■6年目の3.11|3.11備忘録|「なぜ?」を問い返すために、東日本大震災(3.11)。
先日、息子の卒業式に出席した折、登壇された先生がお話しされていたことに、深く共感したことがあったので、6年目の3.11の備忘録として、ここに書いておく。
『君たちが生まれたのはちょうど世紀末、そして君たちが本校に入学したのはちょうど6年前、東日本大震災から6年が経ちます。君たちにとっても最も衝撃的な出来事だったと思います。…君たちが生まれた後、大きな出来事が3つありました。
・2001年、9.11、アメリカ同時多発テロ。
・2008年、9.15、リーマンショック。世界同時金融危機。
・2011年、3.11、東日本大震災。大津波、福島原子力発電所の崩壊。
9.11はその背景に宗教対立など。9.15は、実物投資空間から電子金融空間への移行による歪みが危機を招く。そして、3.11は、近代科学技術への過信がもたらしたものだと言えます…
また広く世界に目を向ければ地球温暖化、森林破壊、生態系破壊、人口増加による食糧不足、さらに世界各地で地域紛争、民族紛争、宗教対立、政治的、経済的対立などあらゆるところで見られます。グローバリズムから反グローバリズムへの流れ…、今世界は不寛容に覆われつつあります…
(※不寛容(ふかんよう)とは、心がせまく、人の言動を受け入れないこと。他の罪や欠点などをきびしくとがめだてすること。また、そのさま。)
しかしこうした危機はチャンスでもあります。
物事が順調に進んでいるときには、人は続けて同じ考え方をします。しかし、危機に直面すると習慣化した考え方、行動のパターンを改めます。そして今まで人類は、多くの犠牲を払いながらも、歴史の転換点を乗り越えてきました。
これは人生においても同様でしょうが、危機こそ、チャンスの源泉です。その時には、先を見通した自己の利益のみを追求するのではなく、社会全体に対して責任を持つリーダー必要になります。
そして皆さんが、より良い社会を築いていくためのリーダーになるために、ぜひ、「なぜ?」を問いかけてほしいと思います。今ある現象が「なぜ?」起きたのか?起きているのか?或いは、「なぜ?」無くなったのか?価値判断においては、「なぜ?」良いと言えるのか?「なぜ?」悪いと言えるのか?自身については、「なぜ?」こう考えるのか?「なぜ?」こう行動するのか?と、常にこの「なぜ?」を問い返してほしいと思います…。』
「なぜ?」を問い返すために、あらためて、一年前に書いた記事を読み返す。そして、二年前、三年前、…、六年前の記事まで…。
http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20160311.html
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