■第91回・銀座くらま会|9月28日、銀座の若旦那、女将による邦楽同好会「からす組」の出番です!
銀座くらま会とは、銀座の旦那、女将による、邦楽を愛する会のことであり、銀座かなめ屋の創業者である私の祖父も、長年くらま会の正会員として舞台に立っておりました。その日頃のお稽古の成果を発表する会が1年に1度開かれています。
「会員はプロの芸人と違って決して上手に唄うことをモットーとしない。あくまでも素人であることを念頭に、各自の持ち味を生かして、楽しみながら、お互いを切磋琢磨して唄うことを主旨とする。」銀座くらま会主旨より
今までもこのブログに何度か書かせて頂きましたが、その「くらま会」正会員の子分(笑)に当たる、準会員、銀座の若旦那、若女将たちによる若手邦楽同好会「からす組」(←すべての方がからす組のメンバーと言う訳ではありません)と言うものがあります。私は今まで側面から少しお手伝いをさせて頂く程度では御座いましたが、とうとう五十の手習い(笑)ではありませんが、私も舞台に上がる事と相成りました。
からす組の出番は、時間にしてほんの10分程度、唄も端唄を2曲では御座いますが、素人故、この為に3カ月程前より毎週仕事を終えた後、夜間にお稽古をして参りました。
もしご興味のある方は、鑑賞は無料ですので是非ご覧頂ければ幸いです。(要チケット)
▼「第九十回・銀座くらま会|特別出演くらま会準会員・からす組最後の練習風景。新橋芸者も応援に!」
http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20140925.html(ブログ2014年09月25日号)
▼「第89回『銀座くらま会』。鞍馬天狗の帯留、銀座の昔の風景写真。【追記あり】」
http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20130924.html(ブログ2013年09月24日号)
【表紙】秋華:森田りえ子画伯、【扉】(題字):安田靫彦画伯。
▼「亀戸天神・菊まつり|見事な菊に囲まれて、可愛らしい七五三たちが可愛らしかったです。」
http://ameblo.jp/ginza-kanameya/day-20141120.html(ブログ2014年11月20日号)
・【第91回・銀座くらま会】
・【日時】:9月28日(月)
・【開演】:11:30
・【場所】:新橋演舞場
・【入場】:無料※
※)基本無料ですが、チケットが必要です。
※)からす組の公演は、午後4時頃を予定しておりますが、お時間は前後する場合が御座います。
「新橋演舞場」 東京都中央区銀座6-18-2
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[6出口]より徒歩5分
都営大江戸線 築地市場駅[A3出口]より徒歩3分
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/
▼第二部「特別出演くらま会準会員」(からす組) 十六時頃
端唄
~「獅子は」
~「さわぎ」
踊り
新橋若手藝者連中
▼【奉納「銀座くらま会」昭和四十年六月七日】
向かって右から4番目に、かなめ屋の初代店主「柴田兼秋」の名があります。(ブログTOPページにお写真が貼ってあります。) 兼秋は、当初清元を唄っておりましたが、後に一中節を勉強し、唄い始め、他の人に比べ比較的高音域がきれいに出せたこともあり、それなりに上手だったそうです。私も、まだ小中学生頃だったかなぁ?くらま会の度に、新橋演舞場の楽屋へ遊びに行った事を記憶しています。
そして、この写真。父から聞いたところによると、昔、くらま会の京都への旅行会か何かの時に、京都伏見稲荷大社へ奉納したものだそうです。当時は今と違って会員数も多く、旅行会やら何やらと、色々な大人の遊びも沢山していたそうです。それはそれで商売にも繋がり、いい時代だったのかも知れませんね。
▼鑑賞無料では御座いますが、入場にはチケットが必要です。
かなめ屋にも若干数では御座いますが、チケットとパンフレットが御座います。
もしご興味のある方は、お電話、またはメールにてお問い合わせの上ご来店下さい。
(※9/20~/23迄定休。弊社営業時間内で御手渡しが可能な方に限らせて頂きます。)
・白べっ甲菊彫りかんざし
(新作。後日改めてご紹介させて頂きます。)
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