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べっ甲螺鈿金蒔絵かんざし2種|親子二代蒔絵師、一径・伯兆

2025.10.22

べっ甲螺鈿金蒔絵かんざし2種|親子二代蒔絵師、一径・伯兆

本日は秋らしい趣のべっ甲螺鈿金蒔絵のかんざしを2種ご紹介させて頂きます。大きさも形も異なる2種のかんざし。蒔絵師も異なりますが、どことなく螺鈿の使い方や色合い風合いなど、似たところが見受けられませんでしょうか。(2025.10.掲載商品) 実はこの2種のかんざし、左側の数珠を連ねたような小振りなかんざしが“お父様”の一径氏の作品。そして右側の葉っぱを連ねたような一回り大きなかんざしが、その“お嬢様”の伯兆さんの作品。そうです、この二つのかんざしは、それぞれ親子で蒔絵師をされている方のかんざしになります。 一径(いっけい)氏は、主にべっ甲製品への螺鈿を巧みに用いた金蒔絵で、その昔、名螺鈿蒔絵師と謳われた方です。弊社のWEBサイトでも氏の手掛けられたべっ甲かんざしや帯留を過去に多数ご紹介してまいりました。 伯兆(はくちょう/蒔絵師 伯兆Instagram)さんはお父様の一径氏に10年師事、その後独立。日本の大切な伝統工芸に携わる職人(技術者)が減少の一途を辿る中、現在では和装品に限らずその美しい螺鈿を用いた素晴らしい伝統工芸の技を生かして様々な作品作りにご活躍されています。 そんな親子の作品、一緒に撮影してご紹介させて頂きます。先ずはお父様の一径氏のかんざしからご覧ください。 (さらに…)