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銀座 かなめ屋

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  • 2016年9月16日
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べっ甲幾何学模様鈿金蒔絵かんざし(小)2016

2016.09.16

べっ甲幾何学模様鈿金蒔絵かんざし(小)2016

  モダンで大変きれいなべっ甲かんざしをご紹介させて頂きます。様々な表情を見せる金蒔絵と螺鈿、そして截金(きりがね/かね)、様々な伝統工芸の技が一本のかんざしに集約された、大変見事な準礼装用のべっ甲かんざしになります。(2016.09.掲載) かんざしの側面、峰から足の中央付近にかけて、黒漆をベースに【截金】という手法の装飾が施されています。   【截金(截箔)】(きりがね/かね/はく)とは、金、銀、プラチナなど薄く伸ばしたものを、線、丸、ひし形など、様々な形に切り出して、漆などの溶剤で張り付ける装飾技法を言います。古くから仏像や高級美術品に用いられている技法のひとつです。   また、こちらのかんざしには贅沢に、純金(24K)、しかも通常用いられるものより厚手の材料(約0.04㎜)を使用しています。べっ甲の表面に【黒漆】を用いて貼り合わせ、研ぎだしながら固定させていきます。これは余程のことがない限り、剥がれ落ちることは御座いません。   【黒漆】とは、漆が鉄分により黒色に変化する性質を用いて、鉄や鉄を含んだ化合物を混ぜて作ります。古くは、鉄漿(おはぐろ)などにも用いられていたようです。   《2020年版の新作はこちらから》 (さらに…)

白檀扇子2016|手描き紅葉の図×総白檀

2016.09.16

白檀扇子2016|手描き紅葉の図×総白檀

  大変希少な総白檀扇子の扇面に、色鮮やかな紅葉を手描きした大変贅沢なお扇子をご紹介させて頂きます。昨年同様の総白檀扇子で、桜の図をご紹介させて頂きましたが、その秋バージョンになります。 「桜の図」の白檀扇子は全体に、パールの粉を用いて春らしい光のイメージを醸し出しました。そして、本日ご紹介させて頂く「紅葉の図」の扇面には、全体に金粉を撒いて、秋の陽射しを表現しています。光の加減、角度により煌びやかに輝きます。(2016.09.掲載) (さらに…)