■ナライの風吹く南伊豆の楽園、仲木「日入堂浜(ヒイリドウハマ)」・ヒリゾ浜へ・・その⑤殿羽根編
今日はその⑤「殿羽根」編です。
南伊豆の隠れた楽園、ここ仲木、そしてヒリゾがここまで有名になったのは、もちろん今までにご紹介してきた通り、たぐいまれないヒリゾの海の透明度(好条件が揃うと20~30メートル超の透明度)と、
色鮮やかなたくさんのサンゴや多種にわたる季節回遊魚
(熱帯魚)の豊富さがその一番の理由だと思います。
しかし、それだけではありません。
今日ご紹介するお二人を抜きにして、仲木、ヒリゾは語れません
殿羽根丸船長のかっちゃんと、双葉食堂の
双葉さんです。
殿羽根編・・・
かっちゃんは、「中木へ行こうよ 」という仲木、ヒリゾの素晴らしさを紹介するホームページを運営しています。内容充実、素晴らしい出来に、大抵仲木のオフィシャルサイトと誤解されますが、あくまでかっちゃんが個人的に運営しているサイトです。
ヒリゾ渡し期間中は、ほぼ毎日船の運行状況やヒリゾの海況をブログや掲示板にアップして、これから訪れる旅行者たちの無くてはならない貴重な情報源になっています。
また殿羽根丸という高速船の船長でもあり、シーズン中はヒリゾ渡しに船を出したり、仲木にある「マリンセンター 」で頼まれればダイビングボートの操縦もしています。そして本業は漁師です。
今回の旅行でもお世話になった「民宿・殿羽根 」はかっちゃんのお母様が切り盛りされているお宿です。小さな民宿でありながら大変人気で、シーズン中はなかなか予約を入れることが出来ません。
海に面する側は、津波除けの防波壁でがっちり覆われています。数年前の大型台風が来たときは、このすぐ前まで暴風雨に混じって波も押し寄せて来ました。
民宿・殿羽根からの眺め
中央やや右側に見える島が大根島、その左手前側のここからでは見えない場所にヒリゾ浜があります。
翌朝早起きして、息子たちと堤防で釣りに出かける。
今回の釣り成果は、あまりよくありませんでした。食べられない魚ばかりですべてキャッチ&リリース。
数年前、ここの堤防釣りで、アジやイワシが入れ食い状態だった経験を持つ息子たち、ちょっとがっかり気味です。(笑)
さっ、腹減った!宿に戻って朝飯、朝飯
このアジの干物が絶品でした!白飯が進みます
そしてこちらは晩飯。
豪快です
地魚の刺身、新鮮です
新鮮な海の幸が本当に美味い都会ではなかなか味わえない手作り感たっぷりな献立。しかも朝食も夕食も食べきれない程の量
。朝の干物も、夕食の刺身もエビも最高に美味かったです
ご馳走さまでした
以下の写真は、数年前息子たちがかっちゃんに釣りのご指導を頂いた時のスナップショットです。
『エサはこうやって付けてやると、魚が食いつきやすくなるんだよ』とか何とか。
そして忙しい中、最後には親切にも子供たちの目の前で釣った魚をさばいてくれました。
かっちゃん『釣った魚は、なるたけ食ってやったほうがいいんだよ。じゃなきゃ、せっかく釣り上げられた魚たちの命を粗末にすることになるからね。』
こういうたわいのない時間も大都会育ちの息子達には大変貴重な社会勉強です。
そんな優しいかっちゃんですが、今回の旅行では夕食後、他の宿泊されている方たち(お子様)と一緒に、特別に秘密の場所へカブト虫捕りに連れて行ってもらいました。
真っ暗な田舎道を車で行くこと15分ほど、それこそ真っ暗な、電灯ひとつない山の中へ・・・
懐中電灯の明かりを頼りに森の中へ・・・
おっ、なんかいたか?居ないなぁ・・・
おっ居た居た幹の裏側に
これはコクワガタかな?残念ながら家はカブト虫は捕れなかったけど、コクワのペアーをゲットすることが出来ました
田舎の子供たちにはなんてことないカブト虫捕りでも、大都会っ子には、なかなか経験の出来ない、これもまた大変貴重な体験だったと思います。改めて、かっちゃん、有難う御座いました
双葉食堂編・・・
と、続けて書こうと思ったけど、長くなりすぎたので次回に分けます。
次回、その⑥『双葉食堂』編、「仲木のもうひとつの魅力」双葉食堂、殿羽根、かっちゃんに続きます
賞味期限スレスレ?(笑)
・<予告編1>:『三代目、家族サービス兼ねて、南〇〇の楽園へ行って参りました! 』
・<予告編2>:『海中散歩・・・ 』
・<プロローグ>:『ナライの風吹く南伊豆の楽園、仲木「日入堂浜(ヒイリドウハマ)」・ヒリゾ浜へ・・① 』
・<海中編・前編>:『ナライの風吹く南伊豆の楽園、仲木「日入堂浜(ヒイリドウハマ)」・ヒリゾ浜へ・・② 』
・<海中編・後編>:『ナライの風吹く南伊豆の楽園、仲木「日入堂浜(ヒイリドウハマ)」・ヒリゾ浜へ・・③ 』
・<仲木編>:『ナライの風吹く、南伊豆の楽園 仲木、日入堂浜(ヒイリドウハマ)・ヒリゾ浜へ・・・④ 』