたちも自ら働きに出るようになったり「核家族化」が当たり前のようになってしまった現代では、近くに近親者も居ない。また、マンション住まいのご家庭では、“お隣さん”の名前すら知らないなどと言う大変希薄なご近所関係が残念ながら進んでいます。さらに追い討ちをかけるのが近年の「離婚率」の上昇。大きな社会問題にもなってきています。
そこでいつもしわ寄せが来るのは小さな無力な子供たちです。
 
このドラマでは、産みの母親は子供が小さかったときに、ご主人を亡くし、女手一つで可愛いわが子を育てていました。最初は、本当に仲のよい親子関係でしたが、相談できる親しい友人も少なく、親戚からの援助もなしに女手一つで働きながら子供を育てていくことは非常に大変なことです。そしてそれは「ストレス」、「寂しさ」、「弱さ」という形で表面化してくる。そんなある日、ひょんなことからある若い男性と同棲を始める。しかしその男性が女性の子供を虐待し始める。そのことに徐々に気づいて行く母親だが、日頃の「ストレス」、「寂しさ」を埋めてくれる(と勘違いしている)その男から離れられず、可愛い我が子に対するエスカレートしていく虐待を見てみぬ振りをしていく。正に「人の弱さ」が露呈してしまう。
人はやっぱり1人では生きていけないんですね。
どことなく前回書いたブログ の『同窓会』 にも繋がることがあるかもしれませんね。

そして、感動の涙、涙の最終回、先に書いた「一通の手紙」ですが、主人公の元教師が、女の子
(つぐみ)に渡すとき
、こう言いました。『二十歳になったら読んでね』

12年後のつぐみへ…渡り鳥がどうして迷わず目的地に辿り着けるのか?例えば鳥たちは星座を道しるべにするのです。…鳥たちはそれをひなの頃に覚えるのです。ひなの頃に観た星の位置が鳥たちが生きる上での道しるべとなるのです。…逢うことを許されない私たち、母と娘を名乗ることの出来ない私たち、それでも私は信じています。いつかまた私たちが再び出逢えることを、いつかまた手を取り合う日が来ることを、私と母が30年の時を経て出逢ったように、幼い頃に手を取り合って歩いた想い出があれば、それはいつか道しるべとなって、私たちを導き廻り会う、…二十歳になったつぐみ、アナタは今どんな女性になってるでしょう。…
あなたに逢えてよかった、あなたの母になれてよかった、…アナタとの明日を笑顔で待っています、…愛しています、母より。
 
皆さんはどう感じましたか・・・!?
こちらも観れなかった方は、再放送か、DVDも発売されるそうなので 、是非御覧になってみて下さい。



Page Top