■第89回『銀座くらま会』。鞍馬天狗の帯留、銀座の昔の風景写真。【追記あり】
【第89回・銀座くらま会】
・日時:9月26日(木)
・開演:11:30
・場所:新橋演舞場
・入場:無料
「新橋演舞場」
東京都中央区銀座6-18-2
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[6出口]より徒歩5分
都営大江戸線 築地市場駅[A3出口]より徒歩3分 http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/
友人の「壹番館洋服店 」店主の新ちゃん、「銀座いせよし 」女将の千谷さん始め、銀座の若旦那、若女将衆が、大旦那、大女将衆に交じって、日本の伝統芸能を披露します。
当日の曲目は、
・端唄「木遺(や)りくずし」
(※木遣り歌とは、民謡の一つ。大木や岩を大ぜいで運ぶときにうたう仕事歌。木遣りくずしとは、江戸末期に、木遣り歌を三味線用に編曲した俗曲。明治中期にも流行。)
・端唄「さわぎ」
(※さわぎとは、江戸時代、遊里で三味線や太鼓ではやしたててうたったにぎやかな歌。転じて、広く宴席でうたう歌。)
ご興味のある方、お近くの方、はたまた物好きな方(笑)は、是非お足をお運びください!
私も客席から野次、もとい、応援(笑)させて頂くつもりです。
※)からす組の公演は、午後4時半ぐらいからです。
・鞍馬天狗帯留 (樹脂製/縦:約25㎜、横:約18㎜) 【ab130924-1】 4,620【完売】
※三分紐、四分紐対応。専用のケース付。
そして、
古い引き出しを整理していたら、こんなものが出て来ました。
奉納「銀座くらま会」昭和四十年六月七日。
向かって右から4番目に、かなめ屋の初代店主「柴田兼秋」の名があります。(ブログTOPページにお写真が貼ってあります。)
兼秋は、当初清元を唄っておりましたが、後に一中節を勉強し、唄い始め、他の人に比べ比較的高音域がきれいに出せたこともあり、それなりに上手だったそうです。私も、まだ小中学生頃だったかなぁ?くらま会の度に、新橋演舞場の楽屋へ遊びに行った事を記憶しています。
そして、この写真。父から聞いたところによると、昔、くらま会の京都への旅行会か何かの時に、京都伏見稲荷大社 へ奉納したものだそうです。当時は今と違って会員数も多く、旅行会やら何やらと、色々な大人の遊びも沢山していたそうです。それはそれで商売にも繋がり、いい時代だったのかも知れませんね。
写真の裏には、当時の会員の屋号が連なっています。残念ながら、すでに廃業して仕舞ったところもありますね。
そして下の写真は、現在の銀座ナイン (銀座8丁目と新橋1丁目の境にある高速道路下)近辺。
昔はここに運河が流れていました。ここから水上バスに乗って、浜離宮やお台場、浅草などへ行けたんですね。
追記)写真向かって左側の階段を上った左側の建物が、今のおもちゃの老舗専門店「銀座博品館TOY PARK 」。通り(現銀座通り)を挟んでその向かい側が天ぷらの老舗「天國 」さんです。二代目談。
追記)前方に見える橋を右側へ進んだ先が、今の銀座八丁目の並木通りだそうです。夜の銀座のメインストリートですね。10時の方向が新橋、1時の方向が皇居になるのかな。二代目談。
恐らく、この写真の向こう側辺りが、銀座かなめ屋のある銀座八丁目界隈になるのではないかと?
追記)突き当りに見える大きな建物は当時銀行だったそうで、現「ホテルコムズ銀座 」(旧三井アーバンホテル)です。そしてその脇の細い路地(かなめ屋のある通り、現見番通り )を挟んだ向かい側は老舗映画館「全線座 」。大昔、ここで宇宙戦艦ヤマトか、ゴジラの映画か何かを観たことがあるようなぁ??。今は、「銀座国際ホテル 」となっています。二代目談。
昔、父はちょうどこの桟橋辺りでよく釣りをしていたそうです。写真では分からないけど、きれいな流れだったのでしょうか?
時代を感じますねぇ。
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